言語の本質

80件の記録
- LUCiA@gogo2025年5月4日読み終わった最後、本当に「言語の本質」までたどり着いた!あくまで両著者の仮説ではあるが。多くの実験や参考資料の数がその努力をうかがわせる。ふだん物語ばかり読んでるからこの本は一度挫折したんだけど、もう一度読み直した。章ごとの内容が濃過ぎて章と章のつながりが分からなくなったりしたけど、最後にちゃんとおさらいの文章があった。すごいなー。ホントにたどり着いてるんだから!
- げんまい@gnmi2025年4月28日読み終わった借りてきたずっと読もうと思っていた本。元々興味をそそる内容な上、ゆる言語学ラジオを聴き始めていたので、おっと思うところも多く楽しかった。タイトルからは予想していないオノマトペが重要という意外性から引き込まれる。
- 科野@472025年3月25日読み終わった雪がしんしんと降る のような、実際には音が出ているわけではないのに情景が浮かぶのを疑問に思っていたけど、そのようなオノマトペから言語の性質についてアプローチして、言語のシステム的な面や子供たちが実際に学ぶ過程の研究から言語についてを明らかにしていった点がユニークだった。 思考を文字にするにあたって色々な要素が削ぎ落とされているというような、日頃から自分が考えていたことについての研究がなされていることを知られたのも良かったです。
- 仲嶺真@nihsenimakan2025年3月23日読み始めた2度目。 記号接地問題については第4-6章で詳しく議論する。 本書は、「記号接地問題」に対する答えを考えていく。このことは、言語と身体の関わりについて考えることであるが、そこからさらに言語の起源と進化、そして子どもの言語の習得について考察をする。そしてさらに、「言語の本質とは何か」という問題に挑む。この挑戦の鍵となるのは「オノマトペ」である。 p.ⅶ
- ハム@unia2025年3月19日読み終わった〈オノマトペは、言語が身体から発しながら身体を離れた抽象的な記号の体系へと進化・成長するつなぎの役割を果たすのではないか。〉 この問いが立つことが学問のおもしろさだなと思う。 オノマトペなんてと、興味も向けられないと思われがちなテーマが言語の本質に迫る可能性を秘めたものだったとしたら。 本書でも述べられているそうしたアブダクションにより言語も科学も進化していく。 オノマトペから始まり、対称性推論の有無による進化の差異という読ませる構成もうまい。 言語にまつわるお話ではあるけど、「学び」という人間全般にまつわる話でもあるというなんとも知的好奇心をくすぐる良書でした。 ちなみに、本書で出てくる〈ブートストラッピングサイクル〉って響きがかっこよい。
- 小鳥美月@k_d_m_book2025年2月21日気になる『あの本、読みました?』で紹介されていた本。 なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? ヒトとAIや動物の違いは? 認知科学者と言語学者が力を合わせ言語の誕生と進化の謎を紐解きヒトの根源に迫る
- あるる@aru_booklog2025年1月30日かつて読んだオノマトペってこんなに不思議で奥が深いのか...英語にできないオノマトペ多すぎ問題は同僚と話してても直面する。この本で言語と身体性について自覚したなぁ。あと記号接地問題も概要がわかった気がする。これはAIだけじゃなくて人間にも起こりうる身近な問題だよ〜。