料理の四面体
56件の記録
もとかつ@motok_22026年10月4日読み終わった料理本。 本屋で手に取ってパラパラめくったときは料理エッセイかなと思ったが、買って帰ってきちんと読んだら思ってた以上に解説本だった。料理を分類・体系化している著者の料理理論。 …と書くと堅苦しい本みたいに思えるかもしれないが、本屋で手に取ったとき「料理エッセイかな?」と思ったくらいには文章が(いい意味で)砕けていて表現にユーモアがある。なによりたまに出てくる料理の描写が美味しそう。 自分は普段あまり料理しないし得意でもなんでもないけど、この本は面白く読んだ。料理得意な人が読んだらまた違った楽しみ方が出来るのかもしれない。



咲@3tsuki_9r2026年9月24日読み終わった借りてきたずっとタイトルだけ気になってた本。やっと読めた。 複雑に見えていた料理の要素を、広く、広く捉えると、ここまでスッキリとさせることができるのか。荒唐無稽な暴論ではなく、知識に基づいた語り口にどんどん引き込まれるし、要素を大きく拾いながら、最後に現れた図形には圧巻というほかなかった。 炊事ではない「料理」の自由さを垣間見た一冊だった。 どうにか他の題材にも応用して、絡まった生きづらさを解消できないものだろうか。どうせやらなければいけないなら、面白がってやりたいじゃないか。何に関しても。

阿部義彦@xtc1961ymo2025年12月28日読み終わったこの本はいつかは読もうとずっと思ってた。私も今は会社には滅多に顔を出さず、家から直行直帰で、半ばリモートで昼も自宅でとり、三食自炊の生活なので料理は当たり前で帰り道にスーパーで食材を買って帰るのがいつものパターン。ブックオフで見つけたので、ゆっくりと読みました。実に斬新な切り口の料理論で、レシピのヒントになりました。特に「ローストビーフの原理」と「刺し身という名のサラダ」の章は蒙を開かれました。






- mnm@mnm_ao2025年7月13日読み終わった確かゆる言語学ラジオで紹介していた 彼らほど感銘を受けなかったのは、私にとって料理はもう分解して読み解くものではなく身体知に近いからだと思う それはそれで勿体ないような気もする 世界の解像度を上げるチャンスだったのに

廣 亜津美@hiroatme2025年3月7日かつて読んだ「男子厨房学入門」の応用方法をまとめたような本。料理の四面体とは火、水、空気、油を頂点とする正四面体の意味で、材料を四面体の一点に置くと料理が出来あがるという、斬新というか大胆な考え方は面白いです。実用にはならないですが、料理中にはどこか頭の片隅に四面体を作っている自分がいます。「新しい御馳走の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである」というブリア=サヴァランという言葉が好きです。- ishiguro_reads@ishiguro_reads2025年2月26日読み終わった例えばローストビーフとアジの干物は、原理的には似たようなものだと言う。数センチの距離で直火で炙るか、1億5000万キロ離して太陽光で炙るかの違いでしかない、と。 本書はこのように、世界中の料理が実は、原理まで戻るとグラデーションでしかない、という見方を提示する。著者 玉村豊男氏は、火・水・空気・油を頂点に持つ四面体のうえに全ての料理をマッピングする。非常にシャープなダイアグラムだ。 この四面体について彼はレヴィ=ストロースの料理の三角形と構造主義自体に着想を得た、と書いているが私にはそれ以上の可能性があるように思えた。 たとえば豆腐という素材に火と油を加えると「揚げ出し豆腐・油揚げ」ができる。これを再度四面体の底面に持っていき素材として捉えると、油揚げの網焼き、揚げ出し豆腐の蒸し物など再度変化させることができる。そもそもの豆腐を分解して、大豆を水と火の直線上で運動させてできたものと捉えることもできる。 つまり、一つの四面体とは別次元の四面体が無限にあり、それらを行き来して考えることができる。多数のモノ・コトから帰納的・求心的に構造を見つけ出すのが構造主義だとすれば、その構造のうちに変化の可能性を内包するこの料理の四面体モデルはポスト構造主義として捉えることができるのではないだろうか。







































