殺人出産
137件の記録
ゆ。@XtVq42026年2月7日読み終わった@ 電車私は、10人産むことで1人殺せるシステムの中に入るだろうか?それが当たり前になった世界。今、私はヒトという種の存続のためなら自分も子供を産みたいと思っている。そのためなのか恋愛をして結婚をして妊娠して出産するという仕組みの上に乗っかることに違和感はない。むしろそれまで、その仕組みの外から外れたことのほうがおかしなことだと感じるようになっているくらいだ。となれば、殺人出産のシステムで種を存続させることが普通になった世界では、私はその正解の生き方を選ぶのではないかと思う。誰かに恋をすることと、誰かを恨むことは似ているし。過去に愛した人を現在では嫌っていることは誰しも経験があると思う。それと同じなのかもしれない。 「清潔な結婚」はラストが引っかかった。家庭内に性を持ち込みたくなかったのに、自分の性癖は子供を育てる上で弊害になることを実感し、嘔吐したのかな。性癖云々は抜きにして、清潔な結婚っていいなと思う。「消滅世界」に似ているなと思った。私も、夫婦の上には性欲はいらなくて、人生のパートナーが欲しい。恋愛なんて崩れやすいものの上にある夫婦という仕組みは脆すぎると思う。








バナナカプチーノ@bananacappuccino2026年1月28日読み終わったどれも絶対村田さんにしか書けないような世界観。既存の「普通」とされる価値観への強烈なアンチテーゼなんだろうな。本当にどれも凄かった。

