アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生
26件の記録
卯@usagi_yoppa2026年2月8日読み終わった箱根駅伝は毎年見る(家人が陸上オタクである)この歳になると若者が祖国を離れ、言語も食べ物も違う国でがんばっているというだけで泣けるのだが、そうは思わない人がたくさんいるのも知っている。 ケニア人ランナーはなぜ日本で走るのか? 書き手が経済ジャンル出身なので、Numberみたいなスポーツノンフィクションの手触りを期待すると肩透かし。もう少し競技目線の話も読みたかった。 それぞれのエピソードには驚きがあるのに、トーンが情緒的なせいか、なんだか散漫なまま読み終えた。前半は面白かったんだけどなー、スポーツオタクじゃないほうがいいのかも…
あゆぞう@ayuzooo2026年2月4日まだ読んでる箱根駅伝を観てて毎年疑問だった。舞台裏に迫る特番でも、エース区間を走る留学生ランナーたちのことはほぼ語られない。彼らが日本の大学に来た理由やその先のことが知りたかったので読んでる。とても面白く、考えさせられる。彼らは想像以上に重たいものを背負っている。- きくへい@KikuchiKohei2026年1月25日読み終わった圧倒的力作っ! 読みながら、著者に拍手を送りたくなる瞬間が何度もあった。 様々な議論を呼ぶケニア人ランナーという題材を、本作は問題点や軋轢だけでなく、その功績や一人ひとりの人間性も含めて丁寧に描き出している。とりわけガル高校について掘り下げた章は圧巻で、限られた情報を丹念に積み上げ、構造を明らかにしていく過程には、ミステリーを読んでいるかのような快感がある。清濁を合わせ飲みながら、なんとかケニア人ランナーを日本に送り込む仕組みを確立させていく様子が伝わってくる。 本作を貫いているのは、ケニア人ランナーも一人の人間であり、一人の学生であり、それぞれに人生や生活があり、駅伝に勝つための道具ではない、という極めて当たり前の視点である。しかし、その当たり前が、日本の駅伝文化や教育の現場では長く後景に追いやられてきたのではないか、という問題意識が本書の核にある。 アフリカ人ランナーが先頭を走っているにもかかわらず、テレビ中継のカメラが後方を走る日本人ランナーばかりを映す。これは日本のマラソン中継ではおなじみの光景だ。アフリカ人ランナーを特別な存在として、他者として、桁違いのものとして認識し、日本人の中だけの勝負に閉じてしまっていたことが、日本陸上界の低迷を招いてきたことは明らかだ。ケニア人ランナーの人生や人間性を知ることが、彼らを我々と同じ存在として感じることにつながり、それこそが陸上界の発展に必要なのだという提言を、本書は行っていると受け取った。


花蝶@hana-choh2025年12月20日気になる読みたいテレビでマラソンや駅伝を見ていると常に上位を走るアフリカ系ランナーたち。箱根駅伝にアフリカの留学生ランナーが出る理由。公平性、人種差別の議論も?スポーツビジネスの光と影について書かれた作品です。これらを知ったうえで見る、次回の箱根駅伝が楽しみです。構造的な問題を解決するには時間がかかるだろうが、彼らを応援する視聴者の目は今からでも変えられるのではと。一人ひとりの選手に注目し、彼らの走りを応援したいと解説にありました。 非常に興味深い作品です。読んでみたいと思いました。 私も今までと違った感情で、一生懸命走る姿を応援したいと思います。

















