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hayata
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@hayata
読書をした後の書評が好きで、なるべくたくさん本を読むようになりました。系統はあまり一貫性がありません。知識系の書籍が好きです。文芸はあまり詳しくありません。嗜む程度です。Readsにくるまでの読了本はブクログに置いてあります
  • 2025年10月7日
    訂正可能性の哲学
  • 2025年10月5日
    東大ファッション論集中講義
    2023年に東京大学で行われた講義を元にした本書は、衣服の成り立ちからオートクチュール(仕立服)やプレタポルテ(既製服)、ファッションとしての成り立ちまで広範かつ読者にわかりやすくまとまったものでした。ところどころ、読者に対して投げかけられる問いが、シンプルなのだが答えは知らない良問であり、その身近さとあいまって読む気持ちを維持させてくれる。衣服にまつわる史実や歴史をさらいながらも、その時々に出てくる人たちのエピソードを取り入れることで時系列X人物の2軸で楽しめると感じた。私の感想は、三宅一生すげー、からはじまり、フランス王家、イブサンローラン、シャネルやディオール、そして、最後に鷲田清一と、本当に多様な人たちとブランドの話をコンパクトに知れたのがありがたかった。ファッションに興味がなくても、歴史が好きであればきっと楽しめるはず。
  • 2025年10月5日
    形而上学とは何か
    形而上学の入門書として書かれた本書。正直、今の私には難しいところが多く、最後は流し読みになってしまった感は否めない。が、本書を通じて、我々が当たり前として認知している事項を問い直すことの面白さは、片鱗が見えたと感じる。部分と全体の章は、私が普段考えていたことにも近く、自分の理解を深めるヒントとなりそう。他の章、特に時間と様相のあたりから論理についていけなくなることも多く、また自分の思考が円熟したタイミングで読み直しが必要。「あ〜、わっかんね」と思うことも時には大事で、そのわからなさを頭のどこかに置いておいて、自分の思考が発酵した時にまた読みたくなることを期待したい。
  • 2025年10月5日
    世界のすべて
    世界のすべて
    装丁が目を惹くな、と思い購入したまま置きっぱなしになっていた本。ふと、読み始めてみると自分が普段いる世界とは違うアングルで世界を描いていて、グッと惹き込まれる。この本のテーマは、セクシャリティというところだろうか。特定のセクシャリティにフォーカスをあてるのではなく、いろんな種類の人たちをアセクシャルの主人公がフラットな目線で感じたり、関わったりしていくストーリーが興味深い。出てくる登場人物たちを、ただ単純に闇雲に肯定するのでも、忌避を示すのでもなく、理解を示す主人公の在り方が印象的で、主人公の無色性(色的には紫だが、描き方的には透明なレンズに見える)が他の登場人物の中にある葛藤や逡巡を描き出すのにちょうどよく、そのカラフルな色にあてられて主人公の中でも内的な変化が生まれていく様の描き方が素敵と感じる。白でもなく黒でもなく、赤でも青でもない、劇的なストーリーでもなければ、チルな安らぐ感じでもないが、その曖昧さと不確定さがそれぞれの不確実・不確定さを描いているような気がした。
  • 2025年10月3日
    増補改訂版 フィードバック入門
    名著、特に痛みを伴うフィードバックについて悩む人にお勧め。世の中にはフィードバックと言えば、人をうまく褒めるとか、話をよく聞くとか、そういう話のネタが多い。けれど、この本はある種覚悟を持って言いづらいことも言おうと伝えてくれる作品で良い。
  • 2025年10月3日
    町の本屋はいかにしてつぶれてきたか(1079)
    複雑すぎてサクサク読める本ではなかったが、著者はできる限り正確にまとめてくれたのだろうと感じる。それくらいに込み入っていて、ややこしく、さまざまな観点で絡みある利害がどのような問題を起こしてきたのかがわかる。短絡的にいえば、Amazon やセブンイレブンなど大きな会社が自力で課題を解決したことはすごいと思う一方、サイロ化した書店市場に関しては要所要所で公取にお伺いを立てる他ないなど、もどかしさもある。書店に限らず、サプライチェーンが出来上がっている市場には同じような問題が多かれ少なかれあるんだろうな…と。
  • 2025年9月30日
    健康寿命と身体の科学 老化を防ぐ、50歳からの「運動・食事・習慣」
    親年代の話で、非常興味深かった。特に、ミドルとシニアでさまざまな面で生活における注意点が違うところとか。
  • 2025年9月28日
    文化が違えば,心も違う?
