文化が違えば,心も違う?
39件の記録
紺@hatopoppo2026年1月4日読み終わった本書では世界規模で文化や心理傾向の違いを見ていたが、日本国内でもエリアによって環境や歴史、そこから生まれた文化が違うために各地域に偏った考え方の傾向はあるのではないか。今の環境に馴染めないと考えているひとにとっては、自分たちの文化や思考がその地域に特有のものであると知ることで、ある種救いになることもあるのではと思った。
Sanae@sanaemizushima2025年12月11日読み終わった自分の興味関心とぴたりと合っていて、あっという間に読み切った! 今までずっと文化人類学は関心を寄せるトピックではあるが、文化心理学の本を読むのは初めて。 ここ30年ほどでかなり文化心理学の研究は進んできているようで、人がどのように考えるかということは脳そのものの問題よりも、その土地で人類が生きてきた何千年もの背景が大いに影響していることが説明される。 著者は長くアメリカで研究をしてこられた方なので、アメリカと日本の比較というのが、まずはじめの方に述べられる。日本にはやはり欧米文化が多く入ってきているので、この違いは多くの人にとって、実体験でも大いにあることだ。1番の違いは欧米は「個人主義」、対して我々は「集団主義」。 アメリカ人は個人主義で独立志向なのに、なぜ人に優しくするのか。ボブ・ディランの楽曲“let others do for you”のタイトルから紐解く解釈がアメリカという国の成り立ち、宗教観などから導き出されており、興味深い。 第5章「多様性と普遍性を探る旅」では中東・北アフリカ、サブサハラ・アフリカ、南アジア、ラテンアメリカの背景と心理の今までの研究の結果が示されており、これも面白く読んだ。仕事上、また、今まで旅行しさまざまな交流の経験もあって、そういうこともあり得るな、と思うところがたくさんあった。 少し読んだ段階のときに、面白いからこの著者の本もっと読みたい!と思い調べてみたら、見つかったのは一冊のみで、専門書っぽく難しそう。 著名な先生のようで、数年ぶりに日本で本を出すのが新書だとは!みたいな書きぶりをしているのを何かで読んだ。 はじめて触れた文化心理学、専門書じゃなくて新書で出版してくださり、本当にありがたいと思った一冊だった。









narikawa@nari2001_2025年11月20日読み終わった西洋人の心の特性を過剰一般化してきた心理学(認知心理学)の問題、そしてそれに対処しようと試みる文化心理学の意義および応用可能性を教えてくれる一冊。
隅田川@202506282025年11月10日読み終わったaudiobook詳細より 文化が違えば人の考え方も変わる。では、文化の違いはどこから生まれる? 文化はこころにどのような影響を与えている? 人類の歴史や地球の生態から、脳神経や遺伝情報まで、多様な知見を駆使して、人間のこころのメカニズムを解明する文化心理学。通俗的な偏見を退け、多様性の本質を捉える最先端の試みを紹介する。 はじめに 第1章 サブサハラ・アフリカに、「文化の違い」を追い求めて 1 アフリカでの挑戦 2 競争が協調を生む?--自己促進的協調の文化 3 他の文化圏と比較してみると 4 親しみか、怒りか、誇りかーー感情表出のパターン 5 なぜ文化圏によって違いが生まれるのか 6 文化心理学とはどういう学問か 第2章 日米の常識を疑う 1 文化発見の旅 2 カルチャーショックーー日米の文化的差異 3 人間関係の能動性と受動性 4 人についての文化的常識を再考する 5 アメリカから日本へ 6 多様性から共創へ 第3章 文化と心のダイナミズム 1 新たな地平を目指して 2 独立・協調というモデル 3 個人主義と集団主義 4 規範の厳格さ 5 関係流動性 6 まとめ 第4章 人類史から見る文化の起源ーー生態条件と進化 1 文化はどこに? 2 生態・文化の複合体 3 遺伝子との共進化 4 進化が紡ぐ多様性と普遍性 第5章 多様性と普遍性を探る旅 1 ユーラシア大陸 2 中心傾向の意味すること・しないこと 3 心の世界地図 4 「近代西洋」はどこから来たのか 5 文化心理学が示す未来への道筋 終 章 文化心理学という知の冒険 あとがき

ごとう@goto2025年11月1日読み終わった歴史的・地理的・社会環境によって形成された文化が、心という認知・感情・動機づけといった心理機能と、そこから成り立つ人の主体を形作る。一方で、心によって文化が動かされる。




hayata@hayata2025年9月28日読み終わった文化心理学の書籍。比較文化などの書籍は比較的多く出回っているが、その文化にある人たちがどのような気持ちの流れで、どんな行動をするようになってきたのか、を心理学的にアプローチする論点が面白かった。文化を理解するという意味では、その背景に想いを馳せることが大事であるが、背景を理解するのも容易ではなく、その助けとなり得るものと感じた




fuyunowaqs@paajiiym2025年9月6日読み始めた第1章、とくに第5節後半がおもしろすぎてかれこれ4周目だけどさすがに次に進もうと思う。「はじめに」を読んで、同日発売の平野啓一郎さんの新書も併読したほうが良さそうと感じた。































