星のせいにして
35件の記録
もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年7月4日読み終わったIV 黒 を読み終え読了した。 ジュリアとブライディの仲が親密になり、ブライディの来歴の過酷さに驚いていたら、さらに怒涛の展開で呆然としてしまった。 ブライディは生まれてすぐに孤児院に送られ物心ついた頃には自分と同じ境遇の年下の子どもたちの世話をし、ろくな食事も教育も与えられないまま修道院に搾取されて生きてきたようだった。 時には性的に搾取されることもあったようで、まるで奴隷のように扱われていたようだった。 そのようなことが教会主導で組織的に行われていたことを知ったジュリアは憤っていたが当然の反応だと思う。 ブライディの人生って何だったのかな、と考えてしまう。 せっかく天職を見つけ、信頼できる相手に出会えた矢先にインフルエンザで命を落としたブライディのことを考えると切なくなる。 たった3日間に起きた濃密な物語だった。 未知のウイルスのインフルエンザのパンデミックで人々が命を落としているのに戦争でたくさんの兵士が死んでいる(第一次世界大戦末期) COVID-19のパンデミックが世界を蝕んでいた時にロシアはウクライナに侵攻していたし、それがある程度落ち着いてからもガザやイランで戦争が起きているしたくさんの兵士だけでなく市民も死んでいる。 戦争は人間が止めようと思えば止められない愚かさのパンデミックのようだ。









もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年7月3日まだ読んでるIII 青 まで読み終えた。 やっぱりマグダレン洗濯所のことが出てきた。 婚外妊娠をした女性は母子のためのホームやマグダレン洗濯所で労働をして出産にかかった費用を補填するらしい。 また生まれた子は孤児院に引き取られていく。 そこから職業学校、更生施設とは名ばかりの修道院の施設で下働きをする。 ブライディは自分の親も生年月日も知らされずこの「パイプに入れられて」生きてきたようだ。 この章で出産したオナー・ホワイトは婚外妊娠の妊婦だが出産は二度目で一度目の出産後に赤ん坊は孤児院に送られ彼女自身は母子のためのホームで他の母子の世話をしていたらしい。 シスターは「妊娠したことへの罰」と言うが、その罰は女だけが負わなければならないのか? 随分と不公平だ。









もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年7月2日まだ読んでるII 茶 を読み終えた。 Iのラストで登場したリン医師がいい。 死産してしまったギャレット夫人、母子共に落命したイタ・ヌーナン、17才で初産のオーラヒリー夫人、そして婚外妊娠で二度目の出産を控えるオナー・ホワイト。 イタ・ヌーナンは夫と7人の子どもを残し、12番目の末っ子と共に天国へ行ってしまった。 一人で奮闘していたジュリアのもとに助っ人として現れたブライディ・スウィニーはよく気が利いて体力もあり仕事の飲み込みが早い。 彼女は修道院の寄宿舎に住んでいて、本人は学がなくて役に立たないと思いこんでいる。 読んでいて『ほんのささやかなこと』のマグダレン洗濯所のことを思い出し、この先の展開がすごく気になる。









もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年7月1日読み始めたI 赤 を読み終えた。 第一次世界大戦の末期のダブリンで猛威を振るうインフルエンザが人々の命を奪っている最中に、必死に患者の命を守ろうとする看護婦(当時は女性の仕事だったのでこの表記なのかな?)のジュリア・パワーがインフルエンザに罹患した妊婦を一人で2人(途中から3人)看護する修羅場だった。 妊婦たちは経産婦で、イタ・ヌーナンは11人目の子どもを妊娠しているというのに驚いてしまった。 カトリックだから避妊も中絶もできないとはいえ夫は何をしてるんだ!と怒りが湧いた。 彼女たちは出産のたびに歯を失うなど健康を損なっている。 今でいう多産DVなのでは?と思うのだけど、妊婦たちの子どもたちのことは語られても夫の気配は感じられない。 この小説の執筆時にCOVID-19が世界中で流行っていたそうで、著者はあとがきでヘルスケアワーカーに感謝と敬意を記していた。 インフルエンザはこの当時はまだ謎の流行り病だったようでわれわれが経験したコロナ禍と似たような状況だったのかもしれないけれど、今の方が衛生環境や医療技術も格段に進歩しているので、そんな中で奮闘するジュリアはよくがんばったなと思った。









Chico@chico415wabu2026年3月16日読み終わった読むのにすごいエネルギーがいるんだけど、止まらなくなるのでここぞ!!という日にまとめて読んで読了。 Covid-19が感染拡大した時の自分の仕事がフラッシュバックで神経抉られる上に、時代背景は戦時下で今の現実がこう!!なのでさらに疲弊しながら読んだんですけど.....読んで良かった。お仕事がんばろって思えたし、甥っ子たちが生きるこれからの未来が希望に満ちたものになるように、私たちが出来る事をしようと思いました。



本屋lighthouse@books-lighthouse2025年4月10日勝手に解説書いた本屋大賞の恩恵を受けない本屋なので独自路線を邁進。数年前の個人的ベストブックに解説をつけました。まず物語に没入する(というかそうならざるを得ないおもしろさ)。圧倒的なストーリーテリングをくらってキワキワになった脳で解説冊子を読む。もう一回読んでしまう(そして自分なりの観点からあなたも解説を書いてしまう)。完璧です。 *解説冊子は2022年にお店の連続イベントとして開催した文学ゼミ的なやつで書いたものに、少し修正をくわえたものです。 https://books-lighthouse.stores.jp/items/6573fe470c846b0001d50367







































