こんこん

69件の記録
みー@mi_no_novel2026年10月4日読み終わった@ 自宅着ぐるみの中の人に恋をする女の子のお話。 私は何のヲタクでもないし、推し活をするという感情って分からない。パークに入り浸ってお金を溶かしている人の気持ちは分からないけど、「人間」みたいに汚くない、もしくは汚いところが隠れている清いものを愛したい、という気持ちは分かる。 私も夫の綺麗なところばかり見ている。汚いところからはずっと目を逸らし続けている。 また、私はアセクシャルだから、恋愛においての性欲の必要性について考えた。ひらくくんの「付き合うってそういうことだよね?」発言に辟易すると共に、ああ、こうやって出しゃばってあたかも「私は普通の人ですよ」発言しちゃうことあるよな、と思った。 詩人の著者。つむぎ出される言葉がこんこんのようにふわふわキラキラ、雪の結晶みたいに綺麗だった。他の小説や、詩集も読んでみたい。 p91 「人間って、ひとりじゃ生きていけないじゃん。たぶん、ひとりで生きていくほうが楽なのに。だけど、彼女と歩いていると、なんかそれが自然に感じるんだ。人間って、何千年も、こういうふうにして生きてきたんだなって。もちろん喧嘩もするし、理解できないこともあったりするんだけどさ。沈黙が気まずくないって、ちょっとひとりでいるみたいで心地いい」 p123 「だから、なんかあのときは、自分が傷つくことばっかり、考えていたから。だれかに触ることが怖いのに、性欲みたいなものはちゃんとあって。それだけじゃなくて、何故か、そうしないといけないような気がしていたんだ。だから、まどちゃんがいやだって、はっきり言ってくれて、安心した。よかったって思った。そう言ってくれなかったら、おれはたぶん……」
Chico@chico415wabu2026年9月21日読み終わったネタバレというかニッチな話になってしまう 中ヲタの生態を知ってるし、自分はそこまでのめり込まなかったけど分かる...って側から読むとめちゃくちゃにリアリティがあってやばかった(笑 中ヲタガチ恋の話?と思っていたら恋愛感情とも違うし、性欲もない何かに対する「すき」の気持ちかな。 誰にもわかってもらえなくてもとても大切なすきだと思ったなぁ。

さつき@コメント大歓迎@ai_sa_2026年8月26日読んでる表題作読了。 あああ悲しい… 優しくて美しいのに、なんでこんなに悲しいんだ。 以下ネタバレ(自動でネタバレ判定されるか不安だ) 最後主人公が結晶になるのほんと…泣 まどちゃんは結晶にいっぱいいっぱい優しさやかわいいをもらったから、結晶になれたんだね。 わたしも結晶になりたい。なれるかな。 まずは何かを愛することからだな。
さつき@コメント大歓迎@ai_sa_2026年8月26日読み終わった読了! やっぱり表題作が一番好きだけど、なにか人の形をしていないものに対する愛を1冊にまとめた感じなんだな。2篇目はとても前向きでこれもよきでした。



語彙力ナシ子@nashiko032026年8月23日読み終わったすごく一方通行の愛というか、歪。 だけど皆が着ぐるみ(アバター、仮の人格、体裁など)を着て生きている現代だからこそ生まれるお話かもしれないと思った。
ひとやすみ文庫@hitoyasuni2026年8月20日読み終わった着ぐるみの中の人に恋する話。 まどちゃんのこんこんに対する気持ちが溢れて溢れて仕方ないときの夢中でキラキラとした感じに対して、パーク外で過ごしてるときは場面描写が細かくて現実の生々しさを感じた。所々でそんな細かくかくんだ!?ってなった。 狂気じみてたけど、まっすぐできれいだったな。あんな風に心の中がいっぱいになるくらい夢中になれるもの、わたしも欲しいな。感想難しい。 ・こんこん ・水滴のシール ・水色の家(詩)
jyue@jyue2026年8月14日読み終わった読書日記8月某日 今日も涼しい日、これ以上涼しい日が続かないでほしい、これ以上わたしに淡い期待を持たせないでほしい、このあとの残暑へ耐えられる自信がなくなってしまう、どうせまた暑くなるくせに。 とある理由で潰れた苺を大量に手に入れたので、むかしよく家族が作ってくれていたアイスクリームを自分でも作ってみる。ヨーグルトと生クリームと砂糖と苺だけで出来るシンプルなアイス。冷凍庫でねかせた。完成が楽しみ。 明日はなにかと忙しいから、明日の洗濯を今夜やってしまう。待ち時間に『こんこん』を読了。現実で起こった出来事と、空想と、思考が、溶けて混ざり合うような小説だった。書きたての純文学を読める文芸誌って、あらためていいなあと思う。 今日からはずっと頭のかたすみでチラついていた『日の名残り』を再開。Readsを見ていると、みんな当たり前のように読みかけの本を積読へ戻したり、気分で再開したり、併読をたくさんしたり、荒々しい読書をしていて安心する、わたしだけじゃないんだなって。