はに@828282chan2026年1月28日買った読み終わったお気に入り◾️殺人出産 人口減少対策として、10人出産したら合法的に1人殺すことができる『殺人出産システム』が導入された近未来の日本が舞台。一見ぶっ飛んだ設定のように感じるが、制度ができた背景や社会的な合理性が淡々と語られるため、気がつけば作中の価値観を受け入れてしまっている自分がいる。 この作品で印象深かったのは、殺人の動機の扱われ方だ。10年以上の年月をかけ、命懸けで10人出産してまで達成したい殺意なのだから、殺される側はその執念深さを生み出すほどの卑劣な行いをしたのではないか、と予想していた。しかし、そこに描かれていたのは、殺される側に落ち度があるとは言えない、あまりに身勝手な理由による殺人だった。 社会が一定の条件のもとで殺人を許容した途端、殺意に大義名分は不要になる。そればかりか「社会のための制度」として正当化されてしまう。 ここで気づかされるのは、「人を殺したい」というアンモラルな欲望を抱く人であることと、その人自身にモラルがあるかないかは別問題である、ということだ。作中の『産み人』は、制度に極めて忠実な、社会規範を守る存在として描かれている。アンモラルとされる欲望は、実は食欲や性欲と同じように人間の内側にしばしば存在しているが、社会規範により存在を不可視化されているだけなのではないか。そのような欲望の存在を認めた上で、合法的な出口を設けて管理・利用する社会制度と考えると、過剰に合理的で恐ろしさを感じる。 さらに作中では、制度に則って殺人を行う『産み人』は人々から崇拝され、殺される側は尊い犠牲として位置づけられている。その構図は、生贄の儀式のようだ。「社会のため」という大義が与えられた瞬間、殺人が崇高な行為へと転じる。命を奪うという事実は変わらないはずなのに、社会の枠組みがそれを美しい物語に変換する。生贄の儀式は現実の歴史のなかにも存在していたはずだ。そう考えると、作中の人々の価値観が非現実的とは言えなくなる。 “恋愛とセックスの先に妊娠がなくなった世界で、私たちには何か強烈な「命へのきっかけ」が必要で、「殺意」こそが、その衝動になりうるのだ、という。”(p.10) 性と死にまつわる多様な衝動の形が描かれた作品だった。読み終えたとき、冒頭のこの言葉の意味がようやく腑に落ちた気がした。 ◾️トリプル 若者のあいだで三人交際が主流となった世界。女子高生の真弓は、同い年の男子二人と「トリプル」の関係になる。彼らが行う「マウス式セックス」は、交代制で一人がマウス役となり、身体全体を用いて他の二人を受け止める“口”になるという独特の形式をとる。 マウス式セックスは、一般的なセックスの形式とはまるで異なるため、一見すると奇妙で倒錯的な印象を受ける。しかし私は、それを単純に「変」だとは思えなかった。 真弓が一般的なカップルのセックスを偶然目撃し、挿入に執着する様子に嫌悪感を抱くシーンがある。真弓は一連の行為を「おぞましいこと」と表現したが、私にも同じような感覚がある。 恋人どうしがコミュニケーションとして行うセックスであれば、相手の反応を繊細に感じ取ろうとするやりとりが中心にあって然るべきだと思う。だが実際の行為では、挿入をゴールとする段取りにこだわるあまり、それらを軽視しているように感じることが多々ある。その上、なんだかグロテスクで湿っぽくて気持ち悪い。真弓の目線は、それらの違和感や不快感の輪郭を浮き彫りにしてくれる。 マウス式セックスでは、特定の身体部位を使うことにこだわらず、身体全体がコミュニケーションの媒体となる。私はそれについて素朴に「いいな」と思った。 しかも、三人で役割を循環するため、いわゆる攻め・受けの構図が希薄で、それが関係性に均衡を生んでいるようにも思える。男だから・女だから、というジェンダーのしがらみから解放された関係性の形は、軽やかで新時代的だと感じた。 ◾️清潔な結婚 性的な欲求を家族に見せる・見られることに生理的嫌悪感があるという理由で、互いに性的なことを求めないと決めた夫婦の物語。快楽のための性行為は家庭外で行い、生殖は専門のクリニックでシステマチックに行う取り決めをする。「配偶者以外とは性的な関係を持ってはいけない」という現実の社会常識に、真正面から切り込んでいくのが痛快だ。しかも『清潔な結婚』というタイトルにするのは、だいぶ皮肉が効いている。 恋愛・結婚・セックス・生殖が一直線に並べられている現代社会の価値観は、自然なもののように見えて、実は無理を孕んでいるのではないか。この物語では、その違和感をシニカルに描き出している。 クリニックで清潔な生殖を行う場面は、かなり馬鹿馬鹿しかった。家族という枠組みのなかに性的欲望を持ち込むのは不自然なのではないかと感じる瞬間が自分にもあるが、だからといって、この形がいいかと言われるとそうは思えない。 「性」と「家族」を分離することで、守られるものと失われるものがある。ちょうどいい塩梅を見つけるのは難しい。私自身、はっきりしたスタンスを持っていないことに気がついた。 ◾️余命 医療技術が発達し、人は各々好きなように死期と死に方を選べるようになる。死に方にはその人の価値観が露骨に出るとされているため、多くの人は「自分らしい死に方」を意識するようになる。 死後に自分が何と言われようと知ることはできないにも関わらず、つい「センスのいい死に方」にこだわってしまう自意識過剰さがなんとも滑稽だったが、同じ状況に置かれたら私もやってしまうだろうなと思った。
ゆな@Nemophila_yn2026年1月22日読み終わったトリプルの性行為シーンがとても生々しくて気持ち悪くなってしまった 3人で付き合うことを否定はしないがこんな性行為は受け入れられないな 清潔な結婚の2人の考え方は結構私に合っている気がした 好きな人とハグしたい、一緒にいたいとは思うけれどセックスしたいとは思わないので、この2人のような結婚生活は幸せだろうなと思う 最後の描写はよく分からなかったな 何故彼が吐き気を催したのか分からないから解説とか読んでみたいな
ゆな@Nemophila_yn2026年1月17日読んでる命の重さがずっしりと心にのしかかっているような気分 先日授業で行った魚の解剖を思い出して今更怖くなってきた あの時は植物の観察と同じような感覚だったのに、殺人出産のラストシーンがやけに生々しく感じられて、解剖した魚のことが頭から離れなくなってしまった レポートのために撮った写真が本当に恐ろしく感じる グロテスクな状態になった魚では無く、私自身がそんな状態にしてしまったという事実が今更ながら重さを増してきた 命をいただくことの重さを理解しているつもりだったのに、本当の意味では理解できていない、考えがまだまだ浅く未熟なことを突きつけられた気分
ももいまゆこ@mayuge_552026年1月16日気になる読み終わった読了。 夜思い出し、怖くて震えた。 色んな感覚や感触の描写がリアル。 人間や世間の価値基準なんてあっという間に変わる。戦前〜戦後だってそうだったし、現在進行形で変化する。 益々合理化、機械化が進んでゆく世の中を見ていると、近い将来本当にこの本にあるような世になりそうで恐ろしい。ここ数年で「人間性」すら機械(AI)に侵食され揺らぎつつあるように思う。 いつだって真逆の価値観を採用することが出来るし、いつの時代であっても両極端までグラデーションで色んな価値基準を持つ人間がいる。 そんな人間が一番怖い。 それを知っていて、且つ自分自身はどちらかの極側に居て簡単には変われない方だから余計に怖くなるのかもしれない…。
うに@urara04032026年1月10日読み終わった子供を産むことが拷問として罰として機能している世界ね〜🌍それを産み人として讃え、殺される方も讃えて送り出される。すごい世界だ。私はあまり人を殺したいと思ったことがないなと気づいた。
青甲羅@ao_coke2026年1月8日読み終わった再読何年かぶりの再読。前に読んだ時とは違うことを考えるようになった自分の変化は、どんなことを考えるにせよ嬉しいことだと思う。 人間は制度によって、人口を、人間という資源を、人の生き死にをどこまでコントロールできるのか。個人の欲求や選択を、どこまでシステムに取り込めるだろうか。今回はそんなことを考えながら読んだ。




