猿
59件の記録
nanari@bluebook_mark2026年4月5日読み終わった私は雷がとても怖いのだけれど、その理由として自分のうちにある音だとか稲光みたいなものも、解体していくと何だか本質的なものから遠ざかるような、というよりそもそも理由になるようなものも無いような気がしてくる。要するに怖いと思うから怖くなってしまい、だから見るのも(私の場合は聞くのも)、反対に見ない(聞かない)のもそれを増幅させる装置となって悪循環になってしまう。この小説で示されてるのはそういうことだと思いました。迫り方に新しさが感じられなかったり、ストーリーの中心にあって会話劇で長く説明される割に、とある村があまり作中で活かされていなかったり個人的には残念な部分が目立ってしまった。
キーニョ@LL_rocky2026年4月4日読み終わった不安が恐怖を引き寄せる 「なんか背後が気になる」みたいなところから始まり、身近なレベルの中で不安のスケールが大きくなっていく 最終的に私は、長生きすることが少し怖くなりました 怖いものをロジカルに解きほぐすというと、京極先生の別のシリーズを彷彿とさせますが、あちらが怖いものを怖くなくしていくのに対し、この作品はむしろ「これが不安を生んでいる」というところを詰めていくので、今まで意識していなかったところにも不安を抱くことがあり、逆に怖いという 不安と恐怖ということで、因習村についても結構なページ数を割いて触れており、ここのくだりは何度も頷きながら読んだ
choco@bananachoco2026年3月28日読み終わった借りてきた今まで読んでいたシリーズと違って現代的な文体。 そして普通の厚さ。 それだけで何度も表紙を見返して京極作品なのか確かめてしまった。 ホラーというほどホラーではなく、スリラーでもミステリーでもない。怪異が一番しっくり来るかな。あやかし。 一言で感想言える。 「重くなかった」。
か誌子@nouZen2026年3月24日読み終わったイベント開催情報前に購入してるのを読了。表紙がそもそも怖すぎる。 「いま」の話。 基本的な怖さは、引きこもって、束縛つよい、不機嫌ハラスメントなパートナーの存在。マンションも個人名義分譲なら別れた方がお互いのためでは…… そういうリアルホラーを求めていたわけではないのよ。こわい。 そして主人公が「平成うまれ」ということにも軽めのホラーを感じた昭和生まれ。 時代も土地もヒトが勝手に区切ってるだけですべて地続きですが、それがまた怖さになるという気付き。 朗読会の後ということもあって、なんだかこう、夏彦先生が隣で読み聞かせ(朗読)しているかのような錯覚を覚えて、よけいに怖くなりました。
空@chatbleu11252026年3月14日読み終わった曾祖母の遺産整理で行くことになった山奥の限界集落。目の端に黒いなにかが見える気がする。居るかもしれないなにかの気配。京極節を浴びながら怖さについて考える。突き放されるような最後まで面白かったです。



- snow-マイペースな読書好き-@snowbrilliant2026年3月11日読み始めた京極さんの本好きなんだ〜 百鬼夜行シリーズも少しずつ読んでいて。ゆっくり読み進めているところ。 読む前のイメージは、妖怪やら怪物やらバンバン出てくるのかと思ったけど、違った。 人間の感情や現象に、妖怪を名付ているような感じで、「あぁ、それなら現実にもいるな…」と納得してしまう。 私は言語化が得意ではないけど、 京極夏彦さんはとても上手。 さて、今回はどんなストーリーなんだろう。 カバーからすでに不穏な感じが漂っている〜💦🫣💓


もくはずし@mokuhazushi2026年2月20日読み終わった??? どゆこと??? 人間が人間に見えなくなっちゃったみたいな? 小説という媒体は、わからないものをわからないまま受容させるコンテンツにすると、因果関係以外のコンテンツ力が弱いので不向きですよ!!!
ゆのか@marsgarden2026年2月11日読み終わった京極夏彦の現代もの(ノンシリーズ?)といわれると少し身構えてしまう癖があるのですが、この『猿』は出だしから作者の思うままに転がされていく読み心地がとにかくすごかったです。 序盤の面倒くさい感じから、一回も途切れさせることなくぬるぬるぬるっと進んでいける、途中絶対1行開けたくなるでしょこれ、開けないんですか? マジで?? 主人公と読者はどこに連れて行かれるんですか?? 残りのページ数これしかないですけど、こわいこわいこわいぃぃ!!と悲鳴をあげながら読み終え、たいへん楽しい読書でした。


