想像ラジオ

22件の記録
- S@YunhO3232025年8月28日読み終わった読み終わってからの余韻が凄すぎる。 涙が本当に止まらないです。 わたし自身、知り合いを震災で失くしたことは無いけれど、東北はわたしの大好きな地であるし、思い出の多い地なので色々と感じるものがあった。 話の途中にも出てくるが、私のような現地の人でも震災によって知り合いを失くした訳でも無いどちらかというと他人という立場で、震災のことや、震災で亡くなった方々に対して感情をぶつけすぎることに対して罪悪感では無いがそういう類のものを感じていたが、この本を読むことによって、誰でも悲しんだり感情を持つ権利があるということに気付けて勝手だが救われた気がする。 また、生者と死者は持ちつ持たれつであり、決して一方的な関係ではなく、ふたつでひとつであること。生者と死者が共存していること。とても響いた。 ぎょらんや夜明けのはざまを思い出した。 今、とても東北の地に向かいたい。 そして、わたしの耳にも、心にも、DJアークの想像ラジオがしっかり届いてます。 それでは皆さんもリデンプション・ソングを聴きましょう。 出会えてよかった。
- mai@mai_swan2025年8月13日読み終わった心に残る一節「生者と死者は持ちつ持たれつなんだよ。決して一方的な関係じゃない。どちらかだけがあるんじゃなくて、ふたつでひとつなんだ。(中略)そして一緒に未来を作る。死者を抱きしめるどころか、死者と生者が抱きしめあっていくんだ」
- いんとん@Going-kyo2025年7月30日読み終わった震災から時間をおかずに読んだらまた感想が違ったかもしれない。もちろん、本作の根底には災害に限らない死生観があるとは思うが。 サクッと読めるが、振り返って考えると深いものを感じる。ただ、私の人生には大切な人間がいないからピンと来なかった部分はある。
- 満月📚@Moon_mushamusha2025年3月11日かつて読んだ震災から14年目の今日、投稿します。 この本を読みながら、リアルでも存在しないのかなと思ってしまう自分がいます。 あの大震災で同じ東北でも私は内陸部に住んでいて被害はなかったものの、たくさんの命が奪われました。どんな気持ちで最期を迎えたのか、知りたいような、知りたくないような。毎年思います。だからこそ想像ラジオが欲しいのです。
- magaokun@magaokun2024年10月10日読み終わった東日本大震災をきっかけに、死者と生者が抱きしめ合う時空を想像と言う電波で繋ぐ物語。 素晴らしかったです。ぜひ多くの方に読んでもらいたいです。この作品を書かれたいとうせいこうさん尊敬します。
- 茉莉@matsuri_hon2023年2月19日読み終わった当事者ではなくても、胸を痛めて、苦しんで、思い続けていい。亡くなった大切な人のことを、ずっと、思い続けてもいい。 思い出を追いかけていくみたいに、想像すれば手繰り寄せられる。きっと私たちは、お互いに影響し合っている。
- みどりこ@midorikko_032016年8月2日読み終わった借りてきた震災小説って知らなくて読み始めてビックリしたバカは私です。「悲しみ」を肯定する話で、とてもシンプルだけど、だからこそ、いとうさんの人となりがわかるというか、伝えたいことが素直に伝わってきて私はとても良かったと思った。