

喜多一馬
@ktkzm
年間30冊くらいしか読まないので、年間150冊くらい読みます!って言いたい人生を過ごしています。
- 2025年10月7日文とむきあう川崎昌平読み終わった自分の文章を良くするにはとにかく誠実に向き合うのだ、それは地道なトレーニングであり、背骨を作ることなのだ(文章と向き合う態度みたいなね)!みたいな一冊でした。 肉体で向き合う、トーンを考える…の2点が非常に良かったです。んが、それだけ丁寧に向き合うのはやはり自分にはむずかしいな、がくっ…でもありました。
- 2025年10月2日あったらいいね多田ヒロシウェブ連載もってまして、そこでイラストをお願いしているいしやま暁子さんから勧めていただいた一冊。わぉ、まさに私の連載をすでにやっておるじゃないか!そしてさらに柔軟ではないか!と。私の連載ももっと柔軟で自由であっていいはずだ。
- 2025年10月1日格差の“格”ってなんですか?勅使川原真衣読み終わった勅使川原さんのウェブ連載をまとめた一冊。 コラムが20並ぶ感じになっているのですが、既刊を全部読んでる人にとってはちょっと物足りないかもしれませんね。コラム形式ではなくて長文で論述されている方が読み応えあるんやなぁと気付きました。 と、一見すると批判的なコメントですが、ドキッとするような文章がところどころで登場して、良かったです。例えば、ウェルビーイング、言うたら嫌われそうなことでも自分の言葉で物申して「たしかに…」と読後感を持たせるところとか、さすがやなぁという感じです。 まだ年内も数冊出るとか……超ハイペース……すごい……。
- 2025年9月24日母影尾崎世界観読み終わったもちろんクリープハイプ好きで、尾崎世界観さんのあの自意識の高さにイライラしてる感じというかあの感じも好きでとても共感しています、曲から。 で、小説。 こちらは音楽で表現することとまた別の尾崎世界観さんなんだろうな、ということをしっかりと認識させられて、でもちゃんと一貫してる!と。曲と同様に「これは尾崎世界観!」と思わせる表現、言葉選びが時々出てきては響いたぜ。 どんどん書いてはるし、次の作品、次の作品と良くなっていくんだろうな。そういう初期衝動的な良さがあった。
- 2025年9月21日おいしいが聞こえるひらいめぐみ読み終わった加筆ありの文庫版、やはり最強。 肉じゃがコロッケを「おかずバージョンのメロンパン」と称したり、コーン寿司を「温度がうまい」と言ったり、桃モッツァレラをヤクルトやカルピスを初めて飲んだときと同じ感動としたり。味の表現が独特すぎて唯一無二だろ。 現存する作家さんで、ついに、長嶋有さんに並ぶ人が出てきてしまいましたので、人生生きてて良かったと思っております。
- 2025年9月19日心理支援とマイクロアグレッションモニカ・T・ウィリアムズ,出口真紀子,水木理恵,立崎愛枝読み終わった人種・民族的マイクロアグレッションと心理職の支援についてまとめられた一冊。 タイトルや出版社が出してた目次から、広い範囲のマイクロアグレッションが扱われてると勘違いしていたので、人種・民族的マイクロアグレッションがほとんどなことには後で気付いた。 一方で、マイクロアグレッションの概念が人種・民族的なもののなかでしっかりと調査され概念化されてきたことを理解することができて、他のマイノリティ性におけるマイクロアグレッションについて考えるときには「人種・民族的マイクロアグレッションにおいては……」という一言をもって転用することが必要なんだな、というのも理解できた。 そして、他のマイノリティ性に対するマイクロアグレッションについては、それぞれで調査していかないとあかんやん?と理解できたことにも繋がった。
- 2025年9月16日いのちはどう生まれ、育つのか道信良子読み終わった医療にもっと文化的な視点いるよね?と話していて、その流れで紹介してもらった一冊。 ジュニア新書ってのが良くて、客観主義に絡め取られる前にこういう視点をいくつも兼ねそろえておくと良いんじゃないかと思わされた。そんで、客観主義が切り捨てることで論理化してきたものをちゃんと語る学問があるんやな、ということを再確認させられた感じ。やはり、ある程度の教養として必須では…!
- 2025年9月9日
- 2025年9月7日ケアと編集白石正明読み終わったケアひらを担当するなかで生じた白石さんの主観と、ケアひらシリーズの白石さん的分析……みたいな一冊でした。ケアひら好きな人はええね。「問いからずらす」みたいなべてるの取り組みが白石さんのなかでとても大きな価値観の転換点だったんだろうな、そしてそれはおもしろいよな。後半の方はなんかよくわからんかった!
- 2025年9月2日
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