みどりいせき

51件の記録
- tsukushi@tsuku_um2025年5月23日気になる読みたい発売直後、装丁とタイトルにまず惹かれた本。ぱら〜と開いた感じ文章独特な感じだったからその時買わなかったけどずっと気になってた。私が感じたことと同様にいろんな感想が飛び交ってるな〜でも気になる
- r@teihakutou2025年3月22日読み終わった感じを掴むまでゆっくりとしか読めなかったけど、だんだん調子づいて加速して、最後の3分の1くらいは一気読みした。読み終わって泣いてしまったのには自分でも驚いた。 「春」という名前が出てくるたびに、春の風が吹く感じがして、高校生・新たな人間関係という要素も相まって、不安定な春の嵐がよく似合う作品だと思った。 作者のインタビューをいろいろ読んでいたら、「恋愛じゃなく人間同士として絆を育んでく、もしくは取り戻す過程を描きたいっていうのも、出発点の要素のうちの一個でした。恋愛感情とか性欲のせいで友達がいなくなっちゃったりって、もったいないな、って。」「(恋愛は)人間関係に必ず必要なものじゃない。」と語られていて、よかった。
- ちあき@ChiakiNanamifunb2025年3月7日読み終わった個人的に自分の読書人生のなかでトップレベルに印象深い小説です。 奇抜な文体と考え抜かれているであろう小説然とした構成のギャップにやられました。 感想や考察があれば語り合いたいです。 「あれは春のべそ。まぁ、そんなわけないし、もしそうなら、みんないつか死ぬ、ってことくらい意味わかんないし、わかんないものは少し寝かせたい。」 (本文引用)
- 凪@nagi2024年6月30日読み終わった借りてきたみどりいせき読みました?みどりいせき。 あのツイッターで三島賞?すばる文学賞?受賞コメントが話題になったやつ。 私図書館で予約していていてやっと順番が回ってきて少し前に読みました。あのコメントまんまの文体で最初の20ページ(後で数えた)くらいは本当に目で文字を追っても全然頭に入ってこなくて、苦痛で仕方がなかったんですが徐々になれて、そこからあとはあの文体ならでは?の勢いに乗って楽しめました。 後半は本当にスルスル読めた。 でも他のインタビュー記事を読んだら、意図的に読者の読むスピードを操るために後半は読みやすくしているらしい。プロってすごい。 確かに読み終わって頭の方を読み直したらやっぱり読みづらかった。すべて掌の上でした。 うぬぼれてすみません。 というか、読むスピードを操作するのはこの人だけじゃなくて他の作家もしていると何かで読んだし言いたいのはそこではなくて、文体や作者のキャラクターは置いておいて、中身も青春小説で眩しくて良かったということ。 ネットの人たちが好きな「オタクに優しいギャル」が出てきます。 あのギャルの会話のシーンだけでももっと読みたい。圧縮言語みたい。すき。 あと組み版?でも遊んでて面白い。 雑誌掲載時はどうなってたんだろ。舞城王太郎?清涼院流水?とかそのあたりのちょっとラノベ〜ノベルスあたりを思い出したり。 知らない単語もバンバン出てきて、雰囲気でなんとなく読んで後で調べて、ほんとにネットでブツをやりとりしているのを知って驚いた。 絵文字や隠語を駆使していてはぇーという感じ。 影響されやすいので無事読んでしばらくはハオハオ言いたくなったり、ペニーが欲しくなったりした。 おすすめです。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年4月26日読み終わった良くないけど、居場所があるって良いよね、友情とか愛とかって良いよね、と単純に思える。良いはずはないんだけど。 小説は良かった。僕の物語ではないけれど、必ず次世代の誰かの物語になっている。おじさんは野球要素に嬉しくなっております。