10月の本
36件の記録
ましろ@massirona2025年11月2日読み終わったまさに読書には最高の季節。好みの作品が並び、読み進めるたび良さを噛み締めた。とりわけ好みの小山清「落穂拾い」は人の孤独にふれる始まりから心掴まれ、細部がどれも愛しい。片山廣子「花屋の窓」、三島由紀夫「孔雀」、夏目漱石「文鳥」も好み。






マヤ@mayaya_20252025年10月31日読み終わった感想10月の本は表紙の落ち葉の箔押しが赤と金でとってもかわいい😍🍁 見た目も大優勝だけど、中身ももちろん良い。 三島「孔雀」は初読だけど最後寒気がした。 10月半ばくらいから実際の気温も一気に秋めいて日も短くなり、時空が歪んでこの世とあの世が繋がるような、ふとした瞬間に自分の居場所がわからなくなるような感覚の作品もこの時期にふさわしいと感じる。 わたしは長年秋が嫌いだったが、ここ数年はこの季節がわりと楽しい。 堀辰雄の「十月」を読む限り、この人もどうやら秋は好きそうだと思った。









みやちゃん@reads-miyachan2025年10月29日読み終わった『けれどもその静かな生活のたたずまいの中にいる青年の無心なさまを眺めると、たとえば光りを浴び風にそよぐポプラの梢を仰いだときに僕の心の中でなにかがゆれるように、僕の心に伝わってくるものがある。』 落穂拾いー小山清
- 舳野@henomohe2025年10月26日読み終わった西崎憲「遠方の10月」の10月は境界という言葉にはっとする。 特に今年はくっきりした秋があったので。 小説よりエッセイ、随筆の方が今回は好みでした。 青頭巾はホラーだけど夏より秋が似合う。朽ちていき眠る季節が稚児の死を思い起こすし、秋は春のための芽が生まれるときであり、彼の最期もそうだったのだろうから。


- 舳野@henomohe2025年10月6日まだ読んでる石川三四郎、馬鈴薯からトマトまで。 ナス科でしばり?と思ったらまったくしらんかって驚いたという話だった。 ちなみに連作きらうからトマトの後にジャガイモ植えちゃだめよ。 それでも馬鈴薯に実をつけさせるのは珍しい。 フランス人のご近所さんとの優しい交流。

なかやま@asheepinthewell2025年10月6日読み終わった翻訳ものが自分には読みにくくて手こずりました。小山清の「落穂拾い」は大好きな女の子が出てくるお気に入りの小説。他には意外に最後の「雨月物語」がよかった。やはりもう夏ではないし、冬はちょっと遠くて、文章も空気がきれいな感じ。

かもめ通信@kamome2025年10月5日読み始めた片山廣子の文章の中に引用されている芥川龍之介の随筆を目にしたら、なぜだか妙に懐かしい気持ちにとらわれた。そう言えば芥川は片山のことを「才力の上にも格闘出来る女」と評していたんだっけ。
mayu@yatsu_books2025年9月30日読み終わった@ 自宅今回も魅力的な作品を集めた 12か月の本『10月の本』 ウォルター・デ・ラ・メアの『謎』 三島由紀夫の『孔雀』 ナサニエル・ホーソーンの 『ウェイクフィールド』など 幻想的な話しが多いのは 色彩豊かに纏う秋のせいなのか? 今回も楽しめました。








































