ヘヴン

ヘヴン
ヘヴン
川上未映子
講談社
2012年5月1日
51件の記録
  • 雪の音
    雪の音
    @yukinote
    2025年10月1日
  • しき
    しき
    @shikishaa
    2025年9月28日
    「言葉でああだこうだ話して、それでなんだかんだ問題をいっぱいつくって色々やってるのがこの世界で人間だけだなんて、考えてみればちょっと馬鹿みたいだね」
  • あおたむ
    あおたむ
    @aooimmo
    2025年9月25日
    【ネタバレあり】 普通に私が分かりやすいハッピーエンドが好きなのもあるけど、「それでどうなったの?」としか思わなかった。いじめ系は好きじゃないし、少しではあるけど性的な表現もあるし苦手な部分が所々あった。最初は、「耐えていることに意味がある」って言ってたことが、なんとなく分かるけど、その後百瀬の話を聞くと、「確かに意味なんてないのかも」と思えてきた。いじめられている原因だと思ってた斜視の話もそうで、ただただその時のムードで標的になったんだなと。いじめに加担したことも、しっかりと目撃したこともないけど、そういうものなんだろうなとはなんとなく分かるから、「ハッキリとした理由なんてない」という口に出しづらいことをしっかりと表現されていて、それが正しい部分もあるから余計にもどかしかったし気分が悪かった。原因があった方が絶対にいいだろうから。 ムードで始めた、なんて言われたら終わりが見えないし、自分の人格や存在そのものを否定されているようになって辛いだろうなと思う。 ヘヴンの話が最初の方に出てきたけど、正直「いる?その流れ」とはなった。結局ヘヴン自体は最後まで出てこなかったし、その後のコジマや主人公についても何も書かれてなくて、なんだったんだと思った。 コジマが「これに耐えたら絶対に他の人とは違うところにいける」と言っていたのも綺麗事だなと思った。わざと汚くしているのも、コジマの都合であって、コジマの美学でしかないと思う。だからといって勿論いじめていい理由にはならないけど、なんというか、「乗り越える」とか「耐える」って、当人の言い聞かせでしかないんだなと思った。「努力は必ず報われる」という言葉に違和感を持つように、必ずしも耐えたからといって何か起こるわけではないと思う。残酷ではあるけど、もしかしたら状況はずっと悪い可能性もあると思う。そういう心持ちが悪いとかでは全くなく、なんというか、世の中の不条理さが滲み出てるなと思った。綺麗事では生きていけないんやなと思った。 百瀬の「こちら側の都合とそちら側の都合は、一見繋がっているようで違う」(みたいなニュアンス)という文は、確かに新鮮な感覚だった。 主人公が斜視の手術をすることをコジマに伝えた時の反応は結構イライラした。結局コジマは、ぼくが自分の仲間から外れていくのが嫌なだけだと思ったし、逆に自分と同じ境遇だったからこそ仲良くなったんやなと思った。その友情ってどうなんやろと思った。ここで「斜視を治す=二ノ宮に従う」ことになってるのが、少し単純で浅はかだなと思った。悲しいことではあるけど、百瀬の方がよっぽど多くを考えてるなと思う。 トイレで二ノ宮が誰かと話していたみたいな描写は何?多分百瀬で、二ノ宮が百瀬のこと好いてると思ったんやけどどうなんやろ 二次創作の読みすぎか? あとは百瀬が体育をよく休んでいるとか、病院で会うとか、そういうとこも説明が欲しかった。考えすぎかもやけど、百瀬はかなりの大病を患っていて、だからこんなに物事を諦めてるのかなとか思った。 『地獄があるとしたらここだし、天国があるとしてもここだよ』
  • いつ
    いつ
    @its
    2025年9月14日
  • りく
    @riku-maru
    2025年9月5日
  • monami
    monami
    @kiroku_library
    2025年9月2日
  • サカキ
    サカキ
    @sakaki0825
    2025年8月25日
  • Yuki
    @yuki0325
    2025年8月25日
  • yuki
    yuki
    @yukita
    2025年8月20日
  • Hori
    @myhk
    2025年8月18日
    友達のおすすめ
  • しお
    @oyasay
    2025年7月12日
    美しさとか理不尽にあうときの体の描写とかがすごく繊細で、なんとなく現実離れしたような白昼夢みたいな感じがあって一気に読んでしまった そういう体験をしたこともないのにわかるな…という気持ちになった コジマはどうなったんだ…
  • ひろ
    ひろ
    @hrk_m
    2025年7月7日
    地獄も天国もそこであるように、その最中に美しさは吹き込んでいる。情景描写が繊細だなと思っていたら、気付いた頃には右ストレートの射程圏内だった。
  • 🐾
    @n4y
    2025年6月16日
  • ♡
    @pizzicato
    2025年6月10日
  • 松田茉莉
    松田茉莉
    @cotomato
    2025年6月2日
