モナ・リザのニスを剥ぐ

39件の記録
- mai@mai_swan2025年5月16日読んでるレオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたお城のオーナー一族に生まれた著者が描くルーブル美術館の裏側。歴史ある作品がずらりと並ぶ壮麗なルーブルで、AIや乗用型の洗浄機など新しいテクノロジーがたくさん使われているのが新鮮。
- エマ子@emma-05082025年5月14日読み終わった正直最初の方は「わからん」と挫けそうになったが(自分が悪い)、いよいよモナリザの修復ミッション開始!まずは修復士探しだ!となってからは一気に話が進んで読みやすくなった。 二部から三部にかけては息が止まるようなスリリングな展開になっていき、ちょいちょい差し込まれていた清掃員のエピソードが一気に生かされる。 もちろんフィクションだけど、モナリザ修復にあたってのイタリアの反応がリアルで面白かった。そもそもなぜダヴィンチの最高傑作をフランスが所有してるのか、そんな基本も知れて良かった。
- Monica@santa_monica2025年3月12日読み終わった最後はハラハラしながら読み進めた。 いったい、どうなるんだ⁉︎ もっと早く先を知りたい気持ちと 自分の読む速度の遅さに歯痒い気持ちになり 鼓動が少しずつ早くなっていくのが感じられ より臨場感が増した
- りなっこ@rinakko2025年2月21日かつて読んだ頗る面白かった。ルーヴル美術館が舞台の、《ラ・ジョコンド》の修復をめぐる物語 美とは何なのか。そして現代において、混雑する美術館の催しに態々押しかける人々は何を求めているのか。そこに美との対峙はあり得るのか… 原題に「自由になる」「解放される」という語感があると知り、嬉しくなった 全く予想のつかない展開の先、究極の願いをこんな風に叶えることが出来るなんて…と、強い羨望が胸に広がる読後感だ。 “傑作は今日のような世界で鑑賞されることを想定されていなかったはずだ。”