へびつかい座の見えない夜

19件の記録
- ふくとみー@fukutommie_books2025年8月20日読み終わった何かの収集癖がある人と周囲の人を描いた短編集。 書き下ろしの3作が印象的。「梅雨が来る前に」はギャルとのやりとりが面白いし、「トカゲのいる闇」と表題作は凄みみたいなものを感じる。
- ふじこ@245pro2025年8月4日読み終わった収集癖のある人たちを描いた短編集。自分のためだけに何かを集めたい。誰にも見せることのない思いはキラキラと静かに輝く。他人から見て価値のないものであるそれは、ぞんざいに扱われたときに心ごとぐしゃりと潰される。表題作と『ハマエンドウが咲いていた』がお気に入り。田舎特有の息苦しさと、誰にも迎合しない同僚への羨望が繊細な筆致で描かれる。役割に自分を当てはめるのではなく、自分がなりたい姿に変わっていく。表題作のラストシーンの美しさに息を呑む。誰かが望む私ではなく、私が望む私でありたい。
- Pipi@Pipi08082025年7月5日読み終わった⭐️へびつかい座の見えない夜 コレクションにまつわる5つの短編集。それぞれのラストは必ずしもハッピーエンドとは言えないが、自分の生き方を見つめ直したり、新たな人間関係を模索したりと読後感は何やらほっこりとする。標題作と「ハマエンドウが咲いていた」が好みだ。🐥🐥
- Michika@0610shun2025年7月4日読んでる短編集だけど、 どのお話にも何かを収集している人が登場する。 人から見れば価値のないと思われるものを 大切にする人たち。 砂村かいりさん読みやすい!