    単行本を持っていたけど、つい先日古本で買って読み出したら止まらなかった。この圧倒的な文章の質量を受け止める勇気がなくてずっと再読を躊躇っていたけどようやく読めた。 いちばん最後の頁に元の持ち主の書き込みがあって、なんてことないメモ書きなのだけど、それもコジマのいうしるしみたいなものかもしれないと思った。
    ヘヴン
  • tycho_123
    @tycho_123
    2025年5月23日
  • 混沌
    混沌
    @kon_10n
    2025年5月16日
  • User1
    User1
    @nrzrn
    2025年5月15日
  • Motiyama
    @10010KY
    2025年5月14日
    得難い読書体験だった。 想起される情景と主人公の感情と、文字列を見るという具体的な視覚体験とが融合して「小説」としてあらわされている。 全ての小説はそういう表現媒体なのかもしれないけれどここまで明確に意識させられた事はなかったな。私が色々読んでないだけかもしれないけれど。 夫が借りてきたので何気なく読み始めたが、自宅のしまい損なっているコタツの一辺で、こんな日常をこじ開けられるような圧倒的な経験ができるなんて。 ラストシーンの世界の輝きは、読者の、日常をこじ開けた先にある世界、の体感と重なるようにも感じた。 後から調べたら、ブッカー賞の候補になっていたのか。そりゃそうだわ、と納得した後、著者が20代前半でこの小説を書き上げていたことを知り驚愕。著者の存在そのものがこの世界の輝きだわ、と思った次第。 他の著書も読みたい。
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年5月14日
  • @re__
    2025年4月26日
  • ねこ
    ねこ
    @spring222
    2025年4月13日
    理不尽なつよい力の描写があまりに秀逸で、複雑な言葉を乱用するわけでも無いのに目の前に光景が広がっているみたいだった。コジマという人間をつくる線の細さに心打たれた
  • 雪
    @yuki
    2025年4月5日
  • Yukari Niwa
    Yukari Niwa
    @yukarikko
    2025年4月4日
    グサグサ刺さるし、辛いけど最後希望の光が差し込んでほっとした。こういう光にふいに照らされたら、ちゃんと掴まないといけない、と思う。
  • 3/27-3/31
  • 菜の花
    菜の花
    @nano_87
    2025年3月24日
  • いじめ(作中では苛め、と表記)の描写が最初から最後まで続き苦しくなる。 わかりあえる相手とわかりあえない相手、強さと弱さ、意味があることとないこと 最後の文章が悲しい。
  • oto
    oto
    @sakana__books
    2025年3月13日
    終始いじめの描写が凄惨で挫折するかと思った… 終盤もなかなか壮絶で苦しい場面が続くけど、その反面描写は美しさもあって不思議な感覚になった いじめに耐える者同士の〈僕〉とコジマの関係性がだんだんと歪にでも強くなっていく様に目が離せなかった 本当の「強さ」ってなんだろう、善悪とは…と哲学的なことをものすごく考えさせられた 川上さんの作品は会話のテンポ感も独特で好きです
    ヘヴン
  • えい
    えい
    @ek
    2025年3月9日
  • marina
    marina
    @jpkagef
    2025年3月7日
  • 三木
    三木
    @_mkkndayo
    2025年3月7日
  • tsukushi
    tsukushi
    @tsuku_um
    2025年3月7日
    読後、反動でハッピーな本を求めるようになった
  • N
    N
    @r_is_for_read
    2025年3月6日
  • め
    @memimumemo
    2025年3月6日
  • うらしま
    @momo_22
    2025年2月23日
  • Ouka
    Ouka
    @pageturner
    2024年7月21日
  • u
    @nu
    2023年11月4日
    心に来るものがある
  • ギョ
    ギョ
    @8823kame
    1900年1月1日
    娘がAVに出るって言ったら絶対反対するくせにテメエはAVで抜いているという矛盾。全員が全員を守りたいわけではない。考えたい人の気持ちしか考えない。 なのでみんな必死に社会に媚びて「気持ちを考えたくなる」人間を目指す。主に強者の擬態。それでも守られない側になった人間が取れる選択肢は、弱さをプライドにするか、暴力に訴えるか。そういえば後者は犯罪か…
  • しま
    しま
    @shima2718
    1900年1月1日
    透明書店で中身がわからない状態で買った一冊
読書のSNS&記録アプリ
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