職業としての小説家

24件の記録
- 絢藻@ayamoayamo2025年5月4日読み終わったこれは指南書の類ではなく、村上春樹さんの自伝的なもの。 今まで散々、指南書を読み漁ってきて今この本に辿り着いて、ようやく肩の荷がおりたような気持ちになった。 こういう風に書いたほうがいいよ、こんなルールがあるよ、なんて情報で頭の中がいっぱいになっていたものの、実際に自分が小説を書こうとした時になかなかうまくいかない。そもそもわたしはプロットが作れない。(現在挑戦中ではあるものの) そんな、凝り固まった頭でこの本を読んだのは正解だった。これでいいんだ、こうしていいんだ、がたくさんあった。 誰のために書くのか?というお題に対して、自分が楽しむために書く、という、まさに今までのわたしが二次創作をする時にモットーにしていたことを挙げられていて、なんだか嬉しくなった。 このスタンスはこれからも大切にしていこうと思う…!