ネクロポリティクス
48件の記録
一年とぼける@firstareethe2026年7月17日読み終わった感想脳みそ溶かしながらなんとか読み通せた。理解の及ばないところは多々あったけど、とにかく読んでて思考の足場や土台を徹底して崩されていく感覚だった。歴史的にも地理的にも思想的にもかなり広範で、しかもそれぞれ連環円環しながら思考が深まっていくかの様な内容なのもあり、どんな内容だったのかを言い表すのも難しい。一つの要素に触れるとそれに付随する様々に触れなければならない。非常に現代的危機感に即した実際的な本でもあるとは思うが、どう書き出せばいいのか。 無理矢理一つ挙げると、レイシズムや植民地主義を中心にそれら「死」を押し付け「生」者を規定する「不正義」と称されている事態が自由民主主義に内包されていなかった時代など無い、むしろそれらを利用して自由民主主義は標榜されている、という批判には強く打たれた。これらを利用した現代の最たる、最悪の例としてセキュリティ国家としてのイスラエルが挙げられている。実際にはもっと広範で苛烈な批判だったし、これでも不正確なまとめ方ではある。 煩悶としながらずっと分からない事が増え続ける本だったのがとても良かった。自分より知性のある人に読んでもらって自分よりもっとずっと煩悶して読んで欲しい。




一年とぼける@firstareethe2026年7月6日読んでる「ナノレイシズムとは、皮膚の色に基づく一見無害な日常的振る舞いのなかで表現された麻酔性タイプの偏見であり(中略)自分たちのなかの一員ではないと思うひとびとにスティグマを刻印し、とくに暴力をふるって傷つけ、貶め、汚すことも加わる。」p98〜99 「ナノレイシズムの機能とは、わたしたちそれぞれを一見無害そうなヤギの皮をかぶった貪欲な兵士に変えることである。その内実とは、望ましくないとみなすひとびとの大半を耐えがたい状況に追いやり、日常的に包囲し、繰り返し数えきれないほどのレイシズム的な打撃と外傷を与え、それまでに獲得したあらゆる権利を剥ぎ取り、群れとして燻り出し、自分から出ていくしかなくなるまでずっと貶めることである。レイシストが加えた傷について言うなら、これらの損傷や傷口は、特殊な性格の一撃を被った、あるいはそれを何度も被った人間的主体が負ったものだということを忘れるべきではない。言い換えるなら、こうした傷が、痛みが強くて忘れることができないのは、身体とその物質性だけではなく、さらに何よりも手で触れることができないもの(尊厳や自尊心)まで攻撃しているからである。傷の痕跡はたいてい不可視であり、その傷痕はまず癒えることがない。」p99



一年とぼける@firstareethe2026年7月6日読んでる1章『民主主義からの退出』読了。ポストコロニアリズム、つまりあらゆる周縁化を許さない思考を徹底することにより、戦争(侵略/虐殺)や植生等への支配含む植民を既存民主主義の客体として分離させずに民主主義の主体として前面化させていると言えばいいのか。一般に非人道や非常識とされる国家行為を民主主義にそぐわない願望ではなく、民主主義はすでにそれらの行為を前提に構築されているというか。もっと広い話もされているはずだけど、自分の理解度ではこんな感じでしか理解しかできてない。

一年とぼける@firstareethe2026年7月5日読んでる一章途中。軍産複合体ならぬ軍産民主主義複合社会。民主主義がそもそも植民と軍事を求めてるとでも言えばいいのか。難しくてどう内容を書き出せばいいのか分からないけど、非常にクリティカルな内容なのは伝わる。

