jyue@jyue2026年8月13日読み始めた読んでる読書日記8月某日 去年からよく果物を食べるようになり、それはたまたまもらう機会が多いというだけなんだけれども、いまは野菜室に桃と梨とぶどうとすいかがあって、開けるたび幸せな気持ちになる。 夜は水沢なおさんの『こんこん』を読む。水色の透き通った空気が漂っている小説。こういう、読むだけで情景がありありと浮かぶ小説も好きだなと思う。そういえば、先日読み終えた『夏帆』も目に浮かんだな。これまでの村上春樹作品はあまり情景が浮かんでこずに、それはそれで不気味で良かったんだけれど、夏帆は分かりやすかった。 今日も涼しかったけれど、夕立で湿度が上がったから蒸し暑く、夜にエアコンをいれた。4日ぶりのエアコンでおなかをこわす。よわ。




結@yi_books2026年8月11日読み終わった純粋な愛って結局のところなんなんだろう?と思った。 外見とかじゃない、結晶のことを好きになるのは純粋な愛なのかな。 私は良くも悪くも簡単に人や物を好きにならない、執着もほとんどしないたちなので、なんだか遠い世界の話のようにも思えてしまった。 でも、好きな文章はたくさんあって、それはとても嬉しかった。根は同じだなと思えて。



伊東@yarn32026年8月9日読み終わったKinoppyにて。とりあえず表題作だけ読み終えた。私はガワ見て中の人当てる能力が全くないんだけど、なくて良かったとも思う。でも対応に差があるとわかっちゃうよな。この作品ではそれがただ一人との魂の邂逅のように描かれていたけど、わかるほど差があっちゃいかんよとも思う。現実のガワと接していた身としては。 以下ネタバレかな。 ラスト、大島弓子の「ロストハウス」の、「ああ彼は世界中を彼の部屋にして そしてそのドアを開け放ったのだ」を思い出した(記憶頼りなのでうろ覚え)。 「推す」とか「かわいい」とかは、全部どこか依存であり逃避であり、手の届かない対象への抱えきれないそれを引き受けるためには世界を丸ごと引き受けるしかないというのは、こういったいわゆる「推し活」を描いたフィクションの結末として、珍しく腑に落ちるものだった。
ひとやすみ文庫@hitoyasuni2026年7月30日買ったタグ付け替え 気になる→買った 地元にある大きめの本屋さんでラスイチだった。ほんタメ文学賞の棚作ってください!ってお客様アンケートに書こうかなって考えてたけど、在庫的に難しそうと思ってそのままお迎えすることに。 友だちも気になるって言ってたから、いま積読たくさんあるしいいよって、その場でそのまま貸しちゃった。あとで忘れずに返してもらおうね(備忘録)
umeco@u_meco2026年7月25日読み終わったテーマパークの着ぐるみこんこんと顔も声も名前もわからない結晶と呼んでいるその中の人へのどうしようもない愛情の話。 柔らかく包み込んでくれる優しさ、それがあるから生きていける。人間ではないものへの愛情に、心の奥がぎゅっとなって共感してしまうものがあった。 こんなふうになんのてらいもなく、わたしはひとと抱き合ったことがない。そしてそれは気持ちいい。あれは間違いなく結晶特有の美しさではあるけれど、剥き出しの結晶のままであの清らかさがうまれるとは思えない。こんこんという身体があって、はじめてあの、たましいとたましいがまざりあうような瞬間がうまれるのだ。(p67) とても愛おしい感情だなと思う。


タラコ@tokimeki_kirakira2026年6月16日読み終わった表題作の「こんこん」は、ぬいぐるみ、そしてぬいぐるみの中の人への愛着や想いを描いていて、私が”推し”に抱く感情とどこか通じるものがあった。性欲でも恋愛感情でもない、何か大切にしたい、通じ合いたい、想いが届いてほしいという一方的で気持ち悪くも眩しくもある感情が描かれている。 キャラクターの”推し活”やシールがもう小説になるなんて!という驚きもあった。めちゃくちゃ今っぽい小説。


杏音@lunemoonnoon2026年4月9日読み終わった好きな作品。その立場だから見える世界もある。着ぐるみの中の人という煙のような存在を愛する主人公。生身の人間は苦手。それでも、主人公の気持ちは恋だと思う。


















































