続きと始まり
36件の記録
miki@mikis2025年12月31日読み終わった別々の場所で暮らす男女3人の日常。 「どうすればよかったのかわかるのは、 いつもそれが過ぎたあとだよね」 「言ってしまったことは消せへんよね」 「いつまでかわからへんまま続けなあかんって、 すごいしんどいことやね」 「だいたい、始めた人は片づけへんもんね」 今という時間も、いつかの続きで、続きの始まり。終わりの始まりであり、始まりの続き。 現在は10年後から見れば10年前で、 30年前から見れば30年後。 柴崎さんの丁寧な優しい文章で 自分の存在と、自分の位置を感じられる 読み納めにふさわしい本だった。








結城@aori2025年8月30日読み終わったaudibleオーディブルにて。 自分にとって読書は現実逃避なので、普段は現代日本が舞台のリアルな作品にはあまり手が出ないのだけど、この作品に関しては同時代でリアルタイムに触れることができて幸運だったと思う。 どこにでもある日常と災害、感染症、テロ、戦争、そしてまた繰り返す日常。 人も時間も出来事もつながり、続いていく。 読み終わって、閉じていた何かが開いて広がるような心待ちになった。 作中で登場するヴィスワヴァ・シンボルスカの『終わりと始まり』という詩集も読んでみたい。 朗読 林 柚月



タレ@miki_nike2025年7月30日読み終わった@ 喫茶 ニトわたしは小説を読んでいるとき、わりと現実逃避していることが多く、つらかった思い出などもあまり直視しないタイプなので、珍しい読書体験になった。 二つの震災、コロナを通過してもたしかに降り積もっていく日常。社会の閉塞感。どうしても抜けない小さな棘。再会できる人/できない人。回収されない伏線。圧倒的に現実だった。 作家という職業の、語り部としての側面を強く感じたし、当時の空気感を文学として残す貴重さも改めて感じた。






ふまそん@fumason2025年5月24日読み終わった⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ “なんとなく世の中は少しずつよくなっていくのだと思っていた。 より正確に言えば、自分がなにもしなくても、なにも言わなくても、よくなっていくと思っていた。誰かがちゃんとやってくれると思っていた。世の中はだんだんよくなってきてるとこもあるよねと言うときに、苦しんできた人や変えようとしてきた人のことをそれほど切実に考えてはいなかった。 いつかのあのニュースやできごとが今のこのことにつながっていて、いつかのあのできごとはもっと前の別のことにつながっていたと、自分が実際に経験してやっとわかりはじめた。”


チャトラビ@beekichi2025年4月5日かつて読んだ著者の小説を読んでいると、どこかにいる誰かの話を聞いて一緒に生きているような感じがする。 あの時自分もこんな風に傷ついたのかもしれない、怒っていたのかもしれないと思いながら読んだ。
阿久津隆@akttkc2024年12月21日去年の年末年始に読んでた本@ SHOZO 黒磯本店そろそろ年末だなー去年は何読んでたんだっけ、と振り返ったらこれだった。ショーゾー行って読んでた時間を思い出す。なんて年末年始にふさわしいタイトルだったんだろう。今年は何読むのかな。ベルンハルトの『石灰工場』を読みそうな気がしている。







はぐらうり@hagurauri-books2024年3月2日読み終わった別格だった! 今もどこかで暮らす人々の話。僕もすれ違っているかもしれない。すごい解像度かつそこに違和感がない。 言葉にできない感情を安易な言葉にせずに小説で描くってとんでもないな。 震災とコロナと戦争の小説が続々出てきている。それが現実だから。






























