黒い雨
92件の記録
慎@sin_gt912026年8月22日読み終わった淡々と、体験したこと、見たこと、聞いたことが綴られていく。 人とはこんなに肉体的な脆さと精神的な強さを持ち合わせたものなのだろうか。 信じられないが、これは本当にあったこと。 そしてもう二度とあってはならないこと。

じがにめげれた@zigani_mezameta2026年8月20日読み終わった「はじめ僕は茶の間でそれを打ち明けられたとき、瞬間、茶の間そのものが消えて青空に大きなクラゲ雲が出たのを見た。はっきりそれを見たー」(p279)ここが1番印象的だった。戦争は終わっても出来事が消えることはない…。
utautomo@timeescape2026年8月20日読み終わった再読高校生のとき以来の再読。 戦争に関係する本や映画もあまり気が進まなくて ずっと長い間遠ざけて生きてきた。 この本は、原爆投下後の日々が日記を通して描かれており読みやすく、淡々と少しのユーモアも交えながら描かれている。 もちろん描かれている内容には酷い惨状もあり、想像するだけで苦しくて息も絶え絶えになりながら読み進めた。 こんなことが81年前のあの日に起きたのだと、今更ながら胸を抉られた。 最後の、ささやかな願いのようなその静かさが 素晴らしいなと思いました。 わたしの父は広島出身(呉だけど)で、母方の祖父母も広島の人だった(後に神戸に移住)のに殆ど戦争の話をしてもらうこともなかった。(思い出したくないから話さないんだと思う、と母が言っていた) Readsでは、この時期に戦争に関する本を読んでおられる方たちがたくさん居て、なんだか励まされました。 そして、これからも少しずつ他も読んでいきたいと思えるようになりました。









カフェラテ@coffeemilk2026年8月14日読み終わったたんたんと進んでいく話だが、だからこそ原爆被害の残酷さを強く感じる。 これは広く読まれるべき小説だ。 原爆被害の描写だけでなく、徴兵や民間と軍との関係の描写でも興味深いところがあった。


なかやま@asheepinthewell2026年8月7日読み終わった毎年読むことにして3年目(3回目)。ほどよく忘れていることもあり、またこの小説にこの言い方は相応しくないかもしれないが、面白くてずんずん読み進めてしまう。戦争というのはくだらなく軍人も碌でもない(のがいる)ということが、露骨に反戦的でなく淡々とした表現でも痛いほど感じる。そして、普通の人たちの弱さと逞しさも。








かず@kazu-m2026年8月1日読み終わった図書館本富士日記の百合子さんが毎年夏に読んでいたので手に取ってみた。当時の広島の1週間が淡々と描かれていて読みやすい。が、内容が内容なので濃い。未来永劫、原子爆弾なんてもう落とさないでほしいな。





- 高橋@takaryo2026年1月20日読み終わった地名、固有名の異常な多さ=あくまでも生活者からの目線 声と戦争 逃げ惑う人々 大量死と大量生をつなぐ被爆者による鯉の養生 おそらく一度だけ、そして最後の最後に目にする清らかさ たったこれだけでこんなにも生きたいと思う その反転が希望へと間歇泉 白い虹が七彩になるアイロニーとしての、しかしそれしかない祈り

rina@r_1_n2025年11月3日読み終わった8月に読もうと思ったまま積まれ続けていたけれど、広島旅行の後に読むべき本だったようで、寝かせておいて良かった。 相変わらず息子とともに原爆について書かれた本を読んでいる。息子は絵本、私は小説や関連本を漁っている。 知れば知るほどその惨さが迫ってきて目を背けたくなるけれど、私も息子もたくさんの「なぜ?」の答えに近づきたくて本を読んでは話し合っている。多分、答えは出せないけれど考え続けてみようと思う。







原沢香司 フクロコウジ旅と本と人@harasawa_koji2025年9月13日聴いた@ フクロコウジ 旅と本と人日記をなぞる形で、広島での被爆実態が立ちのぼってくる。生と死がないまぜになった世界が、確かにそこにあったのだろう。筆の力の強さは、安直に戦争の愚かさを描くのではない。市井の人たちの生活がどのように奪われたのか、変化したのかを淡々と書く。すごい力を持った作品だと思った。


てて@titi__o42025年9月3日読み終わった「あそこに転がっている、あの弁当を敵が見てくれないかなあ。あの飯を見たら、敵はもう空襲に来なくてもいいと思うだろう。もうこれ以上の無駄ごと、止めにしてくれんかな。僕らの気持、わかってくれんかなあ」 (p.57) 僕は或る詩人の詩の句を思い出した。少年のころ雑誌か何かで見た詩ではないかと思う。 おお蛆虫よ、我が友よ…… もう一つ、こんなのを思い出した。 天よ、裂けよ。地は燃えよ。人は、死ね死ね。何という感激だ、何という壮観だ…… いまいましい言葉である。蛆虫が我が友だなんて、まるで人蝿が云うようなことを云ってる。馬鹿を云うにも程がある。八月六日の午前八時十五分、事実において、天は裂け、地は燃え、人は死んだ。 「許せないぞ。何が壮観だ、何が我が友だ」 僕は、はっきり口に出して云った。 荷物を川のなかへ放りこんでやろうかと思った。戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。早く済みさえすればいい。いわゆる正義の戦争よりも不正義の平和の方がいい。 (p.204-205)




m@kyri2025年8月10日読み終わった@ 自宅広島や長崎の被爆者たちがこの世からひとりもいなくなる時がきたとしても、この小説があとに残るならばきっと核廃絶の希望は消えないだろう この世の地獄を煮詰めたような記述の数々のなかに、井伏鱒二自身が持つユーモアも随所に垣間見れて、決して快い読書ではないけど、それでも人間の強さ逞しさ美しさもまた感じられる小説だった 戦後80年の課題図書に良い本だった



amy@note_15812025年7月23日読み終わった感想戦争文学としてあまりにも有名な井伏鱒二の『黒い雨』 戦後80年だしと思ってようやっと手を出したのであった。小学校のころから知っていた作品だけど『黒い雨』というタイトルが禍々しすぎてずっと読まずにいた 『黒い雨』を読み、戦争の終わりが必ずしも平和の始まりではないことを痛感した。原爆投下の惨状は、日記を書き写すという形で再現され、過去の記録と現在の生活が交錯しながら物語が進む。その構成が出来事の記憶とその影響がなおも続いていることを強く印象づける。被爆による病や偏見、婚姻問題など、原爆が奪ったのは命だけでなく、人としての未来そのものである。これからも日本が唯一の被爆国であるべきだと強く思う。同じことを他の国の人たちは経験しないでほしいし、する必要は絶対にない 2024年ノーベル平和賞には日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が受賞した。それほどまでに核兵器は脅威と恐怖の象徴であり、「核兵器のない世界の実現を目指して尽力し、核兵器が二度と使われてはならないことを目撃証言を通じて身をもって示してきた」活動が受賞に値する活動であることを認められた 核兵器は廃止されるべきだし、核兵器禁止条約に署名するべきだと思う。過去の悲劇として片づけず、今も問いかけ続ける一冊である




にれ@elm_56562025年7月5日読み終わったこの夏は、今まで以上に戦争に関連する本に触れようと決意した際に選んだ1冊目。 原爆のおぞましさを直接的に描いている訳ではないのに、市井の人々のリアルな思いがひしひしと伝わってきて、読んでいてとても苦しかった。 戦後80年に改めて、戦争のことを知ろうと思えた。










































































