はつ恋
24件の記録
- 考えたい葦@the-well-read-reed2026年2月9日ラストが面白すぎた。 語り手が自分の初恋について手記にまとめたものを読むという形式の物語。 前半ではヒロインに陶酔し、理想化し、神聖視する主人公の様子がありありと表現され、ヒロインがファム・ファタールのように感ぜられる。 後半では理想化したヒロインが崩れていく様子、父親の信頼の失墜、そしてそれらを理解しえない子供である語り手、その三者三様な心の機微はとても丁寧で示唆的である。 ラストの老婆の話ではこれら三者が束縛からの解放とそれに対する恐れを端的に表現しており、評価が後半でガラリと変わった。 このタイトルからは想像のつかない物語であるがこの作品はたしかに『はつ恋』としか形容できないだろう。





夏しい子@natusiiko2025年3月20日かつて読んだ複数の男性から好かれる 小悪魔なジナイーダに恋する主人公。 もてあそばれていても、それでも夢中にならずには いられない。 そんなジナイーダが 誰かに恋をしたと察する主人公。 けれど、恋をしてからの ジナイーダは、男性たちを翻弄し、からかうだけの 遊びが減ったよう。 恋をして大人になり、そして人として 優しくもなったのではないだろうか。 そんな、彼女や主人公の心情が 分かりそして あってほしくない恋の行方に、一気に読んでしまう。 短いし、なかなか読みやすい文学作品。
RIYO BOOKS@riyo_books2021年1月24日読み終わった思想的な立場から言えば、青年時代から晩年に至るまで、終始かわらぬ西ヨーロッパ的知性の確固たる信奉者──いわゆる西欧派であったのです。
椎名崎@shiinazaki1900年1月1日読み終わったずっと積読になっていたものを突然思い出して読み出し、読了したもの。ジナイーダ嬢に魅力を感じるかどうかで読んでいる間のイライラ感が変わるであろうということが容易に想像できる話…なので、途中はなかなか進まなかったものの、終盤の「これが恋なのだ」のあたりでブワッと見方が変わり「これはいいぞ」となった作品。(2024年11月13日読了)





























