酒を主食とする人々

59件の記録
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年5月10日読み終わったおもしろくて一気に読んでしまった。 後半はデラシャ村に移動して酒を含む食事情を調査することになっていたのだが、はじめに行った集落ではニセ家族の家にホームステイしていることに気づき、そこからホームステイ先を変えてもらうのに相手の気分を害さないようにうまく説得していくところがおもしろかった。 デラシャで飲んでたパルショータはその前のコンソとは違うテクスチャーでドロドロしていて一度にそんなに飲めないが液体よりはお腹にたまるので固形物をそんなに食べなくても空腹感がないそうだ。 またデラシャにある病院で酒を主食としていて体に害はないのかを取材していたが、デラシャ出身で子どもの頃からパルショーターで育ってる医師たちが「問題ない」と太鼓判を押し、妊婦もパルショータを飲んでいた。 帰路にコンソに寄り、「できる長女」のアルマズにスマホをプレゼントし、高野さんが英語の勉強の支援をすることになったのがよかった。 コンソでお世話になってた時にも彼女が優秀なのに典型的な家父長制の村に生まれてしまったばかりに家に縛られていることを不憫に思っていたようだったので。 はじめはスマホでオンライン授業を受ける予定だったが、Wi-Fiの状況が不安定でうまくいかず。 でもコンソでのコーディネートをした英語ができるチュチュ(アルマズのいとこ)に高野さんが授業料を払って英語を学べることになってよかった。 チュチュは妻と娘が相次いで入院してしまったので、授業料としてお金が手に入るのもよかったようで、いい感じに丸く収まっていた。 アルマズはガイドとして働くことを目標にしていて、高野さんはいつかアルマズのガイドでエチオピア南部を探検したいと言っていたので、それが叶うといいなと思った。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年5月9日まだ読んでる第三章まで読んだ。 一つ目の滞在先はチャガという酒を主食にしているコンソという村。 その中の一家族の家にホームステイしながらチャガの作り方や食事を観察していたが、そのどれもが興味深かった。 まず家の形や村の成り立ちなどもとてもおもしろい。 コンソ村は典型的な家父長制でホームステイした家の長女はとても働き者で優秀で高校卒業後にビジネススクールに通った高学歴であるのに、村の外で女が働くことはゆるされず、家に縛りつけられているのが切なかった。 高野さんにコンソの言葉を教えたのも英語ができるこの長女だった。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年5月8日読み始めたはじまりからすでにおもしろい。 成田空港で「ビザがないと飛行機に搭乗できない」と言われ(現地のフィクサーにはなくても大丈夫と言われたのに)東京に引き返して四ツ木のエチオピア料理店で食事をしてる。 翌日には飛べるとのことだけど。 高野さんはこういうイレギュラーが起きた時に筆がノるので読者としてはありがたい。 ご本人には気の毒だけど。 続きをこれから読む。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月21日買った@ うみねこ博物堂やっと買えた! 最近の高野さんの本は厚くてついつい読まずに積んでしまってたのでこれはすぐに読めそうだしおもしろそう。 読むのが楽しみ。
- Masaru@masaru__books2025年4月2日酒は健康に害なんかではないということを教えてくれた!酒より悪いのはむしろ油、砂糖、塩の摂り過ぎなのだ。 次は「イラク水滸伝」を読んでみようかな。
- ieica@ieica2025年3月10日下戸に相当する言葉があるのか?とかアルコールの代謝能がどうなってるんだろう?とか思って調べてみたら、あちらの方達のALDH2欠損率が0%なんだ! 酒に弱いという概念がそもそも無いのか!
- ハム@unia2025年3月7日読み終わったいわゆる先進国で生きていて先進国に毒されている人こそ読むべきと思う。 劣っているのではなく進んだ方向性が違ったというのはその通りだと納得。 どの文化、生き方が正解かなんてバイアスだらけ。
- kzyskhn@kzyskhn2025年3月7日読んでる半分読んだ。クレイジージャーニー本編を見ていても楽しめる。この人の面白さは、むしろそういう本編に映らないわきの部分にこそ多い。映像はどこかで見れるのかな?もう一度見れるなら見たい