20年以上ぶりなんじゃないか、南Q太作品。なのになのに、うわ〜！この感じ、今まさに読みたかった‼︎てなってビックリしている。

社会の女性差別や差別的な異性愛規範を浮き彫りにするストーリーが本当に苦しい。。主要な男性登場人物が絵に描いたような「カス」ばっかり。「カス」を生み出してしまう社会構造を看破する知性が私は欲しい、痛切に欲しい。。。

気になるな〜と思っていたらKindle Unlimitedで見つけてあっという間に読んでしまった。 恋愛や結婚って答えが１つみたいな暗黙の了解パートがめちゃデカい。（いや、人間関係は全てか。 でも考えてみたら、国籍や年齢性別に関わらず、全てが完全一致する人間自体がこの世に存在しないのだから、どの組み合わせであろうと同じくくりに当て嵌めようとかそもそもが無理な話なのでは、と思ってる。 けいとさん、あの人は多分違う。 そして作者のあとがきが本当に良かった。 敢えて乱暴に言うなら自分のことをどこか出来損ないと思っている人はひっそりと沢山いて、私もその中の1人としてこの漫画とこのタイミングで出会えたの、最高に良いな。

ひっさびさに南Ｑ太のマンガ読んだ。 若い人側の尖った感じ、だけじゃなくて、 歳を取った側の、何処にでもある平凡さと後悔が描かれてて染みた。

めっちゃよい

「けいとさん」がAFABでノンバイナリーの自分と似ていて共感！

結婚について考えさせられる