カピバラストゥ
@zlzlzlzl
- 1900年1月1日
箱男安部公房読み終わった粘土のような読み味がする安部公房のアレ。 それが楽しいかというとあんまり楽しくはないです。最後の方で「真相話す」「曖昧なままにしたくない」とか言っといてめちゃくちゃ曖昧なままやないかーーーーい!! …この信用できない語り手と登場人物の立場シャッフルはジーンウルフのケルベロス第五の首を思い出したよ。結局冒頭の浮浪者追放の新聞記事って何か意味あったんですかね。 一方で、覗きという行為をよくもまあここまで文学的に表現したものですなあ、と言いたくなるほどの文才。中盤、ガラス板に見る青のイメージの連続がすごい。 - 1900年1月1日
魔女の子供はやってこない小島アジコ,矢部嵩読み終わったいくら何でもダークメルヘンが過ぎる。 魔女のチャカぶっ放しから始まるトンデモグロストーリーだよ。 いろいろ破滅的な奇想天外が起こったけど、一番印象に残ってるのは身体をかく男の話かもしれない。あやふやな真実の中に存在する確固たる間違いという概念は唸った。 - 1900年1月1日
後宮小説酒見賢一読み終わった最高の物語。中華ファンタジーの金字塔ですわ。銀河ちゃん可愛いよ江葉ちゃん可愛いよ。性交がテーマでもあるので所々何かとえっちだ。そりゃセシャーミンの体に筆を這わせるところはアニメにはできねえわな!当然! あと後宮パートの裏で反乱パートみたいなのがあって、その火付け役の渾沌が裏主人公みたいな立ち位置になってる。登場人物みんな芯を持ってて深みがあるんだけど、渾沌だけは異物すぎて怖いョ…。怪物だョ…。 - 1900年1月1日
私の頭が正常であったなら山白朝子読み終わったいやーいいですねえ、どこか悲しい人情話。それと一抹のホラー。 和泉蝋庵シリーズは過去に読んだことあるけど、こちらは現代が舞台なので味がより分かりやすい。 トランシーバーの話は不覚にも泣いちゃったよ。でも酩酊SFが一番好み。ああいうSF設定に弱いねん。 - 1900年1月1日
たんぽぽ娘ロバート・F・ヤング,伊藤典夫読み終わったおんもしれ〜〜〜! 60年代70年代の作品なのでアイデアやストーリーはシンプルだけど、文体がめちゃくちゃ上手い。全ての物語が一級品になってる。全短編ハズレ無し。 「神風」「荒寥の地」「第一次火星ミッション」がお気に入り。 それにしても訳者あとがきで作者の長編を貶してるのは笑った。解説されてる作者の歪んだ女性観も面白い。たしかに成熟してる女性の扱いは散々だったわ…全短編通して… - 1900年1月1日
箱庭の巡礼者たち恒川光太郎読み終わった様々な世界の断片を切り取った美しい記憶のようなもの。いつもの日常の隣の神秘だったり、SFだったり、ファンタジーだったり、クライムノベルだったり……。最後の「円環の夜叉」が一番好き。 それにしてもこの人は文章が読みやすい。あとキャラクターの心情描写が最低限なので、読んでる最中にこちらがいろいろと想像してしまう妙味がある。「こいつ今キレてるな…」とか。楽しい!! - 1900年1月1日
ifの世界線 改変歴史SFアンソロジー伴名練,宮内悠介,小川一水,斜線堂有紀,石川宗生かつて読んだ「二〇〇〇一周目のジャンヌ」が最高すぎる。次点で小川一水の作品。 「なめ敵」「少女禁区」含めた伴名練の短編の中でも一番好きだよジャンヌ…。読んだ後はしばらく放心してた。 - 1900年1月1日
感応グラン=ギニョル空木春宵読み終わった溜められた悪意が最後に爆発するパターン多すぎ! いや、幻想的で破滅的な雰囲気はめちゃくちゃ好きなんだけどね。 「地獄を縫いとる」と「徒花物語」がお気に入り。「徒花物語」はまさに腐食していく百合で、良い読み味でした。 - 1900年1月1日
なめらかな世界と、その敵伴名練かつて読んだここ10年で一番面白い国内SFを聞かれたらこれを思い浮かべるほどの大傑作。 短編集なのでハードなSF苦手という人も読みやすい。 ベストは表題作か「シンギュラリティ・ソビエト」か「光よりもはやく、ゆるやかに」の3つのうちどれかみたいなところ、あると思います。 ミーは「ホーリーアイアンメイデン」が好きです - 1900年1月1日
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純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語G・ガルシア=マルケス,野谷文昭かつて読んだ世界でもっとも美しい水死者の話がよかったなあ。 あと金細工職人のやつ。 エレンディラの話はちょっと救いが無さすぎて… - 1900年1月1日
百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直かつて読んだ面白いかと言われると迷う、奇妙な一族の壮大な歴史。あんまり孤独感は感じなかったな。みんな叶わない悩みに生きすぎというか。 でも読んだあとの余韻は唯一無二だと思う。 本当にマコンドって村があったんじゃね?と思ってしまうね。 - 1900年1月1日
族長の秋ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直改行なしの文章が続くストロングスタイル。読みにくいったらありゃしねえ。 それでも途中途中の衝撃シーンの数々は面白い。時計の臓腑が音を立てるって何考えてたらこんな強烈な文章を思いつくんでしょう。 マザコンなのがこう…いいよね! - 1900年1月1日
- 1900年1月1日
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タフの方舟 2天の果実ジョージ・R・R・マーティン,酒井昭伸かつて読んだこういう…活劇テイストのSFいいよね! 主人公は全然活劇しない捻くれた商人なんだけど… トリーミューンとの物語がメインだなこの作品
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