終点のあの子 (文春文庫)

28件の記録
くらぱ@reads_MS2026年2月1日読み終わった「終点にたどり着くのはいつも一番乗り。それでも、すぐに追いつかれてしまう。こちらの顔をろくに見もせず、彼女たちは再び電車に乗りこんでいく。朱里にとっての終点は、向こうにとっては折り返しの始発駅に過ぎない。気づけば、細く消えていく電車を見つめ、無人の駅に独り残されている。」 映画見たから改めて読み直した。 映像美しくてエモーショナルで良かったけど、やはり原作を読むと、映画は独白が少ない分単にエモくてセンセーショナルな女子高生たち……(終)になってたなあと。 数年前に読んだ時も思ったけど、恭子さんが好きなんだよなー!自意識に振り回されるザ・JKな女の子で、繊細で、全能感に満ちていて……。 「嘆きの美女」にもあったように、人生は誰にとってもハードなんだって。 初めて読んだ時は自分も女子高生で、あるあるだよな〜と半分クラスメイトの気分だったのに、今や大学生すら子ガキに思えるおばはんである。悲哀。
chilly@chirirurirariru2026年1月28日読み終わった映画の広告で気になり購入 登場人物が多いけど、これって誰だっけって戻る事もほぼなく皆んなのキャラクターが立っていて読みやすかった。色んな登場人物の視点になるけど物語から置いていかれることもなくて、常に主軸になる子に私も同調している気分になった。 ただもっと若い時に、それこそ高校生や大学生あたりでこの本を読めたら良かったなと思う。今は少女たちの抱える嫉妬や劣等感は、おーかわいそうに、そうだね、辛いね、若いねー青春だよ、もっと悩みなさい👵っておば心が先行してしまうな笑 当時は私もきちんと感じていた醜い、けど儚くて美しい感情は大人になるにつれて忘れてしまったのだろうな。きっとそれも自分を守るための自己防衛で、周りに影響されすぎないことで心の安寧を図れる様になっているんだろうな。



- さみ@futatabi2026年1月23日読んでるとてもだいじな本。映画を観たので、帰りに読むためにあらたに買って行った。おなじ本を、あるとわかっていてもういちど買うのはこれがはじめてになった。時間のゆるすかぎり、1編めと4篇めを読んだ。はじめて読んだ高3のときの自分が、どんなに衝撃を受けて、自由な気持ちになったかすぐに思い出せた。よく昔にすきだった映像作品を観返したときに「あのときとは感性や倫理観がずいぶん変わってしまった」とぼんやりすることがあるけど、『終点のあの子』は今のわたしにとってもだいじなままで、この本をだいじに思った過去の自分は、数少ない「自分がみとめている自分」であるかもしれないなあとも思った。改めて読むと、短編なのもあってひとつひとつの展開がぐいぐいと速い。でも行間が性急に感じない、こちら側に読みをあずけすぎではと思うこともない。最近よく漫画や映画に(小説をあまり読まないからそうというだけ)速い、速い、とおいてけぼりにされていたけれど、この速さは心地よい……また十年経ってこの本を思い出すときには、はじめて読んでからのことだけじゃなくて、今日のことも思い出せたらいい。




Tasaka@Tasaka2025年12月9日読み終わったすごかった。どの子に対しても少しずつ共感できて、どの子に対しても少しずつ腹が立った。 恭子さんと保田さんにはぜひ同じ大学を受けてみてほしい…。

北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年10月28日読み終わった同性に対して憧れや、少し行き過ぎた嫉妬心を抱えてしまうとき、相手が異性だったら芽生えようのなかった感情なんだよなこれは、と思っていたたまれなくなる。いつまでもどこまでも性別に囚われている自分よ。





























