楽園のカンヴァス(新潮文庫)

40件の記録
- もち@mochi_412712025年8月4日読み終わったルソーやピカソを始めとした画家達の名画がたっぷり登場。山田五郎氏のYouTubeを視聴後に読んだため、それぞれの絵が脳裏に浮かび大変楽しく読了できた。大原美術館でエルグレコの受胎告知を見た日の事も思い出し、懐かしい気持ちになった。 読み終えた後の爽快感も素晴らしい。ページを捲る手が止まらず、もう終わってしまう、寂しい!と思いながら読み進めた。 次は暗幕のゲルニカも読んでみたい。
- りょう@ryomiz36362025年8月2日読み終わった【読了感想】 アンリールソーの「夢」 ルソーの「夢」には、いくつもの意味が込められているのではと感じた。 ① はかなさという意味での夢 →儚い現実の隙間にルソーが夢見たもの それは甘美でありつつもどこか危うさがある。 ② 将来実現させたいと思っている意味での夢 →ヤドヴィガを描くことで、彼女の存在を永遠のものとすること。 原田マハさん3作目。 読み終えて、家にルソーの絵本があったことを思い出し、引っ張り出してみる予定。
- り@ryohei_132025年7月31日読み終わった美術ミステリーなので、さまざまな作品や作者の名前が出てくる。最初に予想したとっつきにくさに反して、不勉強であまり詳しくない自分でもすんなり読めた。作品を検索しながら読むのも楽しかった。 ストーリーも良かった。(ルパンの映画好きな人は好きそう) ルソーの絵を見てみたいなと思った。
- とり@tori2025年5月23日読み終わったアンリ・ルソーにとても思いを馳せる結果となった。 読み終わる前と、読み終わったあとで、「夢」に対する感情がとても変化した。 いつか、己の目で見てみたい、そう思わせる作品でした。 読みながら先はどうなる、この物語の終着はどうなるのかと主人公たちと同じ感情となって読んでいました。美術作品に触れているあの瞬間はとても幸せなのに渦巻く人間の欲が……こう、嫌!!本当に人間の様々な欲は醜いなともなりました。 永遠を生きる この言葉が刺さって抜けない。そんな作品でした。