病院の待合室にて。 初めて見る日本の街並みをわくわくどきどきしながら見回しているハーンを想像する。かわいい。 「初めの印象は早く書き残しておいた方がいい、忘れてしまうから」という先人の言葉を、しかし守れなかったと言っているが、ハーンの活写は微細で日本の風物をよく知っており具体性にあふれている。 よく見ている。よく覚えている。 写真もそこまで一般的でないだろう時代にすごいな。 新聞記者時代の経験が生きているんだろうか。

朝ドラ「ばけばけ」が来る、小泉八雲記念館と旧居を訪問する、氏のことをもっと知りたいなど、いい機が重なり購入。 さすが島根の本屋さん。 八雲の本があればいいなーと思ったが、あった。

ようやく読み終わったよ〜。かなり時間をかけて読んだ気がする。日本賛美が多いのでむず痒いけど、現代人はこの美徳を維持できてるのかなぁ。なんかだんだん申し訳ない気持ちにすらなったよ。下巻どうしよう、続けて読むか…他のにするか。