つのぶえ@shofar2026年1月6日読み終わった落ち着かない気分になる。文学作品の最後になぜ解説という読了感を壊してかねないものが載っているのがずっと疑問に思っていたが、こういう気分を鎮めて距離を取るために使えていたのではないかと思った。つまり、解説もなく、あっさりとした死で終わるこの作品と、まだ距離を取れずにソワソワしている。 殺人や性行為、出産、死のもつ、グロテスクな部分を、社会が綺麗にしようとすることで、かえってそのグロテスクさに思いを馳せることになるよう。 今の社会が持つ普通というものが、実はもっと相対的で、移り変わるものであるということが描かれているようにも思うが、果たして本当にそうなのか。 本当はもっと絶対的なものがあって、その絶対的なものを見失ったが故に、全てが相対化されて、移り変わり、やがて消えていくような今の社会になったのかもしれないと思ってしまう。 しかし、もっと清らかなものがあるのではないかという願いすらも、この作品の中では、従姉妹のミサキちゃんの純朴な祈りによって、否定されているのかもしれない。



なび@nasubi_dev2026年1月5日読んでる@ 自宅Readsで読んでる人が流れてきたから、先に読んだ 村田沙耶香さん特有の現代と地続きのSFに、主人公の冷めて物事をフラットにみる世界観。 今までコンビニ人間、生命式、地球星人と読んできたけどハズレがない。 今作も日常を描いているはずなのに見てるこっちが勝手にハラハラしてしまう展開の連続 ラストの情景描写は秀逸すぎる、主人公は温度のある興奮を抱いているはずなのに、こちらにはそれが伝わってこなくて恐怖





- ユユユ@Yutah03282026年1月4日読み終わった@ 自宅一貫してグロテスクで気持ち悪かったのに読みやすくてすごい。今生きてる世の中に違和感を覚えさすような設定作りが秀逸。パンチのある作品だった。
まお@mao_ssss2026年1月2日読み終わった村田沙耶香すげー…… 村田沙耶香の好きなところは突拍子もない世界観を出してくるのに、それが当たり前として受け入れられているところ。でもその中に絶対受け入れられていない人がいるところ。 時代の移り変わりが感じられて、歴史の中にいるんだという気がする。 いつだって新しい価値観は生まれていて、それを受け入れている人もいれば拒否している人もいる。そういう意味で、村田沙耶香の小説はとってもリアルだと思う。 今回は「死」と「出産」をテーマとした1冊だった。いろいろな価値観に触れられてさいこーに楽しい時間!
あおい@booklover_aoi2025年12月9日読み終わったKindle Unlimited積読消化@ 自宅2025.12.9読了。 メンタルが安定してる時に読もうと数ヶ月積読にしてた本。 世界観がすごかったです。 表題の『殺人出産』は特にインパクトが強かった…! あらすじだけ読んだら突拍子もない設定だと感じるのに、読み始めたらそういう世界観なんだなと思ってしまう。 「恋愛とセックスの先に妊娠がなくなった世界で、私たちには何か強烈な「命へのきっかけ」が必要で、「殺意」こそが、その衝動になりうるのだ、という。」 この一文を読んで、『生殖記』にも通じるような部分があるように感じました。 性行為が必ずしも生殖行為につながらず、体外受精などを活用することで家庭に父親か母親がいないことがスタンダードになる社会が来る、家族の価値観が転換する予兆を複数の作家が感じているんだなと思いました。 印象深い読書体験でした。




