根っからの悪人っているの?
47件の記録
はな@hana-hitsuji052025年10月21日読み終わった図書館本図書館で借りた実は社会はすごくシンプルなのかもしれない。 一体どうしてこんなことになったの?と「怖い」と思う心は「あなたのことをちっとも知らない」ということでもある。 社会は思うほど成熟していなくて、問題を放置したりいつまでも対応しないことが絡み合って恐ろしく複雑になっているような気がする。 そしてお互いのことを線ではなくて点で認識してるから、暴力や侵略、排外に発展しているというか。 何かが起きたり誰かについて「なんで?」と怖さを感じたら、それは自分の知るべきことが近づいて来たという合図なのかもしれない。 今より深く知った後に理解できることもあれば結局受け入れ難いことはあるかもしれないし、それを抱えて生きていくことの方が多いのだろうけど。 加害者の心のそばには誰もいなくて無視された状態。 被害者は、起きたことに加えその時に必要な支援や支えがなく忘れられた状態。 それぞれが望んでその状況になっていないのだけど、このケースの場合はどうしたら良かったのかな。 加害者、被害者、死刑制度、現在の法律や両者の支援について私もこの対話に参加してみたいと思った。









はな@hana-hitsuji052025年10月19日読み始めた図書館本図書館で借りた著者はドキュメンタリー映画「プリズン・サークル」監督。映画のタイトルは知っていたけどその頃は低関心だった。 わかりあうとはどういうことなのか、テーマから1人ひとりの言葉で対話していく。 前半「恵まれている」という言葉が参加者からよく出てくる。 自分にとって「愛おしい」と同じくらいのしっくりこない言葉。実生活で実感を持ってこれらを使ったことないかも。 その時の人間関係が良好だと実感している時にこの表現が出るものなのかな。 翔さんが服役するに至った傷害致死の原因が私の1番嫌いな犯罪を連想させたことで、加害と被害、何が悪なのかをずっと考えてる。







爽@sota_a2025年8月20日読み終わったそういえばtwitterで見たな〜と思い図書館で。 著者の坂上香さんの「プリズン・サークル」は自主上映会で鑑賞済み。 内容に繋がりがあるのは知らなかったけど、そういえばこういう人出てたね……?となったので、チャンスがあれば見ておいたほうがいいかも。(配信なしだけどあちこちで上映会をやってるのでサイトをチェック) もちろん見てなくても問題なく読めます! 信田さよ子さんの本を読んだこともあるからか、加害者の被害者性にはもっとスポットを当てられる社会であってほしいとよく思っていたので、山口さんの章には強く共感した。 被害者の立場から加害者の被害者性について伝えていくのは誰でもできることではないと思う。 そうなると両者に関係のない第三者(≒わたしたち)の介入が必要なんじゃないかなあと思う。 ただ、加害者も被害者も傷つけないよう介入すること、事件の背景を理解して伝えていくことって難しいことだろうなと思うので…… コラムとか巻末のブックリストもおもしろかった。
久保みのり|書店よむにわ@kubomisan2025年8月19日読み終わったp.143 修復的司法 筑摩書房/岡本茂樹『反省させると犯罪者になります』を買い求め読み耽ったときに「いまみたいな懲罰的な社会でいいのか?」と思った。 理由は、変かもしれないけれど、夫との関係を「互いが癒されること」を目指して修復していったからだ。相手が私を裏切って、私は離婚しようとして。それでも猶予を設けて「彼が更生するのではないか」と考えたのは、彼自身も被害者であったと私が認めたから。著者の香さんも被害者の山口さんも、同様に考えているようで安心した。あとは、社会が感情的になりすぎないように、私に何ができるか。まずは、家族の感情を最初に家族が聴けるよう環境をつくること。それが大前提。



久保みのり|書店よむにわ@kubomisan2025年8月17日読んでる誰かと話すっていうことは、自分を相手と同一化して、相手と同じようになろうとすることじゃなくて、私と相手のあいだに「3つめの空間」をつくるような感覚だと思ってて。そこにお互い招きあう。お互いを招き入れる。「理解」っていうことは必要だと思うけど、それは同一化とか同情じゃない。(p.25まほさん) 「わかりあう」ってなんだ?という話で。大学一年生のまほさんの表現がうまい。この「3つめの空間」はお互いがつくろうとしないとつくれない、と。わかりあいたいと思っても、こっちを向いてくれなかった人たち。私が意識的/無意識で向き合わなかった人たち。いずれも緩衝地帯ができあがらず関係がなくなっていった。いま空間がつくれている人たちは、とても貴重だ。


Hoshiduru@lilimoe2025年5月10日読み終わった期待していたものとは少し違ったかもしれない、論調としては概ね同意しているからこそ目新しさは特に無く、最後の被害者目線の語りにはむしろ危うさも感じる。 個人的にはそういうことを踏まえた上で、誰でも常に加害者でもあり被害者でもあるということに、自分たちはどう向き合っていくべきか、をもう少し考えたかった。 でも、だからこそ映画を観てみたい、もっと理解したい、とも思ったかな。
大皿@zarabon2024年11月21日読み終わった「あいだで考える」シリーズのなかで2番目に好き。加害者は、なにかの被害者でもある。被害者もまた、なにかの加害者でもある。 私が罪を犯さずに生きているのは、私がそれに見合った努力しているからではなく、本当にたまたま、そうなっているだけなのだ。そしてそれは、罪を犯してしまった人にも同じことが言えるのだ。- 5月@yacchi51900年1月1日読み終わった読み終えても正直私には修復的司法というのは、どうなんだろう、としか思えなかった。 自分が被害を受けた側なら、加害者と対話してその相手を理解したいとか思えないし、対話することで自分の受けた傷が癒えるとは到底考えられない。 私のこのような考えが変わるのかも?と思って読み始めたけど、残念ながら変わることはなかったし、むしろこの本は加害者よりになっている印象を受けてしまった。 人を殺めたりそれに準じるような犯罪をおかした者と、被害者とのあいだを埋めるものなんてないと思ってしまう。




















































