決定版カフカ短編集

決定版カフカ短編集
決定版カフカ短編集
フランツ・カフカ
頭木弘樹
新潮社
2024年4月24日
14件の記録
  • ✟
    @x_toyanya_x
    2025年7月27日
  • 林檎
    @IW
    2025年5月17日
  • 芋仁
    芋仁
    @imogine
    2025年4月5日
  • ✟
    @x_toyanya_x
    2025年3月17日
  • さ
    @chiru144
    2025年3月10日
  • luli
    luli
    @azoth-shark
    2025年3月7日
  • 流刑地にてのグロテスクな美しさがいい。歯車の溢れる様がきれい。ちょっと心中ものというか、処刑機械と士官は性愛的な関係なのでは?と読んだ。他の人がどんなふうに読んでるのか話を聞きたい〜
  • 『父の気がかり』『流刑地にて』が好き。 ユーモラスで悪魔的なカフカの世界。
  • プタッ
    プタッ
    @suomisuomi1
    2025年2月28日
    断片集がすこぶる面白かったので、次はこちらを。ミレナへの手紙も再開したいです。
  • より
    より
    @honeypie
    1900年1月1日
    流刑地にて、判決、火夫 のみ読んだ、続きも読みます 【流刑地】 「この機械をみんな好きだったし、いまも言わないだけでみんな好きだと思う」みたいなこといってたけど、それは士官のそうあってほしいって言うだけの気持ちだと思うのね でもそんな信仰があったのに、新しい制度(新しい司令官の考え)によってもう壊れちゃってて、士官は最後その信仰の通りに死のうとした、それで本当に思った通りに死んだなら、わたしも前向きかも?とおもったかも でもその通りに死ねなくて、機械の手入れ不足?で壊れてしまって(これは新しい司令官のせいだよね)、信じたもののために死ねず結局救済にも至らずに死んでしまったっていうのが結構ショックかも 気分悪~~ものすごい気分悪短編 いつも通り「何が言いたいかさっぱりわからない」系だけど気分が悪くなる話をずっとやっていた 死刑執行のお話で、士官はこの裁判と死刑執行に心酔していて、囚人は言葉がわからないからなんもわかんないまま死刑執行されようとしてて、それだけで気分悪いのに、途中で士官が囚人の死刑執行を中止して放免にして、自分が服を脱ぎ始めたあたりでぐっと引き込まれて 司令官が変わってしまったからなのか、機械が壊れちゃって、あんなにこの機械が好きだったのに、その通りに拷問されることも出来ず、士官が語ってたみたいな救済とか悟りみたいなのもなく、ただ死んで、茫然としてるうちに終わってしまった 死刑執行ってだけで重くて嫌な話なのに、囚人はなぜ死刑にされてるのかもしらないしなんならなんでここにいるのかもわからないっていうのも嫌だし、死刑執行する為の機械も嫌な感じで嫌だし、嘔吐も嫌だし、最後士官が自分から死んでいくのも嫌だし、その死んでいく様も自分たちがさっきまで「嫌だな」とおもいながら説明されていた死刑のやりかたで、しかも士官はその気に入ってる機械の通りに死ぬことも出来ず… 信じてたものが次の司令官によってもう死んでいて、でも死んでいることにうすうす気づきながらも無垢に信仰していて、でももう潮時を悟って彼は信仰、美学に殉教しようとした、でもそれすらも新しい司令官の機械の調整不足で信仰で死ぬことも出来ず 彼の思った通りに機械の拷問によって死んで、救済に至ったなら「まあそういうこともあるね」と思えたかも 【判決】 さいしょ、あら、なんか穏やかな書き出しだな、と不思議に思っていたら、あれ…?あれ…?と、どんどん歯車が噛み合っていかなくなり、最後には軋む音を立てて崩壊し、それでブツリときれて、おわり 凄まじい読書体験たった数十ページのとても短いお話なのに頭の奥がガンガンして止まらない こんな話ある? 思わぬラストに叫び声が出てしまいました どういうことだったんだろう 父親が友達に手紙を書いてたのはほんとだったのかな、うそだったのかな、わからないけど 「父親」からの支配 この人の心の中に抱えてる風船はもう空気でいっぱいだったんだと思う、でもそれは自分でも全然気づいてないし、なんならまだ余裕があるとおもってたのかも、それでお父さんの世話を甲斐甲斐しく焼き、下着の替えまでする、婚約者と話し、お父さんを引き取ろうとまで思う。親子愛ですよね、でもどんどん話が変な方向に進んでいき、お父さんがさいごの一息を吹くと、彼破裂して、全てがめちゃくちゃになり、そのまま破裂したまま死んでしまった お父さんの言ってることが全部本当だったかはわからない、もしかしたらボケで耄碌してたのかも でもゲオルグにはこれが「すべて」だった 変身より判決の方が衝撃がでかいかも 変身ってダウナーのあーあ…はい……な嫌さだけど判決って本当に、急かされて急かされて急かされて、最後崖から飛び降りてしまった時みたいな嫌さ 「お前は生きている資格があると思っているのか?」のところ、「お前"如き"が、生きている資格が、あると"でも"思っているのか?」なんだよなこれ 全てはお前の思い上がりだ、と、本当に稲妻に撃たれたように、判決が降る そしてその通りに刑は執行される 【火夫】 不条理とはちょっと離れた感じのお話でしたが、火夫が最後全然味方がいなくて、立場がすっかり逆転してしまっていたのがなんだかなとおもいました なんていうか、カフカによる性暴力描写を初めて見たので、意外でした。そういうこと書くタイプなんだ!とおもって それも周りからは「カールが誘惑された」という描写でしたが、あれは完全に女中→カールへの紛れもないレイプ
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