もふもふたろう@mofutaro_0012025年12月3日読み終わったおどろおどろしい感じかな、と思ったけど意外と現代で共感できる部分もあった。 設定とか倫理は共感できるか、と言えるかはわからない。それより常識そのものがすげ替わりしたときの感覚がなんだかリアルな感触だったのが自分にとっては面白かった。この先常識が入れ替わっていく中で果たしてどれくらいそこについていけるのか、少しの恐ろしさと共にそれを認識できたことがちょっと楽しかった。
nk10@nk102025年10月8日買った読み終わった知人が村田沙耶香が好きということで、あらすじを読んで面白そうなので購入。ミステリーやサスペンスなど先が読めない展開が好きな私にはあまり刺さらず…。結末が予想できてしまった。
siu@rain07302025年9月24日読み終わった理解できそうで理解できないような、ありそうでないような世界線の話だと思った。「言いたいことは分かるぜ。でもな…」みたいな感じ。理性とか倫理観とかそういうのに邪魔されてその世界の住人になりきれない。むしろ読者が異質と感じさせられた。面白い。



rep@toponder_r2025年8月24日読み終わった心に残る一節“大きな時の中で世界はグラデーションしていて、対極に思えても二つの色彩は繫がってる。だから、今、立っている世界の『正常』が、一瞬の蜃気楼に感じるんです” ------------------ その世界での“当たり前”や“変わりつつある新しい価値観”で生きる主人公たちが描かれていて、周りとのコミュニケーションを通して価値観が揺れ、なぜそんなことを考えるのか?と迷いが生じることもある。その矛先が、今読者側の私たちの“当たり前の価値観”であるというのが面白く感じた。






Kadoma@Enchin20112025年8月16日読み終わった怖い相変わらず読んだあとにゾッとする内容。 最初の「殺人出産」の章が一番怖かった。 産み人にはなって10人産めば1人殺してもいいと言う新しい少子化対策用のシステム。新しい世界についていけなかった人達にとってそれがどれだけ残酷かが描写される。そして世代が変わるにつれ、どんどんそれが常識になっていくのが恐ろしい。 今の常識なんてものは簡単に変わりうることを思い知らされた。 2日で読了⏳









ごとー@ptk5102025年8月14日読み終わった正義と常識がだんだんスイッチしていく時の感覚、現実にもぼんやりあるよなーと妙に納得した。 漠然と苦手意識があったけど、意外と村田沙耶香作品、読めるようになってるかもしれない。








読書猫@bookcat2025年7月30日読み終わった(本文抜粋) “恋愛とセックスの先に妊娠がなくなった世界で、私たちには何か強烈な「命へのきっかけ」が必要で、「殺意」こそが、その衝動になりうるのだ、という。” “「突然殺人が起きるという意味では、世界は昔から変わっていませんよ。より合理的になっただけです。世界はいつも残酷です。残酷さの形が変わったというだけです。私にとっては優しい世界になった。誰かにとっては残酷な世界になった。それだけです」” (「殺人出産」より) “死んだあと、あの人はああ死んだらしいとか、普段は地味なのに派手で迷惑な死に方をする奴だったとか、いい歳してあの死に方はないだろうとか、人間性を噂されたりセンスを笑われたりするので、なるべくおとなしく、それなりにお洒落に死にたい。” (「余命」より)
U@U_06102025年7月29日読み終わった命に関わる短編集。発想がすごい。歪んでいる世界なのに綺麗に整頓されている世界にも見える。読みやすいのに無駄がない筆致。Kindle Unlimitedで読了。

- 綾鷹@ayataka2025年7月16日・過去の世界を信じ切っているか、今、目の前に広がっている世界を信じ切っているか、というだけで、世界を疑わずに思考停止しているという意味では変わらないと思いますけど ・ミサキは真っ直ぐに世界を信じている。この「正しい」世界の中で呼吸をし、生きて、未来へと命を運んでいく。そのことにぞくりと身体が冷えて、私は自分の肩と腕を拳でこすりながら歩いたが、鳥肌がたったまま消えることはなかった。 ・大丈夫、真弓は清らかだよ。きっと、真弓も、お母さんも、友達も、三人とも清らかなんだ。だから他の人の清潔な世界を受け入れることができないんだ。それだけだよ。

