痴人の愛改版
51件の記録
さおり@prn9909082025年10月18日読み終わった譲治は始終キモいしナオミはどんどんヤバい女になっていくけどその自分のキモさに言い訳しないところ(自覚ないだけかもしれないけど…)はなんか憎めないなと思ったしナオミ確かに悪女でヤバいヤツかもしれないけどわたしはナオミが好きです.なんかこう…たしかにナオミ悪女めいて描かれているんだけど、それは彼女なりの生き抜くための術というか、その足で立つために必死でやっていたのかもしれないなと思ったりするとなんかギュッとなってしまうところもあったよ.譲治と結ばれるっぽい描写のところで譲治がナオミが嬉し涙を流したみたいに言うところがあってそこで思わず「それほんまに嬉し涙なんか⁉️もうこれでどこにも行けへんと悟ってしまったが故の涙なんとちゃんうんか⁉️」と思ってしまったよ. 正直読み始めたときおじさんのユメショなのかなと思いながら読み始めたけど、譲治もナオミもぶっ飛びすぎててなんかそんな生ぬるいものじゃなかったです.新聞の連載っぽかったけどこれみんな最後までついてこれたひとおるん⁉️と思ったけどわからない.男尊女卑的な風潮が当たり前で弱さをさらけ出せなくて、でもみんなヤバい人間に人生むちゃくちゃにされて支配されたいみたいな欲を心の奥底に抱いていたのかもしれない…

RIYO BOOKS@riyo_books2025年8月30日読み終わった君、君、盲人蛇に怖じずとは君のことだよ。そりゃあ成る程、君に取ってはこの女は世界一の宝だろう。だがその宝を晴れの舞台へ出したところはどんなだったい?虚栄心と己惚れの集団!君は巧いことを云ったが、その集団の代表者はこの女じゃあなかったかね?自分独りで偉がって、無闇に他人の悪口を云って、ハタで見ていて一番鼻ッ摘まみだったのは、一体君は誰だったと思う?西洋人に淫売と間違えられて、しかも簡単な英語一つしゃべれないで、ヘドモドしながら相手になったのは、菊子嬢だけではなかったようだぜ。




ハンク@lardenkaizer2025年6月4日かつて読んだナオミに振り回されるおっさんの話。谷崎作品といえば、と聞かれるとベタだけど挙げてしまう。読んだのは随分前のことになる。するすると読める中毒性のある文体と、癖のある登場人物に圧倒され、気づけば読了していたという記憶がある。

敗荷@sibue_fjodor_2025年5月27日読み終わったあの若島正先生が一番好きな小説は痴人の愛とおっしゃっていて、その時は意外!と思ったが、いざ読み終えるとどこか理解る気がする。エンタメvs純文学、という二元論を超えた先にある作品だな、と。

藤松@seu_ng162025年3月7日かつて読んだこれさぁ!!!男女で好みめちゃくちゃわかれるよね!?女の自分はイライラしかしやんかった笑 これを読んだ男性の方、ナオミと譲治に対してどう思ったか聞かせてほしいよ
夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだナオミには呆れたけれど面白かった。 最後の方は譲治が可哀想になってくる。 けれど譲治はナオミがいれば幸せなんだろうな。 ナオミの言葉遣いの酷さが女として「無いな」と。 ダンスに行き出した頃から、ナオミはもう何をしても譲治は自分を捨てられないと悟っていたんだと思う。














































