82年生まれ、キム・ジヨン

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- はな@hana-hitsuji052025年4月19日読み終わった読書会の時に紹介されていた本。 これも話題になっている時気分は全く蚊帳の外だった。 韓国って映画を幾つか観ていて自分たちの暗部や問題に真っ向から対峙する印象だったんだけど、本の中でも目の前に起きていることから逃げないのだな。 自分の人生を見るようでほのかにしんどい。 でも、あ〜あの時のモヤモヤや嫌だったことはちっとも勘違いじゃなかったし、別に私が変だったわけじゃないやんと思えた。みんな一人一人で自分だけ?って思ってたのかな。 読んで良かったし、自分の代は手遅れでももういいから、次の女の子たちを少しでもと思った。
- jyue@jyue2025年2月15日読み終わった読書日記2月某日(土) 『82年生まれ、キムジヨン』をたった一晩で読み終わる。主人公である患者の診断書を読む形で進む物語。だんだんと心が重くなるが、そのたびにお母さんが言うセリフで救われた。うん、とても良い本だった。 ところで。絶賛韓国文学ブームなので、いまさらとは思いながら梨泰院クラスを観ている。毎話毎話、主人公とヒロインがここぞというときに街中でばったり会えるから羨ましい。悲しかった日、ツイてなかった日。もう少し若い頃のわたしはいつも、何か一つくらい良いことがあるはずって、こんな感じで一日終わるわけないって思いながら、悔しくて寄り道をしながら帰った。会いたい人や、見たくない場面の一つでも転がってるんじゃないかって、ドキドキしながら歩いた道には何もない。話は戻り。当時ドラマが流行っていた頃、イテウォンの読み方を覚えられなかった同僚が「なし(梨)…たい(泰)…」と1文字ずつ漢字変換をして、梨泰院を打ってたの思い出して笑う。
- 蛍@bcgcco2025年1月16日読み終わったフェミニズムの教科書のような本。 女性が生まれながらに受ける大小あらゆる差別について、共感する点が多い。そういえばあれも…なんて思い当たることもあって、それまで性差別であり理不尽な出来事だったのだと気がついていなかったこともあった。女性の味方が女性であるわけではないところもすごくわかる、男性社会の中で生きるうちそちらに迎合してしまう男まさりな女性は多い。自分にもそういう一面がある気がして、どう考えたら良いのだろうと問いを残す終わりだった。