群青のハイウェイをゆけ
32件の記録
knk@knk0082025年10月15日読み終わったエッセイはてなブログ『今夜はいやほい』の書籍化。旅の記録がスケッチのように綴られている。散歩のようなフィールドワークのようなものから、街や自然や景観から遠く想いを馳せるものまで。旅先で食べた食事から出会った人たちまで。たくさんのスケッチを眺めているような気持ちになった。筆者のフットワークの軽さは勿論のこと、同じ熱量で出掛けてくれる友人の存在も羨ましく思う。訪れたい旅先が増えた。

白玉庵@shfttg2025年10月14日読み終わったこの人のブログ、編集でもライターでもなさそうなんだけど上手いなぁと感心していた。単行本では写真は巻末にまとまっていて、文章は文章だけというスタイルでちょっと驚いたのだが、写真がなくても文の魅力が薄まらないのは意外だった。 破天荒でもなく、未開の地に行くわけでもなく、特にはしゃぐてもなく普通にどこかに行って、短期間でさくっと帰ってくる。でも勘所を押さえるのが上手いのか、印象に残る。 寝る前にぼちぼち読むのにぴったりなのだった。



けんず@kenzkenz612025年10月10日読み終わった目的を決めきらない、あそこが面白そうだから行ってみようという旅行のなんと豊かなことか。 訪れた先が定休や休館日でも、その場の空気を吸ったり近くを歩いたりするだけで充分なのかもしれない。ホーチミン編の軽妙な掛け合いと短編「恒星と惑星」が特に良かった。 なんというか、「旅人の視点」ってこういうものなんじゃないだろうかという語り口で、それがとても心地よかった。



































