富士日記(中)
48件の記録
sgsw@89tapir892026年7月2日読み終わった上巻から読んでいると、季節も3回、4回と巡って、これは移ろい、出会いと別れの記録なのだと分かってくる。直接的に描かれるポコ以外にも、山の人たちとの交友関係もいつの間にか少しずつ出てこなくなる名前もあり。ガソリンスタンドのおじさん・おばさんは変わらずそこにいて、養豚の仕事に軸足を移していったノブさんの近況を教えてくれる。 恒例の湖上祭にも、年末年始を過ごしにも行けない年だってある。東名高速や中央道だって相次いで開通する目まぐるしく移ろう時代なのだから。 一回だけ登場する夫の泰淳発案で家庭内で流行っているというアジシオをお湯に溶かしただけのスープに強く心を掴まれたのでした。


いちのべ@ichinobe32026年2月21日読み始めた昭和四十一年十二月まで読了。 > この辺の女衆は、一年の終りのパーマネントを充分にかっちりとかけ、つやつやとかたくセットして、ネットをかぶり、寒さで紅潮した顔は湯上りのよう。もんぺにセーター、その上に綿入ればんてんを着てふくらまっている。(昭和四十一年十二月二十九日より) 年の瀬のこの情景描写が素敵だな、と思っていたら、その後この人たちと同じ薬局に入店したため、彼女らが買ったものまで記録していて、流石の百合子。 > 今年は伊達巻をよく調べないで、安いのを買ってしまった。うっかりした。伊達巻を食べるのが、この世の楽しみの一つである私なのに。(昭和四十一年十二月三十一日より) 昭和四十一年の締めが安い伊達巻を買ってしまったことへの嘆きだったの、良かった。

temachatowaltz@temari2025年3月24日買ったかつて読んだ好きな作家武田家のお献立も日記に書いてあって おかゆにバターとかコンビーフ茶漬けとか ほほぉ~とね。 ふかしパン(ベーコンと玉ねぎ入り)とか ポークチャップはウチも小さい頃お母さんが作ってくれたなーとかね。























































