私は男でフェミニストです

21件の記録
- dekaiutsuwa@dekai_utsuwa2025年9月20日読み終わったこの本を贈りたい人: ・新聞社に新卒で入社した、最初の配属先。私が着ていたワンピースをじろじろ眺めながら「その服と同じくらい華やかで女性らしい紙面をつくってね」と言ってきたオジサン ・男性9割の編集フロアでのセクハラで、不眠が続いていた時。「眠れても変な夢ばかり見るんです」とぼやいた私に「欲求不満じゃない?」と返してきたオジサン たくさんのオジサンたちと、オジサンの鎧を着ざるを得なかった少しの女性たちに囲まれて、今も同じ会社で働いている。3年間で得た学びは、問題のあるオジサンたちは自らの言動に全くもって無自覚ということ。 いちばんこの本を読むべき彼らが、どうしたら手に取るのか、私にはわからない。
- 都麦@tsumugiterao2025年8月29日読み終わった@ 電車弟や父親、友人に手渡したい。女性の友人にも贈りたい。地獄みたいな世の中で、こんな良書が生まれてくれるのなら、まだ生きる道筋はあるのかもしれない。 小学校5年生でも読めるように書いたとのことだったが、通勤電車の1往復半と、帰宅してからの1時間ちょっと。合計3時間46分で読めてしまった。それにしては良書すぎる。 「男性は生き、女性は生きのびる。」 金みんじょんさんの翻訳も素晴らしかった。 この本を読んだ人が増えることに比例して、 明日誰かを傷つける言葉が一文減るかもな、 なんて、本気で思ってしまう。 本気で思ってしまう。
- yuki@yk_books2025年8月17日読み終わった男が男に怒ってくれる、平等が何かを問い続けてくれることがいつか当たり前の価値観になったらいいのに。国語教師である著者が、言葉にもかなり気を遣って書かれていて、読み返したい本になった。 かつ、性差別を考えるとき、日本がこれまでにしてきた加害にも目を向けたり、できるだけ解釈を入れない歴史に学んだりもしていきたい。
- はな@hana-hitsuji052025年8月16日読み終わった図書館本これめっちゃ良かった。 エピローグから既にフルスロットル。 フェミニズムはジェンダー、あるいは両性(男女と書いても女男とは書かないし読まないことさえフラットではないという視点からこの表現を使ってあった)を分断するものではない。 植民地主義と家父長制の苛烈な呪いの強さよ。 潜在意識にまで刷り込まれているこの価値観の世界で有利な立場として生きてきた著者が、母の人生を通して後輩学生の言葉によって考えを深めていく。 『あなたのフェミはどこから?』と近いニュアンスの読みやすさ、納得感で読んでいて気持ちが良かった。 昔、ストレスで声が出なくなった時のことを思い出した。息が抜けるだけで声が出ない。誰に呼びかけても全く届かない。 この本は『だれか』と聞こえない声で助けを求めた時、意外な人が振り返ってくれたような驚きがあった。 まさか、あなたがこの声を聞き取るなんて、という感じ。 ジェンダーは関係なく、植民地主義に疑念を抱く人はいずれ家父長制にも疑問を持ち、フェミニズムの扉の前にも立つのではないかと予想している。
- うえの公園@uenopark2025年7月25日読み終わったフェミニズムエッセイ。前半はフェミニストになった背景を描き、後半はどうやってフェミニズムを男たちに広げるかの実践編のような構成。 めちゃくちゃ勉強になった。 82年生まれキムジヨンを読んでからの方が内容が入ってくると思う。
- さみ@futatabi2025年2月16日かつて読んだ韓国男性にみられる「帝国男性に自尊心を打ち砕かれた植民地男性のふるまい」、そしてそれを良きものとして育てられてきたにも関わらずフェミニストに態度を槍玉にあげられることで、一般男性は二重に打ちのめされることになっていたのか?