

喜多一馬
@ktkzm
年間30冊くらいしか読まないので、年間150冊くらい読みます!って言いたい人生を過ごしています。
- 2025年11月20日
- 2025年11月17日
YABUNONAKA-ヤブノナカー金原ひとみ読み終わった凄すぎた。 どいつもこいつも全然異なる誰かなのに全部が私なのか?だし、木戸は長岡の数少ない理解者でもあったことは回り回って想像が出来なかったな。 - 2025年11月8日
鍵をあけはなつ村上靖彦読み終わった超良書だと思う。まさにタイトルの通りで素晴らしい実践者たちによる実践の背景をここまで可視化してまとめあげることは並大抵では、やはりないよな。さて、ここから、すべての実践者がどうしていくのか…やで。 - 2025年11月6日
スイマーズジュリー・オオツカ,小竹由美子読み終わった池澤春菜さんが紹介しておって、読んだ。キャラの思考や発言が転動するような作品は好きなんだけど、うまく読めなかったな。時間を置いて、再読することとします。 - 2025年11月5日
- 2025年10月28日
- 2025年10月24日
皮膚ガスのはなし関根嘉香読み終わった著者の方が出ていたユーチューブを見て、興味を持って、読みました。化学式など難しいところは読み飛ばしましたが、どういうニオイがあって、どう対策をしたらいいか…を網羅的に知れて良かった。規則的な生活、バランスの良い食事、清潔を保つ……という、やはりベーシックなところが大切と再痛感しました。 - 2025年10月23日
10代から知っておきたい摂食障害WILLこども知育研究所,水野雅文,著者:西園マーハ文読み終わった図書館で目についたので読んだ。読みやすい構成にされていて、こういう本を自分もつくっていきたいんだよなぁ……と編集者ではないのに、思う。 - 2025年10月22日
- 2025年10月21日
いい子のあくび高瀬隼子読み終わった高瀬隼子さんの作品を連続で読んでみて、この方はこういう「ぶつかったろか」というような感情を文字にして昇華してきた方なんやろうなぁと推察した。言えんけど言いたい、言いたいけどうまく言えん…というところを書きはるなぁ。 - 2025年10月17日
水たまりで息をする高瀬隼子読み終わった「おいしいご飯を〜」を読んだときよりも、文章の力を感じた。こちらが先だったとは。この小説を表現するタイトルとしてはこれ以上はないな、と感じる、水たまりってそういうことやったんか、そこで息するってそういうことよな。 ペットボトルで体を流して、川で体を流して、最後はダムの放流というスケールの変化もドラマティックやった。 芥川賞選評では長いとされてたけど、私は一瞬で読んだで。 - 2025年10月14日
転の声尾崎世界観読み終わった母影から約一年後の作品なんですかね、これぞ尾崎世界観にしか書けないんじゃないか?と勝手に思わされました。バンドや転売の話というよりも、強烈な自我なようなものと対峙し続けるところ、自分のことばっかで嫌になると言い続けていた尾崎世界観じゃないですか! - 2025年10月7日
文とむきあう川崎昌平読み終わった自分の文章を良くするにはとにかく誠実に向き合うのだ、それは地道なトレーニングであり、背骨を作ることなのだ(文章と向き合う態度みたいなね)!みたいな一冊でした。 肉体で向き合う、トーンを考える…の2点が非常に良かったです。んが、それだけ丁寧に向き合うのはやはり自分にはむずかしいな、がくっ…でもありました。 - 2025年10月2日
あったらいいね多田ヒロシ読み終わったウェブ連載もってまして、そこでイラストをお願いしているいしやま暁子さんから勧めていただいた一冊。わぉ、まさに私の連載をすでにやっておるじゃないか!そしてさらに柔軟ではないか!と。私の連載ももっと柔軟で自由であっていいはずだ。 - 2025年10月1日
格差の“格”ってなんですか?勅使川原真衣読み終わった勅使川原さんのウェブ連載をまとめた一冊。 コラムが20並ぶ感じになっているのですが、既刊を全部読んでる人にとってはちょっと物足りないかもしれませんね。コラム形式ではなくて長文で論述されている方が読み応えあるんやなぁと気付きました。 と、一見すると批判的なコメントですが、ドキッとするような文章がところどころで登場して、良かったです。例えば、ウェルビーイング、言うたら嫌われそうなことでも自分の言葉で物申して「たしかに…」と読後感を持たせるところとか、さすがやなぁという感じです。 まだ年内も数冊出るとか……超ハイペース……すごい……。 - 2025年9月24日
母影尾崎世界観読み終わったもちろんクリープハイプ好きで、尾崎世界観さんのあの自意識の高さにイライラしてる感じというかあの感じも好きでとても共感しています、曲から。 で、小説。 こちらは音楽で表現することとまた別の尾崎世界観さんなんだろうな、ということをしっかりと認識させられて、でもちゃんと一貫してる!と。曲と同様に「これは尾崎世界観!」と思わせる表現、言葉選びが時々出てきては響いたぜ。 どんどん書いてはるし、次の作品、次の作品と良くなっていくんだろうな。そういう初期衝動的な良さがあった。 - 2025年9月21日
おいしいが聞こえるひらいめぐみ読み終わった加筆ありの文庫版、やはり最強。 肉じゃがコロッケを「おかずバージョンのメロンパン」と称したり、コーン寿司を「温度がうまい」と言ったり、桃モッツァレラをヤクルトやカルピスを初めて飲んだときと同じ感動としたり。味の表現が独特すぎて唯一無二だろ。 現存する作家さんで、ついに、長嶋有さんに並ぶ人が出てきてしまいましたので、人生生きてて良かったと思っております。 - 2025年9月19日
心理支援とマイクロアグレッションモニカ・T・ウィリアムズ,出口真紀子,水木理恵,立崎愛枝読み終わった人種・民族的マイクロアグレッションと心理職の支援についてまとめられた一冊。 タイトルや出版社が出してた目次から、広い範囲のマイクロアグレッションが扱われてると勘違いしていたので、人種・民族的マイクロアグレッションがほとんどなことには後で気付いた。 一方で、マイクロアグレッションの概念が人種・民族的なもののなかでしっかりと調査され概念化されてきたことを理解することができて、他のマイノリティ性におけるマイクロアグレッションについて考えるときには「人種・民族的マイクロアグレッションにおいては……」という一言をもって転用することが必要なんだな、というのも理解できた。 そして、他のマイノリティ性に対するマイクロアグレッションについては、それぞれで調査していかないとあかんやん?と理解できたことにも繋がった。 - 2025年9月16日
いのちはどう生まれ、育つのか道信良子読み終わった医療にもっと文化的な視点いるよね?と話していて、その流れで紹介してもらった一冊。 ジュニア新書ってのが良くて、客観主義に絡め取られる前にこういう視点をいくつも兼ねそろえておくと良いんじゃないかと思わされた。そんで、客観主義が切り捨てることで論理化してきたものをちゃんと語る学問があるんやな、ということを再確認させられた感じ。やはり、ある程度の教養として必須では…! - 2025年9月9日
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