日本人が移民だったころ

25件の記録
- socotsu@shelf_soya2025年9月21日読み終わった日本から他国に移民してまた日本へ引き上げてきた人、移民した国で日系一世、二世として生きる人たちから話を聞き、その歴史を知ることは、いま移民として訪れた人たちを日本という国はどのように迎え入れているかを知り、考えることにもつながる。 "田岡さんは「恩義」と表現した。外からやってきた人を人権侵害の制限だらけのやり方で扱うのか、感謝されるようなやり方で遇するのか。この問いは、移民受け入れをめぐる入管法改正が「改悪」と言われ注目を集めるこの国が、長い目でみたときに、両国のかけ橋となるような人材を生み出すことができるかという問題にも繋がっている。" (p.190)
- ホ@miyuki-7852025年9月1日読み終わった令和はあまりにものごとが進んで、どこか昭和と断絶しているように感じることもある。でも戦争と引揚と立ち直り(立ち直れなかった人も)は、地続きだと感じた。昔住んでいた街に樺太復興住宅があった。ずいぶん前に取り壊されたけど、住んでいた方々はどこに行かれただろう。
- にわか読書家@niwakadokushoka2025年7月6日読み終わった@ 自宅一人で海外で仕事をするようになるまで、気付かなかったこと、知らなかったことがいっぱいある。その時に明らかに価値観も変わっている。 今後、自分がそういう選択をする可能性だってある。 まず知ることが必要だと思うし、こうして記録されることに大きな価値を感じる。
- 湖水@mizu_umi2025年5月1日読み終わった海外に移住を決めた方たちの戦前から戦後にかけての経験がまとめられている本。一人一人の人生が詰まっていて、それぞれの方の体験をなぞる貴重な読書時間をすごした。