ゲームの王国 下
34件の記録
yt@yt2025年12月12日読み終わった「俺たちがずっと探していたものは、これなんじゃないかな」(p130単行本) ゲームという名の人生に翻弄される。 「いろいろなことを知れば知るほど、もう手遅れだとわかってくる人生のように」(p238) 人生という名のゲームにも翻弄される。 散りばめられたエピソードが積み重なって、決めるべきゲームのルールが浮かび上がってくる。 「もちろん、もう二度と、あんなに楽しいことはないだろう」(p330) それだけでいい。 過ぎ去った91は誰でも使える魔法だ。 「どっちのゲーム?」(p345) ゲームで世界を変えるって、橋野桂が言っていたことじゃないか。 最高のやつだなあ。









コーギー@kougi_book2025年11月2日かつて読んだお気に入り下巻で見せられたソリヤとムイタックの関係性の帰結が良すぎて、何も考えずに書くと感想が「ソリヤとムイタック、運命……」だけに圧縮されてしまう。 読みながら「こんなの運命じゃん……。いやでも読者が勝手に運命呼びするのはキャラクター本人の意思を無視してるから良くないよな」って自制していたら、本文で「ムイタックの運命はソリヤだった」って言及がなされて、!?!?!?ってなりました。 とにかく規格外で周囲に理解者がいなかった天才児二人が初めて対等に話せる相手と出会うが、やがて二人は殺し合う(※比喩)ことになる。しかし二人とも最後まで相手のことが好きだったのも事実で……。みたいな関係性の二人が好きだから、ソリヤとムイタックの関係がぶっ刺さりました。 ちなみに一番好きなキャラは綱引きマットレスです。




よみむすび@read-holic772025年9月30日読み終わったこれは想像していたSFと違った。 時代に翻弄されながらもこれしかないのだと力強く生きる人たちの話。 愚かで生々しさを感じつつも人間ってこうだよねと感じさせられる表現もため息をつく。 ソリヤはその内面的な強さに美しさを感じる。


数奇@suuqi2025年8月15日読み終わった面白すぎて夢中で読み終えた。上巻の時点で面白かったが、下巻からはそこから想像もつかないような展開をしていき、一体どんな頭をしていたらこんな小説が書けるんだと、その発想力に震えた。あとがきで筆者が述べているように、プロになる前に書きたいことをただ書いたというこの小説は確かに荒削りな部分もあり、消化不良な人物やエピソードもあるのだが、それが気にならないほどの熱量に満ちている。凄すぎる作品。あとがきも素晴らしくて作者のファンになってしまったので、他の作品も読まなければいけない。



ayk@aybooks2024年10月4日買った読み終わった感想読書日記上下巻で800ページを超える長編小説。 カンボジア秘密警察時代からポルポト政権下となり200万人以上の虐殺が行われた時代を描く。 史実ながら物語はフィクション。 小川哲さんならではの独特な登場人物たち。泥を食べ土の声を聞き地を操る男、輪ゴムで死を予兆する男、嘘を見抜ける少女などなど...クセになります。 上巻、憎悪のクライマックスを迎え下巻に突入するが、ここでSFに転換。『ゲームの王国』というタイトルにも納得です。




