もん@_mom_n2025年6月12日読み終わった心に残る一節@ 電車ライブ会場に向かう電車の中で読む。 表題作は、他人を産みたいとも殺したいとも思わない自分には全く共感できない物語だけれど、それでものめり込んで読んでしまうのはやっぱり村田さんの文章が好きすぎるからなんだろうな。 最後の『余命』が特に好き。勝手に生まれさせられたんだから死ぬ時くらいは自分で決めたいと考えることがあるが、自分で自分を葬るのも確かに大変だよなあ。 p.89 「世界の変化は止められないわ。いくら叫んでみたところで、『更生』されるのはあなたのほうよ。あなたが信じる世界を信じたいなら、あなたが信じない世界を信じている人間を許すしかないわ」 p.94 私たちはいつ死ぬかわからない日々の中を生きている。いつ殺すともしれない日々の中を生きている。殺人のそばで、私たちは取り替えられながら生き続けている。きっと何千年も前から。 p.118 たとえ100年後、この光景が狂気と見なされるとしても、私はこの一瞬の正常な世界の一部になりたい。私は右手の上で転がる胎児を見つめながら、自分の下腹を撫でていた。




あやな@ayn__1242025年5月6日読み終わった村田沙耶香の作品はいつも世界観が独特で、生死の話が多い。非現実的で共感など出来ないはずなのに、何故か居心地が良い。村田沙耶香の世界の中では、自分がどんなに変人でも許されるのではないかという安心感がある。
nica@nica2025年4月19日買った読み終わったいやはや 癖の強い... でも私は好きだわ よくよく考えたら自分は この人〇したい と言う程に人を憎んだことないな。 当たり前なのか幸せなことなのかは分からないけど ... そもそも10人も子供産むとか私には無理だわ


nessie@nessieayako2025年3月29日読み終わった『世界99』に圧倒されたのを機に読み始めたコンビニ人間以外の村田さん作品。おもしろい〜 私らをとりまくルールやら常識は、たまたまいまはこのかたちだけど、なにかが違ってたらそうではなかった可能性も、今後ひっくり変える可能性もぜんぜんあるのよね。 現実世界で実際にこう思ったら人間の一線越えてしまうだろうなってくだりが、とても美しく感じられたことに戸惑ってる。

猫@mao10122025年3月10日かつて読んだ自分がもし、子どもを10人産んで誰かひとりを殺せる立場になったならどうするだろうか。それが『権利』であるのなら、たぶん、殺すだろうな。『殺意』は蜃気楼のようなもの、という言葉。生きていたらいちどは誰かに深い憎しみや殺意を抱いて生きることもあるだろう。 その他に収録されていた短編も良かった。 誰だって、自分がしている恋愛やセックスがいちばん尊くて正しいのだと思う。






ひらこう@flatwell_47922025年3月8日読み終わった一見ありえないと思ってしまうけれど、そう感じてしまうことそれ自体を嘲笑しているような、ブラックな世界観の短編小説。 常識が揺さぶられる感覚が心地よい。
本子@spring_03052025年3月6日読み終わった感想村田沙耶香さんの作品は毎回宗教的な感覚になって、目眩がするが、人生で一回くらいは恋愛ものも見てみたいところではある。 自分が"正しい""普通"だと思ってることを他者に押し付けるのは無駄な争いを生むだけだからやめた方がいいと思った。
magaokun@magaokun2025年2月13日読み終わった@ 自宅SF小説と呼んでも良さそうな内容。設定や世界観も凄いが、人間の内面と価値観の変化が描かれていて、読書でしか味わえない魅力のある作品でした。







うさみ@usami2017年1月12日かつて読んだ10人産んだら1人殺していい世界、【トリプル】という3人で付き合うのが流行の世界、【死】がなくなり自分で寿命を決められる世界。 各短編でえがかれるのはとんでも設定なのに、こういう未来もあるかもなと思わせるのは、生々しくて共感してしまう心情描写のせいかも。 特に表題作の「殺人出産」では、主人公が人に殺意を抱くエピソードが良かった。誰かを殺す妄想で、誰かに対する怒りを鎮める経験なんてみんなしてると思う。だから、この世界がリアルに受け入れられた。最後の殺人シーンは綺麗で吐き気がした。

















































































