やわらかなレタス

27件の記録
- ハル@early_spring2025年3月12日買った読書日記ずーーーっと前から読みたくて、だけど機会に恵まれず、中々読めなかったエッセイ。やっと買った。 ひたすら食べ物について書いてある。なんて美味しそうな本!
- 猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ心のすき間にそっと入り込んで、不純物を溶かしてくれるようなことばの効力がある。江國さんの言葉は、そういう所が好きだ。 独特のことばの言い回しや、表現の仕方が江國さんらしくて自然と口角が上がってしまう。
- 星埜まひろ@hoshi_mahi2025年3月1日買った読み終わった@ 自宅食べ物のエッセイに見せかけた、世界の話。江國香織が宇宙に行って、外側から地球を見たら、一体どういうふうに見えるのだろう。彼女から見える世界は全部不思議だらけで、そのほとんどが理解できないのだけど、圧倒的文章力で彼女が思うすばらしさを分けてもらったように感じる。
- 茉莉@matsuri_hon2022年12月31日かつて読んだ毎晩、ひとつずつ読んでいた短編集。 くるくる変わる天気や、季節や、生活にも食事の時間は必ずある。食事も、そのときに合わせて姿を変える。 ちいさいころ読んだ物語に出てきた食べものは覚えていない。でも「美味しそう…」と感じながら読んだはず。私だもの。
- ユメ@yumeticmode2016年10月2日かつて読んだ感想江國香織さんのエッセイを読むのは本書が初めてだった。ひそやかで、ひんやりと、きらきらした文章に陶然とする。「言葉に衝撃を受けるとその場から動けなくなる癖」があるという江國さんの、研ぎ澄まされた感覚がひしひしと伝わってくる。大雪の中入ったスターバックスで食べたドーナツ。雨の朝の台所で思い出す、宿酔の後に飲むトマトジュース。情景がそっと胸の内に送りこまれ、五感を刺激する。食べることは、記憶と分かちがたく結びついているらしい。何かを口にして過去を振り返る江國さんに、とても尊い光景を見せてもらっているような気になった。