思い出トランプ
27件の記録
かわうそ太郎@kawausotaro_08122026年2月23日読み終わった20年前、向田邦子が大好きだった。久々に手に取り再読したら、合わなくなっていた。 弱い男を可愛らしく思う、その余裕を、若い頃は憧れていた。 そして立派な中年となった今、その余裕が、鼻に付く。
水温@mz_nrm32026年1月28日読み終わった再読 市井の人たちが消化しきれぬままでいる不安、「いつかの記憶」を巧みに描く。調度品や果物のようなちょっとした小物や、建物、風景が静かに人物の在り様を伝えてくれる。緻密な文章でありながらこざっぱりとしていて、読みやすく面白い



- @s_ota922026年1月16日かわうそ p19 「一日中遊んでよろしいといわれ、ボールをあてがわれても、たったひとりでは、ただのゴムの球体に過ぎない。」 p22 「かわうそは、いたずら好きである。」 だらだら坂 p32 「この坂は、庄治の四季であった。」 はめ殺し窓 p47 「家の貌はそのまま江口のくたびれた貌に違いなかった。」 p55 「美貌の妻を自慢しながら、一生嫉妬に苦しんだ父親の二の舞はしたくなかった。」 マンハッタン p97 「無気力気質同士、ゆっくりゆこう。」 犬小屋 p110 「こういうとき、カッちゃんの目は笑っている癖に泣きべそをかいているようにみえた。」 大根の月 p137 「そのせいか、大人になってからも、大根を切っていて切り損ないが出来ると、ひとりでに手が動いて食べてしまう癖がついた。」 りんごの皮 p155 「気の進まないところへ出掛ける時は、時刻表通りに、したり顔でやってくる乗り物まで自分を嬲っているように思えて、時子は腹が立っていた。」 酸っぱい家族 p171 「捨てるということが、こんなにむつかしいとは知らなかった。」 耳 p188 「家族の居ない家は、他人の家みたいだ。」 p196 「妻に迎えたひとは、ごく軽くだが片足を引く。」 花の名前 p212 「教えた甲斐があったわ。」 p217 「女の物差は二十五年たっても変わらないが、男の目盛りは大きくなる。」 ダウト p228 「通夜にしろ結婚式にしろ、人の節目のセレモニーには、大なり小なり芝居っ気がともなうものである。」 p231 「自分のなかに、小さな黒い芽があることに塩沢は気がついていた。」 p236 「ダウト───と何度声をかけても、カードを裏返してくれなければ、計りようがない。」
青春わっしょい@seisyunwasshoi2025年12月30日読み終わった@ 電車向田さんの本は初めて読んだけど、雑多な情報社会からスッと遮断してくれるような世界観。 満員電車で文字を追うだけでなんか心地よかった。 現代での何気ない出来事から、 昔の忘れられないエピソードへの導入が自然🪿
inoue kaori@inoue_track2025年3月5日読み終わった昭和の話なので、共感を求めず「そんな時代のひとつの考え方だよね」と距離を保ちながら楽しむ。人間の美しくないところに向き合う。ほっこり系ではなく、夜遊びに読むくらいがちょうどよかった。『夜中の薔薇』のほうが昼下がりに合っているかもしれない。1月の #freeeeeema! で購入しました!

























