キリンに雷が落ちてどうする
50件の記録
傘@umbrella__um2025年10月24日読み終わった様々な物事と一定の距離を置き、迎合するのではなく自らの言葉でそれらについて考え考え考え…というような印象の日記だと感じた。文章が感情的ではなく落ち着いているのに、読めば読むほど著者をとても人間らしく感じた。 あとがきに、「頭の中のちょっとしたイメージや違和感を形にするために、多くの言葉を尽くさなければならない」とあり、ここらへんに関しては自分にも似た感覚があるかも、と思った。 著者はその思考を、言葉を尽くしてひとつの文章ににしていて、だからこそ読んでいるこちらが思わず引き込まれてしまうのかもしれないと思った。
雫@sukinamono2025年10月15日読み終わった品出遊さん改め、ダ・ヴィンチ恐山もわたしと同じようにちょっと意地っ張りでそんな単純に人生楽しめてたまるか、と思っている人なのではないかと思う。読み進めていたら実際『私もどちらかといえば「生きづらい」側の人間なのだろうと思う。」とあった。 会いたい人とか憧れの人と握手しても「手だなぁ」と思う、というくだりに大笑いしてしまう。 これは尊敬の感情が乏しいかららしいけれど、それにしても…! かと思えば「NBA 入り方」というとんでもなく無垢な検索をしていたりしていて、あれ、この人めっちゃくちゃ人生楽しんでるんじゃないか?と思い直したりもする。 この本を読む前はYouTubeの動画で観る恐山しか知らず、周りにいる人のキャラクターが濃いのもあって「割と常識人寄りの人だな(^^)」とか思っていたことを恥じました。全然しっかり様子がおかしい人でした。 旅行するにも飲み会に参加するにも何かやらかさないと気が済まないドジっ子といった感じだ。恐山の生き様をみていると、こういう人もいるんだから、わたしみたいな奴がいてももちろんいいでしょう、という気持ちになる。 恐山が子供の頃好きだったものを思い出す章が好きだ。まず、麦茶が好きだったらしい。いいじゃんいいじゃん、かわいいじゃんと読み進めていたのだけれど、その好き度が桁違いで訳が分からなくて2回ぐらい読んだ。 「え、どんぶり…?え?2回?え、麦茶…?」となりました。気になる方はぜひぜひ読んでみてください。こんな調子のエピソードが山ほどあります。 恐山は自分の思ったことを言葉で表すのは難しいよなぁという感覚に真正面から向き合っている人だ。だから恐山の言葉は気になるし、理解したいと思わせてくれる。そして恐山が紹介する本は恐ろしく面白そうで必ず読みたくなる。





Hoshiduru@lilimoe2025年8月14日読み終わったワールドカップの話の「オレーオレオレオレー we understand. We understand.」がイチウケだった。章立てによって普段雑多に書かれている内容が整頓されたおかげで、急に後半に濃度が上がった感はあるが、個人的にはずっと前半のノリで読むのはきつかったのでちょうどよかった。
ねこさん@nekosan2025年7月21日読み終わった主観のなかにメタが組み込まれていて、おもしろい人だなと思った。 思考した結果、または思想からの思考の展開、という構図が多い気がした。だいたいは展開の方がメインになっているから、前提となっている思想に至るまでの過程がすごく気になる。 読みやすい文体だったからすぐに読み終わってしまった。納税もはやく読みたい。 本の分厚さにしては軽い。手に持ったときの違和感がおもしろい。
















































