消費される階級
29件の記録
読書猫@bookcat2026年2月12日読み終わった(本文抜粋) “加齢によって余儀なくされる様々な衰えを自覚した者にとって、艶やかな髪や弾力のある肌を目の当たりにした時に感嘆の声をあげるのは、自然な反応ではあるのです。しかしあまりに若さを寿ぐ声が強いせいで、年をとることに対する忌避感が強まりすぎている気も、するのでした。” “「若い」は、年齢が低いことを形容する言葉です。が、年齢が高いことを示す言葉は、「老いる」「老ける」のように、動詞。このことは、人は年をとることはできるけれど、決して若くなることはできないという事実を示しています。” “おたくの人々の多幸感の源は、「好かれる」ことに無関心、というところにあるのではないかと、私は思っています。思う存分に「好く」ことさえできれば、好かれなくてもおたく達は平気。” “美を追求する活動は、昭和時代よりもずっと先鋭化しています。かつては、「自分が他人からどう見えるか気にしている」との感覚を持つのは恥ずかしいこととされていましたが、誰もがネット上に自分の姿を晒すようになってその見栄えが問われるようになると、そのような感覚を持つのは当然のことに。と言うよりも、「より美しく自分を見せる」という行為が、マナーの一環のようになってきたのです。”
食いしん坊ちぇりぃ@yummyyummycherry2026年2月5日流し読み身分や階級みたいなわかりやすい序列がある方が、色んなことをそういうものだと諦められて上昇志向がない人にとっては心理的に楽だったりしそう。でも、そんな社会的な階級は今はもう表面的には無くなっていて、ではどうなっているかというと色んなところで別の軸の勝ち負け/上下を決めるミニゲームが勃発してるんだということが分かる本だった。 何かデータ的な根拠があったりはしないけど、多くの人がうんうん確かにそうかもと頷ける着眼点が面白い。こんなことで上か下か決まるなんてホントしょーもないなと読みながら呆れつつ、人間ていうのは序列から逃れられない業を抱えている謎の生き物だなと思った。
ぶらん@noblanc2026年1月4日読み始めた読み終わったy時世を切り取ったエッセイなので旬なうちに読んだ方がいいですね 図書館で予約待ちしてしまったのは自分の失敗でした 身も蓋もないのに軽やかな語り口が絶妙です マーガレット酒井さんの頃から好きです
ぐ@busy-lake2025年5月1日読んでるaudibleエッセイというもの。 この人の書くものの切り口のせいだと思うんだけど、 自分がこのSNSに慣れ切った感覚で、 特に何かを専門に研究してるわけでもない人の、 根拠の弱い考えを聞くというのが、 最近ずっとなかったことだと、新鮮に感じた。 ああ、根拠となるデータはないんだ。と思うと、ちょっと足元がフワフワする。 根拠がないのは悪いことではなく、 面白ければ何を言っても価値がある。 この面白さの多くが共感、あと新しい視点。



























