水曜の朝、午前三時

10件の記録
- 冬野@fuyuno2025年4月12日買ったちょっと開いた書店で見かけて事前情報なしで購入。とある翻訳家の女性が亡くなる前に娘に向けてテープで吹き込んた独白の書き起こし、という体裁の文章(序章は娘の配偶者による状況説明)。37ページほど読んだけれど表現が好みに合っていてどんどん読み進められる。続きが楽しみ!
- 柴犬@storyseller2023年4月10日かつて読んだいまはまだ夫も元気だし、あなただって、私が望めばすぐにまたケネディ国際空港に駆けつけてくれることでしょう。でも、私は知っているつもりです。人間は時間がたてば変わってしまうものだということを。手術後、私が何の反応も示さず、それこそ植物のように何年もただ生き永らえたとしたら、夫やあなたがいまは愛情だと感じているものも、いつしか苛立ちや憎しみに変わってしまうだろうということを。担当の医師から「危険な手術になる」と告げられた時、真っ先にイメージしたのはそうした光景だったのです。でも、そうだからといって、私たちが共有してきた感情が偽りのものだったとは誰にも言わせないつもりです。