自省録(マルクス・アウレーリウス)

28件の記録
- まと@maatoo0_zzz2025年4月11日読んでる第二巻 1-5 1『人にたいして腹を立てたり毛嫌いするのはとりもなおさず互いに邪魔し合うことなのである。』 2『現在与えられているものにたいして不満を持ち、未来に来るべきものにたいして不安をいだくことを許すな。』 5『すべての偽善や、利己心や自己の分にたいする不満を捨て去ればよい。』 自戒の念がすごい...これがストイック...。
- まと@maatoo0_zzz2025年4月7日読んでる第1巻 11-15 12『緊急な用事を口実に、対隣人関係のもたらす義務を絶えず避けぬこと。』 14『親切をほどこすこと、すすんで与えること。希望を持つこと、友人の友情に信頼すること。』 15『目前の義務を苦にせず果すこと。』『慈善をなし、寛大であり、真実であること。』 「果す」を「おおす」と読むのを初めて知った...。 成し遂げるの意らしい。
- まと@maatoo0_zzz2025年4月6日読んでる第1巻 6-10まで 6『つまらぬことに力をそそがぬこと。』 7『注意深くものを読み、ざっと全体を概観するだけで満足せぬこと。』 8『ひとに説明するとき短気を起こさぬこと。』 9『親切であること。』『多くの知識を持ちながらそれをひけらかさぬこと。』
- RIYO BOOKS@riyo_books2023年10月28日読み終わった身体、霊魂、叡智、身体には感覚、霊魂には衝動、叡智には信念。感覚を通して印象を受けることは家畜どもにも見られる。衝動の糸にあやつられることは野獣や女のような男やパラリス(ファラリス)やネーロー(ネロ)でもやる。また義務と思われることに向って叡智を導き手となすことは、神々を否定する者や、祖国を見棄てる人間や、戸を閉めてから万事を行う連中でもやることだ。 さてもしすべて他のことは以上のものに共通だとすると、善い人間に特有なものとして残るのは、種々の出来事や、自分のために運命の手が織りなしてくれるものをことごとく愛し歓迎することである。また自分の胸の中に座を占めるダイモーンをけがしたり、多くの想念でこれを混乱させたりせずに、これを清澄にたもち、秩序正しく神にしたがい、一言たりとも真理にもとることを口にせず、正義に反する行動をとらぬことである。そして自分が誠実に、謙遜に、善意をもって生活をしているのをたとえ誰も信じてくれなくとも、誰にも腹を立てず、人生の終局目的に導く道を踏みはずしもしない。その目的に向って純潔に、平静に、何の執着もなく、強いられもせずに自ら自己の運命に適合して歩んで行かなくてはならないのである。