アンモニャイト@Momom_243212026年2月9日読み終わった主人公にシンクロするように、怖くなって、怖くなくなって、最後、とっても、怖かった。 なんだこの小説は。物語なんだけど、その全てが「恐怖」という感情を描きだすための舞台装置、という感じ。 そしてやっぱり京極作品は完成度が高くて面白くて好きだなあ。手が止まってた百鬼夜行シリーズを再開しようかな。



- マシーン@sekih2026年1月30日読み終わった怖すぎる やっぱり恐怖のチャンネルが京極夏彦に設定されてしまったせいで京極夏彦の作品は完全に寝れなくなるほど怖い しかし京極夏彦は一貫して「分からないことは怖い」と言い続けてるな 多分本当に怖いと思ってるんでしょうあと苗字のこともずっと言ってる
さくさくぱんだ@Sakuwamo2026年1月5日読み終わった2026年の幕開けが京極夏彦先生で良かった。わたしは死ぬのが怖くて、夜眠れなくなることがあります。暗闇と静寂で死ぬことを連想しがち。考えていたこと、思うこと、全部書かれていて怖かった。
- うめじゃむ@ume_co2026年1月4日読み終わった心に残る一節読書メモ怖くなくなっていくはずなのに、怖さが残る。 それが怖い。いいねぇ。 「信じるということは都合の悪いことから目を背けるということと同義なのかもしれない」 一般的に良い言葉とされることばを別の角度から眺められることばが好き。

- K.K.@honnranu2025年12月31日読み終わった京極夏彦松永祐美は弁護士山川から曽祖母外田のうの死を報らさせ、岡山へ遺品整理に出かける。 序盤隆顕の言動は流石の筆致でうす不気味で良い。同じく相続人の立場の戸田芽衣は闊達で読んでて気持ち良い。尾崎という職員が現れてから、彼女の弁舌が長く続く。外田のうの生活圏袮山集落について事情を説明するところまでは良いが、早く村に到着しないかなと思う。 残り1/6でようやく村に到着。正体のつかない恐怖が祐美以外を襲う。オチはぶん投げたなと思うものの、小説の雰囲気は充分。書楼弔堂やヒトごろしに近いオチか。アンチ娯楽というか。コロナ禍や陰謀論や因習村といったタイムリーな単語が飛び交い、なっちの書く事は娯楽フィクションより世間に物申すみたいなそれなんだなと。天狗だか河童だかのインタビュー記事で世相を意識しては書かないみたいに言ってたのはなんだったんだ。 まず恐怖があり、菊人形や因習村や陰謀論を道具立てるプロセスを猿に仮託したのかなと思うけど、先に書いた通り読者を楽しませるものではない。いつもの京極節を感じたい人なら一見の価値ありか。
TOMOCK@To_mock2025年12月31日買った読み終わった「この世には不思議なことなど何もない」が、延々繰り返されるのに、なぜか怖い。怖いまま終わる。 散々怖さの解体をしているのになんで最後こんなに怖いのか。 ほかの京極作品との繋がりをなんとなく感じると言うか、似たような人が出てきたり、あの人たちの末裔なのかなとか書いていないのになんとなく想起させるようなものが沢山出てくる。 あれだけ解体したのに、読後感は不穏。不穏で不穏なのが面白い。




- K.K.@honnranu2025年12月27日読み始めた帯はあらすじや売り文句を書くものだと思うんですけど、「猿がいる」妙な気配遺産相続不安限界集落ただの錯覚だ悪い予感が、それを呼び込むいけませんよ。外に出ては──怖いですから恐怖の本質に迫る、瞠目の長編小説としか書かれていなくて、内容が全然想像出来ない


TOMOCK@To_mock2025年12月23日買った読んでる京極夏彦先生の現代劇。 新型コロナの後遺症で引きこもりになった内縁の恋人との不穏な様子から始まる。 猿がいると言われて、なにか後ろに気配を感じたり。 そんななか、遠縁のヒイおばあさんが亡くなって、相続の関係で岡山へ行くことに。 引きこもりのパートナーを置いて。 とにかく嫌な感じがずっと続く。 でも、読んでしまう。






























