たぶん、恋しい
55件の記録
Soy@soyneko2026年7月8日読み終わった一般的な恋愛、結婚、家族とは違う関係性を描き、固定観念を少し揺らしてくれる6編の短編集。冒頭「ん?」と興味を引き、中盤で不可解さに首を傾げるのに、読み終える頃には不思議と腑に落ち、味わい深い読後感が残る。 特に「たぶんそんな感じ」が好き。


よぐち@zuzuri372026年7月5日買った読み終わった短編集。 「すげえ泣くじゃん」と「たぶんそんな感じ」がよかった。 一穂ミチの描くキャラクターはみんなちょっと秘密があって、物語の中でそれが垣間見えて、最後にほぐしあっていくのがいいな。その書き方がうまい、私の好きな感じ。

みかん猫@choma2026年7月3日読み終わった燃えるような恋ではなく、たゆたうような愛しさを描いた短編集。触れれば壊れてしまいそうな、名前のつけられない感情や関係を掬い上げる巧さはさすが。作品は、どの話も決着がつく前に終わるのに、不満どころか余韻だけを静かに残していく。その終わらせ方が絶妙だった。BL作品では長編の印象が強かったけれど、本作を読んで、いまは短編のほうがこの作家の持ち味をより味わえるのかもしれないと思った。
shiori@shiori_4172026年6月30日読み終わったバッドエンドではないけど、すごくハッピーエンドでもない、少しざらついた手触りの後味を残すような短編集。 『スモールワールズ』や『ツミデミック』に連なる、一穂さんが書くこういう感じの、なんともいえない気持ちになる短編集好きです。 「エンパイアライン」 読み終わった時、「好き」というのではないけど、なんだか妙に心にひっかかった作品だった。 セッコが実在しないと分かっている現実と、それでもセッコが確実に存在する現実、2つの世界の現実を同時に生きているマリに、『無機的な恋人たち』で出会ったドールの夫たちを思い出した。 相手と同じものを信じ、大事にできるか。信じるまではいかないとしても、尊重し続けられるか。 マリや電車のおじさんは極端な例ではあるかもしれないけれど、深い関係を築こうとするときに相手と自分の間にある、そんな根源的な問いを突きつけられている気がした。 「すげえ泣くじゃん」「たぶんそんな感じ」 この2作は、じわじわ沁みてくる感じでとても良かったなぁ…
結@yi_books2026年6月27日読み終わった上手く言葉にできない感情も、葛藤も、言葉にしたくない、する必要のない気持ちも、全部をギュッと抱えて生きているから人間なのかもしれない。 『月を経る』と『すげえ泣くじゃん』が特に好き。




とわ@keroritowa2026年6月19日読み終わった伝えたい思いがあるんだろうな、ってことは伝わってくるけど私の読解力では感じきれず……悔しいよ〜 その中でも刺さった二篇の感想! 「月を経る」は避けられない体の衰えについて。歳をとってできないことが増えていくこと、怖くて考えないようにしていたけど、でも大人になったことで開くことができる扉もある……今も衰えることが怖いけど、少しだけ希望を持たせてくれる優しい話。 「たぶんそんな感じ」一番好き!おばあちゃんにも学生の頃があって、仕事していた頃があって……てこと、当たり前なのに何故か実感わかないよなあ。 朝日の中、口笛で会話する二人を思い浮かべたら無性に泣けてきた……
もものかんづめ@momo_no_kanzume2026年5月8日読み終わったプルーフにて読了。 誰もがみんな共感できる心情ではなくても、一穂さんの物語は一穂さん自身がが愛を持って描いていることが伝わるぐらい、温もりを感じられる。 目に見えることだけがすべてではない、多くの人にに理解されなくても、共感されなくても、どこかの誰かがその苦しさや嬉しさを包み込んでくれたら。 希望がたくさん詰まった6篇。























































