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ヤヲラ
ヤヲラ
@Yawora_0302
  • 2025年11月8日
    ありす、宇宙までも(5)
  • 2025年11月4日
    ひらやすみ(1)
    夜ドラもはじまったことだしちょっとずつ再読していこうと思う。読むたび好きになる漫画。 ドラマ2話も良かった🎤👄💫 平日の楽しみが増えてとても嬉しい。
  • 2025年11月3日
    続 遠慮深いうたた寝
    日常に潜む生死のあわいや忘れがたい光のまたたき、胸を締め付けるような静謐さ、無上の陶酔。ここに書かれているすべて、小川洋子の手でしかあばかれることはなかったのだろうと確信できる。 「他にさほどの望みはない。」という一文に圧倒された。書くことがそのまま生きることになった人は一体どこまで行くんやろうと途方もない心持ちになった。 文学案内としても素晴らしかった。読んでみたい本がたくさん増えた。読み直したい本も。特に気になるのはポール・オースター編『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』、川上弘美訳『伊勢物語』、奈良原一高『王国』、アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』。
  • 2025年10月31日
  • 2025年10月31日
  • 2025年10月26日
    午後の光線
    胃の腑がやすりをかけられたみたい痛い。本当に血が滲んでるんじゃないかというくらい痛い。 それなのに、どこか気持ちが安らいでいるのは、淀みなく語られた村瀬から淀井への真っ直ぐな言葉、電車のなか村瀬を見つめる淀井の穏やかな最後の笑みのせい。どこにも行けなかったこどもふたりが手を取り合って電車に飛び乗ったから。 二話終わりの村瀬の懇願が226ページの誓いに変わったこと(ことばの扱い方)、そしてしばしば挟まれるユーモアのセンスが隙なくすごい。淀井が全部イヤだと泣けたこと、9年振りに掃除に行けたこと、我慢しようと思ったこと、村瀬を大好きになったこと、何ひとつ無意味ではなかったよ。 だけどやっぱりどうしても、真里子さんのことを思うと、私は堪らなく苦しいです。
  • 2025年10月18日
    上林暁傑作小説集『星を撒いた街』
    高知の黒潮町に行くので。上林暁の作品ははじめて読んだけど人生の哀しみとおかしみが淡々と書き綴られていて、そういう文体だからこそ哀しみおかしみ、明暗はくっきり際立つ。表題作の街の灯、病床の妻の一挙手一投足、月見草。 あと、この時代の私小説は読んでると知らない単語や旧字がたくさん出てきて、それをいちいち調べるのが面白かった。パルナシアン、ズロース、梭の音。
  • 2025年10月15日
    このあたりの人たち
    頭のネジをゆるめたい時は川上弘美に限る……んだけどほんまに毎度読むたびそら恐ろしくなる。何をどうしたらこんなものが書けてしまうんだ
  • 2025年10月14日
    フォロンを追いかけて Book2
    フォロンを追いかけて Book2
    木村和平さんが撮影したフォロンのいた土地の景色。空気のつめたさ陽と夜のあかるさ、雑踏、木々のざわめき、水の匂い、フォロンが惹かれつづけた空と海、すべてがそのままに収められていて、いま自分の手の中にあるということがなんだか信じがたい。フォロンの描く鳥のはばたきがやっぱり好きやな。大崎清夏さんの「立ち止まるために」も読めて良かった。
  • 2025年10月12日
    フォロンを追いかけて Book1
    フォロンを追いかけて Book1
    フォロンのドローイング、プルーストの質問帳に対するフォロンの回答、コレット=ルネ・ポルタルの回想録が収録されているすてきな一冊。一切の無駄がないドローイングが、どうしてこうも雄弁で豊かな詩情をはらんでいるかな。ずっと見てたい。大好き。 pp.74-75、この見開きのドローイングをできることなら家の天井にそのままうつしてしまいたい。朝起きていちばんはじめに目にするのがこの絵だったらきっと最高だろうから。 喜ばしいことに、Book2も手元にあるので本当はすぐにでも開いてしまいたいけど、読んでしまうのがもったいないからすこし時間を置こうかと思う、我慢ができたら
  • 2025年10月12日
    中国行きのスロウ・ボート
    表題作は何度も繰り返し読んだ。名作。他の収録作も本気で苛々したり気持ち悪がったり思わず笑ったりしながらわざと時間をかけて読んだ。村上春樹の作品に関してはやっぱり長編より短編の方が好きだと思う。かなしみとユーモアが隅々まで染みこみ、乾ききった、唯一無二の文体
  • 2025年10月5日
    遠きにありて、ウルは遅れるだろう
    新しい言語/世界を頭に延々流し込まれているようで一気に読んでしまった。こんなにも文体に圧倒されながら凄まじく引きつけられる、それでいて快い読書体験ってなかなかない……というか初めてかも。読んで良かった。
  • 2025年10月3日
    悲しくてかっこいい人
    悲しくてかっこいい人
    タイトルのまま生きようとしてる人 それにとてもチャーミングな人
  • 2025年9月29日
    3月のライオン 18
    3月のライオン 18
  • 2025年9月23日
    サンショウウオの四十九日
  • 2025年9月23日
    涙の箱
    涙の箱
  • 2025年9月15日
    家で待つ君のための暦物語
  • 2025年9月14日
    ゆげたつらん 3
    ゆげたつらん 3
    最終巻!とても寂しい。だけど物語としてはこれ以上ないくらい美しい最終話で、それでもやっぱり寂しい……と思っていたら作中でもあとがきでも宇大と癒しん坊先生の温泉放浪の旅がこれからも続いていくことが示唆されててすごく嬉しかった。それにしても日本って温泉が本当に多い。多すぎる。 私も良い湯気を浴びに出かけたい。手始めに一巻に登場した祖谷あたり♨️
  • 2025年9月12日
    かげきしょうじょ!! 16
    ここで輝きたいのだと望む場所に彼女たちが辿り着いたことが本当に嬉しいし、ここから始まるのだと思うと胸が熱くなる
  • 2025年9月7日
    回復する人間
    回復する人間
    ハン・ガン作品3冊目。 作者自身が怪我を負い、ずっと感覚を失っていた患部が痛んだ際に、それが傷が治ったということなのだと医師に告げられたことがあったらしい。痛みを感じることが人の回復の過程には必要なのだいう意味合いのことがあとがきに書かれていた。 この短編集に登場する語り手は皆、心身に深い傷を負っている。その傷や痛みの有様が、一文一文、一文字一文字に刻み込まれるよう書かれてある。静かに、とても強く。 だからといって読みながら目を背けたくなる(あるいは読むのを中断してしまう)のかというとそんなことはなかった。それはこれらの作品に通底するテーマがタイトルの通り『回復すること』だからだと思う。回復の兆しはほの明るい。 だから私は「エウロパ」のふたりが夜を歩くシーンに見惚れ、否が応でも癒えてしまうということを拒絶する表題作の語り手の心情には覚えがあると強く思い、火とかげのラストに美しい希望を見た(ついぞ回復しえない「左手」の語り手の抑圧された苦しみが暴発し、破滅していく様は夢中で読んだのだけど)。 この流れで、6年程自宅に積んである『菜食主義者』も読んでみたいと思う。毎回同じ場面で一旦置いてそのままにしてしまうから、今度こそ読み通せたら良い。
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