恋愛中毒 (角川文庫)

46件の記録
___.♡@yuyurara2026年6月28日読み終わったかつて読んだすごいなあすばらしいなあ、山本文緒さん。この構成はほんとに見事。 あの代表的なフレーズは苦しいくらい好きで。苦しくなるのに、ね。まざまざと見せつけられる感情、心の内の描き方にそのすごさを実感する。 水無月さんは「ヤバい人」。なのにその一言で片付けられずヒリヒリざらつく胸の内。 「適量」がわからず、「理性」のタガが外れてしまえばどこまでも「執着」「独占」してしまう。「盲目」になり、境界線も踏み越えエスカレートする言動を止められないのは「中毒」。 「狂気」と言えてしまうのになぜだろう。紙一重のようにも。「暴走」にみえるはずなのに。 世界は「わたしとあなた」だけで充分になり、都合よい解釈でストーリーを作りあげる経験はなかったか自分に問うてはぐらつく。 いくら自分に課しても約束しても決めたことを破る瞬間を迎えてしまう。抗えない感情と欲が引き金になり壊されるから。「中庸」でいるってすごくむずかしい。 狂った人に映るけれど、恋愛の側面、溺れた感情がズームで映されただけのようにも。感情との距離感、バランス感覚のちょっとした違いでだれしも「ヤバい人」になる/なっていたのではと。 いつかの/未来の自分という可能性を捨てきれないのは、なぜだろう。 ただただ自分の中に潜む狂気に狼狽えているだけかもしれないけれど。 いや、「創路功二郎」を知っているからだ。同じ人を見ていたの?それとも量産型人間なの?とあまりに見覚えのある「ズルい人」の描き方に同じようにムシャクシャする気持ちになっては、水無月さんの感覚をないがしろにしたくないと思ったからだ。 山本文緒さん作品は人生の節目節目で読み返し、一緒に歳を重ねていってるだいすきな作家さん。

星人@churip_0462026年6月8日読み終わった最近、恋愛小説にハマっていて手に取った作品。 始めは、ある女性が大恋愛を経験して1人になることを決めたものだとイメージしていました。 しかし読んでいくうちに全く違うものだということがわかりました。 最後まで読んでもどういうことが理解できず頭の中がはてなでいっぱいだったのですが、解説を読んで展開の狂気さがわかりました。 私の中での恋愛小説の印象に、1つ新しい観点を教えていただいた作品でした。


- マイペース本田@kani_21362026年5月26日読み終わった借りてきた読書日記こんなことを言ってはアレですが登場人物全員気持ち悪すぎてめちゃくちゃ読むのに時間がかかった本。 どうか他人を愛しすぎないように、他人を愛するくらいなら自分を愛するように。そんな小さな祈りを小説家の創路との出会いで人生ぶっ壊れていってる。最後の最後までこんなおっさんに執着して不倫して犯罪してるの意味わからんすぎて逆にこんな人間もこの世界には存在するのかと感心したレベル。最初はこの男に狂った主人公の水無月は出会って可哀想って気持ちがあったのに読んでいくうちに、この女がどうしようもなく被害者ヅラした最低な女であるのが分かっていくのが恐ろしすぎる。自己を犠牲にしてまで好きな相手に執着して自分も相手も不幸にする。なんも救いはない。


あおの@aonogacnico2026年2月8日読み終わった読了。分かるようで、分からない私は、人を愛したことがないのだろうか。 ここまで人に執着したことなくて、ちょっと新鮮な感じで、本当に最後まで、分からなかった(笑)
あんどん@andon_tenten2026年1月20日読み終わったネタバレあり⚠ネタバレ感想 私はストーカーをしたことはない。 けれど、水無月と同じ恋愛観をもっている。好きな人から異性が離れていけば嬉しいと思うし、そうなるように仕向けたこともある。好きな人の一番になりたくて献身的にもなるし、嫉妬心もある。水無月が激しく嫉妬してしまうポイントも私と一緒だった。 水無月はストーカーをしていた。じゃあ、水無月と同じ恋愛観をもっている私はストーカーをせずにいられるのかと問われると、本書を読んで自信がなくなってしまった。1つ理性が壊れてしまえば、やってしまうかもしれない。読んでいる間、私の背中にぴったりと水無月がいる気がした。 けれど、私も、そしてきっと水無月も恋愛をすることをやめられない。私は恋多き乙女ってやつだ。水無月もそうなのだろう。どれだけ辛くても痛くても、報われなくてもやめられない。まさに恋愛は中毒だ。 (2026.1.17 読了)

はる@haru_reads2026年1月8日読み終わった“これから先の人生、他人を愛しすぎないように。 愛しすぎて、相手も自分もがんじがらめにしないように。 私は好きな人の手を強く握りすぎる。相手が痛がっていることにすら気がつかない。だからもう二度と誰の手も握らないように。 諦めると決めた事を、ちゃんときれいに諦めるように。二度と会わないと決めた人とは、本当に二度と会わないでいるように。” 読む前に、切ない恋愛をした人の話かな?と予想していました。 物語の構成がものすごく好きです。 読了後に「すご!!」と思わず言ってしまうくらいに。 最初から面白くてドカドカ読み進めちゃいますが、後半に差し掛かるにつれて心の中で「えぇ…?」「ヒェ〜」「は!?」などと語彙力さえも失いつつ、目が離せない一心でやっぱりドカドカ読み進めました。 最後の描写からも、主人公の今後が想像出来てしまいました。 えぇ!?と驚きたい方にとにかく読んで欲しい一冊です。 私は私でいても大丈夫かな、大丈夫だよね。
とり@torikawaniku2025年11月14日かつて読んだ唐突に思い出した。バリバリの恋愛小説とか読んだことないかも!って思って買ってみたやつ。最初はウヒョ〜!!!たまんねえぜこの感覚!!!!わかるわかる!!!!!恋愛ってこーいうのたまんねえよな〜!!!!!ってノリノリで読んでたら、ん…え…?ってびっくりした。すごい勢いで読んでしまったやつ。

オレンジ色@orange2025年8月23日読み終わった私、読み感をたとえる。電車に乗ってる。窓ガラスに映る姿。車窓からの景色、流れる。見えてることに病む。少し立ってるとこズラす。想いへの換気できる。






























