葬祭ジャーニー 世界の「死」をめぐる、びっくりするような風習と儀式
葬祭ジャーニー 世界の「死」をめぐる、びっくりするような風習と儀式
アニタ・イサルスカ
ナショナル・ジオグラフィック
Lonely Planet
高崎拓哉
日経ナショナルジオグラフィック社
2025年8月9日
23件の記録
はな@hana-hitsuji052025年11月18日読み終わった図書館本図書館で借りた崖に棺を吊るすのは、墓荒らしを防ぐのと、死者を少しでも天に近づけるため。 西洋は防腐剤を使って死者の身体をとどめる。東洋は腐敗や変化を受け入れる。 亡くなった人をどのように扱うことが冒涜にあたるのか、野蛮とは一体何か。 土葬より火葬の方がコンパクトだから省エネかと思いきや、その時排出されるCO2も甚大、問題。 鳥葬や自然葬は人間が生物の頂点などでは決してなくて、この世界のサークルの中の1つだと立ち返らせてくれそうだと感じた。 宗教によっては死んだらおしまい、と考えたり、死は道の途中と定義しているものもある。 ゾロアスター教は知っていたけどジャイナ教は初耳。知りたい。









はな@hana-hitsuji052025年11月15日読み始めた図書館本図書館で借りた日経ナショナルジオグラフィックの本。 「喪失の悲しみは世界共通 乗り越え方は千差万別」の帯に惹かれる。 レイアウトが雑誌みたい。 ページ上部の文章は下部の文章につながっていかず、次のページの上部に記載。 下部の文章はそれとは別のエピソード?記事として載っているから、ページを行ったり来たりしながら読んでる。 縦書きと横書きの文字が同じページに大きな写真と共に散りばめられていて面白い。 色んな国々のお葬式。死者を掘り起こして服を着替えさせてまた埋葬するとか、悲しみの感情をありったけ表現するとか、仮装したり踊ったり、オリジナルの棺桶を作っている。 故人の良い部分だけでなく困ったところや悪癖も墓標に刻んだり。 死を意識することは生について考えることに繋がると思う。 この世とあの世の間にもグラデーションのように滞在する世界があるのか? 今の所、自分なら散骨を希望している。 葬式詐欺のニュースや遺体に手を出す人のニュースを見聞きすると、葬式もしなくていいと思ってしまう。 死んだ人の気持ちや感覚は死んだことないからわからないが、生きてる人が最後の最後で1ミリでも嫌な思いをして欲しくない。 そしてパソコンやスマホ、契約しているサブスクなんかは、突然死んだらどう処理してるのだろう?と現実的なことを思わず考えてしまう。その意味においては余命を宣告される病に罹る方が終活しやすい気もする。 先日読了した「口の立つやつが勝つってことでいいのか」に「永遠の命を得たらその感覚は有限の命を生きるものとは違うので、もう生きていたくないみたいな描写の物語が多いけれど果たしてその感覚になるだろうか?」みたいな文章を思い出す。 今の自分の条件で考えると、無限の命はそれはそれで怖いと思うのかもしれない。 でも無限の命を持った時の感覚が今と同じかはわからない。 宇宙の中でたった1人になった永遠の命を持つ人が、星が生まれて、生命が誕生し、文明が発展してついに宇宙から帰還したという話を引用していたので、その本も読んでみたいな。








