    文化心理学の書籍。比較文化などの書籍は比較的多く出回っているが、その文化にある人たちがどのような気持ちの流れで、どんな行動をするようになってきたのか、を心理学的にアプローチする論点が面白かった。文化を理解するという意味では、その背景に想いを馳せることが大事であるが、背景を理解するのも容易ではなく、その助けとなり得るものと感じた
  • 2025年9月28日
    謀略の技術
    この本は、何と表現していいかわからないがグロい。知識としても、自衛としても知っておいて損しない、ヒュミントについて客観的にもよくまとめてくださっており非常に有益なのだが、そのノウハウについてもかなりしっかり記載されていることもあり、まともに読むと人のことを信じることが怖くなりそうな説もある。ま、もちろん人を信頼しすぎないことは正常な場面においても重要なのではあるが…
  • 2025年9月28日
    暇と退屈の倫理学
    暇の3形態が興味深かった。ちょっと長いので私はオーディブルで聞きましたが、十分耳でも理解できるくらい平易な表現でよかったです。末の方にも書いてあるんですが、これは流すんじゃなくて一通り著者と一緒に論理をさらうのが大事で、その時に自分の感じたことを持ちつつ、暇と向き合うようになる、みたいなのが読後感にくる。中動態の世界も読みたくなった
  • 2025年9月26日
    忙しい人のための美術館の歩き方
    忙しい人のための美術館の歩き方
    おもろかった。ちくま新書、note 書いてる人よく出るイメージあるけどこの人もそう。書籍の本旨とはズレるけど、美術館の歴史と成り立ち、今置かれている状況についての解説が個人的には一番学びになった
  • 2025年9月23日
    聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書)
    雨の日の心理学を読んで以来、東畑さんの書き振りと雰囲気が好きで過去作だけど読んだ。たぶん、10万部売れてるのはアングルと書き振りの平易さと、他の心理士とか適当なビジネス書が知識で語るのに比べてあんまりそう言う話がなくて手触り感があるからなんだろうな、と思う。臨床の人って感じが良い、それに尽きる
  • 2025年9月22日
    システムを作らせる技術
    システムを作らせる技術
    なんかAI使う時のインスピレーションあるかと思って読んだけど、人の話が多くてこれはエンプラで開発を外注する時に使う奴やな…と思った。アドバイスする時の参考文献にはなりそう
  • 2025年9月21日
    メンターになる人、老害になる人。
    身につまされた
  • 2025年9月20日
    現場で活用するためのAIエージェント実践入門
    現場で活用するためのAIエージェント実践入門
    AIエージェント作る時に、参考文献を聞かれたらおすすめできるくらい良書
  • 2025年9月19日
    庭の話
    庭の話
    遅いインターネットなどで知られる宇野さんの著書。SNSなどに代表される資本主義的なもの、グローバル的なものでもなく、コミュニティ的でローカルである種の閉鎖的なものでもない、創作という活動の中に可能性を見出す本書。庭はその意味の庭ではなく、場としてのもので、開かれていて閉じている、個人の集まりのようで有機的な繋がりのある緩やかな場としての表現が印象的。私もコミュニティというものと資本主義というものを両立しようとする立場として非常に刺激的でした
  • 2025年9月17日
    解像度を上げる
    スタートアップ業界に身を置く馬田さんがご自身の経験や知見を元に取りまとめたスライドをきっかけとする本書。スタートアップに近い立場にいると、かなりの頻度で聞く"解像度"という言葉をとりあげ、高まっている状態とその高め方を解説する。事業をやっている人、事業家の近くで働く人たちにおすすめしたい
  • 1900年1月1日
    カフネ
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