自己決定の落とし穴
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- W7Ed@4nTeG00N2026年2月8日読み終わったこの本も「孤独・孤立」が大きなキーワードになっている。谷川嘉宏『スマホ時代の哲学』とセットで読むと相互に理解が深まるなぁと思った。 谷川氏が個人の内面的な「孤独・孤立」の必要性を語るのに対して、この本の著者、石田氏は社会的な「孤独・孤立」の問題点を指摘している。 一見反するようにもみえるけれど、両者とも「もやもやしたまま事が進むのはけして悪くない」と言っている。谷川氏は趣味を通じて自分の中に他人をつくろう、も言っているし、石田氏は社会の人とゆるくつながって、多面的な視点でゆるく自己決定していこう、と訴えている。 両者には共通点がたくさんあって、両方とも読めば、いわば中からも外からも自分を問い直すきっかけになるんじゃないかなぁ、と思った。



kajitsu@reads_kajitsu2026年1月7日読み終わった@ 自宅帰宅してそのまま最後まで。 〈相手の決定の背景に思いを馳せられる社会→場を軸としたつながりが求められる〉という結論。 松村圭一郎さんが『暮らしのアナキズム』で書いていた 〈大型スーパーやコンビニでマニュアルのサービスを受けるのではなく、人が人として対面する個人店で会話をしながら買い物をすることの意味〉につながる気がした。 やはりこの世の救世主は個人店なのかもしれない。
kajitsu@reads_kajitsu2026年1月7日まだ読んでる美容院で縮毛矯正をしてもらいながら読む。意外と集中できた。 キャンセル界隈についての分析が興味深かった。 〈『キャンセル』に『界隈』という言葉をつけることで、キャンセルをしていた個々人は、『何らかのライフスタイルをとる一定のグループ』といった安心感を得られます。界隈に入ることで、通常では『だらしない』と見られる行為も安心してできるわけです。〉
kajitsu@reads_kajitsu2026年1月6日読み始めた@ 横浜ベイクォーター第一章まで。 P30 〈決定に対して重い責任を負わせられるのは、たいていは衝動や欲求に駆られたと見なされる行為です。 決定に対する責任を意識するゆえに、私たちは自己決定する理想の主体として、高度な人物像を設定しがちです。〉
- Mitsu@Kuromitsutoh2025年9月15日読み終わった社会が豊かになることで選択肢が生まれ、個人が物事を決定できるようになった。一方で自分で決めたのだからと責任も追及される世の中では、リスクを恐れて大胆に行動が取れなくなる。また、自分で決められるとしても何らかの外部の評価に晒されるので無難な決定に落ち着いてしまう。身に覚えのある話ばかりであった。自分で決めたことに縛られる、の例としてのタワマン文学は興味深かった。 自分の決定は本当に自分で決めたことなのか?と顧みることも必要だと思った。

m4@m42025年8月20日読み終わった自律している事を求められる世の中は、自己決定が求められる。ここまでなら静かに頷くことが出来るが、自己責任にも繋がるよね、と続くと上下に振っていた首がぴたりと止まるだろう。 自己決定が当たり前な社会は、行動を抑制された社会より良いはずなのに、自己を肥大化させてがんじがらめにさせてしまう。 「貴方が決めた事でしょ?」と。 カウンセリングでは相談者の決定権を尊重する。そこに息苦しさは生まれないのか?と思ったので読んだ本。丁寧で、良い本でした。既刊の「ひとそれぞれ」も読みます。 (永井玲さんの哲学対話のルールのひとつ『人それぞれでしょ、と言わない』が凄いなあ、出来ないなあと思っていたので)































