目立った傷や汚れなし
19件の記録
ろじ@reads_rjur2025年12月19日読み終わった先日児玉さんのトークライブに参加したので読みました。トークライブの主題は「推しと消費活動」で、資本主義が完全悪ではないけど今はそこに重きを置きすぎていて、資本主義から逃げたくてもその先にあるのも資本主義が絡んでいるよね、という話をしていた。 こちらの本・通称「めだよご」(作者本人が言っていたから公式略称)も、資本主義が浸透した社会に生きる主人公の話だった。 今や誰もがSNSで発信する側に回れるし、そういえば消費だって買うだけじゃなくて売る側にも簡単になれるよね、と気付いた。 と、ここまで書いてふと思い出したけど、田中東子著「オタク文化とフェミニズム」内では「"推し活"は推しを宣伝することも含まれている」と書いてあった。宣伝=売り込むってことだ!つまり、消費活動はもはや売ることを見据えて買っている時代なんだ!これは完全に今気付いたので、感想を書いて良かったです。感想を書くために本を読む時代だ。

たにこ@chico75_114272025年12月18日読み終わった@ 図書館フリマアプリで不用品を売っていた主人公が、徐々にせどりに手を出し始め、せどりグループに誘われて…という話。 フリマアプリを始めたきっかけが、夫の適応障害で収入が減ることへの不安からだったが、徐々に自分で仕入れて売ることに重きを置き始める。 ある意味現実逃避というか、自分が選んだ商品が売れることに自己肯定感を高めているような印象を受けた。 不用品はゴミだからフリマアプリで売るなんてゴミ漁りしているようで…と夫は主人公に言う。夫との価値観が合わず、夫自身が自分の病気に対して治す気もなく、自分(主人公)ばかりが頑張ってる…という考えに陥ってどんどんせどりサークルの方に気持ちが傾いていくのがなんかリアルで少し怖くなった。主人公のモヤモヤ感じた部分に共感できてしまったから。 かなり目立った表紙でどんな話なんだ?せどりを続けていって大きな事件に巻き込まれるのか?と思って読み始めたけど、感情の揺れや人間関係など、むしろ内面重視に描かれていたので、表紙の派手さは主人公の心情を表しているのかなと思った。 前作##NAME##と同様読みやすかったです。



栞@shiorinna2025年12月12日読み終わった借りてきた夫の休職を期に、せどりを始める主人公翠。使わないものをフリマアプリで売っていただけなのに、いつのまにか仕入れ→転売をするサークルに入るまでになる。 夫のためといいながら、いつの間にか転売するために仕入れまで始めるのは、本末転倒だなぁと思いつつ、そもそも休職といってもそこまで困窮しているわけでもない。なのに、夫が欲しいものを買えば文句をいう。フリマで要らないものを売るように、夫まで自分にとっては"いらないもの"と判断したのではないだろうか。 簡単に安く物を手に入れ、使わなくなったらゴミとして捨てることに慣れてしまっている私たち。損得勘定でものをみているうちに、人に対しても同じようなことはしていないだろうか。 夫のいらなくなった服を定価の半額で売る。サークルメンバーの娘が欲しがっているのを分かっていても、あげない。主人公にとって、その子を喜ばすことは、見ず知らずの人に売るよりは価値のないものだったのだろう。 価値があるから売れる品と、価値がないから放置される夫。翠は、これからも自分にとって価値のないものは簡単に手放していくのだろう。







紙村@kamimura_2025年11月25日読み終わったフリマアプリのせどりサークルに入った女性がドンキでものを買ってガンガン売るぜな小説。もっとパンチある感じかと思ったら結構内省的。あらすじの威力はないけど、思考を読みたい人には向いてるのかな〜装丁とちょっとズレてたかも

ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年10月25日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、10月25日(土)open。11〜19時。ご来店お待ちしてます。 【サイン本入荷】 児玉雨子 @amekokodama 『目立った傷や汚れなし』河出書房新社 〈グラフの波形バッキバキ。いい商品選びましたね〉〈私たちと“電撃”しませんか?〉 夫の休職をきっかけに、フリマアプリ「メチャカイ」で小金稼ぎを始めた会社員・翠(すい)。ある日立ち寄ったドン・キホーテで、“爆仕入れ・爆転売”に燃える女たちの〈せどりサークル〉にスカウトされる。掘り出し物から利益を生む快楽にのめり込む一方、働けないのに浪費する夫への葛藤を抑えられなくなっていき……。芥川賞候補作『##NAME##』に続く超快作!人気作詞家・児玉雨子が描き出すノンストップ転売ストーリー!! #児玉雨子 #目立った傷や汚れなし #河出書房新社 #信州 #長野県松本市 #松本市 #本屋 #書店 #古本屋 #ブックスエコーロケーション








