くもをさがす

35件の記録
- wakka@marui2025年3月15日読んでる日本で生きること、女性として生きることについて考えさせられる描写が多い。 心の柔らかい部分に寄り添ってくれる本。 またガン治療が思うように進まないもどかしさがありながら、人間の動物としての強さを感じる。
- まるまるbooks@maru__books__2025年3月11日西加奈子さんの乳がん等病記、だけど全く闘病記らしくなかった笑 カナダの医療を描いてるんだけど、看護師さんが大阪弁笑 だし、手術の前に大声で突っ込んだりしてる笑 そんなたまに適当だけど朗らかで明るい医療現場を描いてるから、全く暗くなくて、明るい!って印象を持った本。 その一方で、自分の体のボスは自分だ、医者任せじゃなくて自分で調べて責任をとるとか、気づきをもたらしてもくれた。
- 猫@mao10122025年3月7日かつて読んだ癌治療の闘病。コロナ禍。 私はまだ20代前半だが、どんな病気にかかるか分からない。「私は大丈夫」なんて謎の自信を持って毎日を過ごすことは、もう数年前から恐ろしくて出来なくなった。 喜び、楽しみは皆それぞれ、何があろうとも等しく平等に持ち合わせているものだ。その自由は、例え病気であろうとも奪われる権利はない。 癌のことを恨まない西加奈子さんの考え方に素直に驚いた。 様々なものが重なり、人間もこの世界も目まぐるしく変化し続けていく中だけれど、これからもめいっぱい自分を生きていきたい。
- まりみ@bookcook2025年3月4日読み終わったすごく励まされた どうしてだかわからないけど カナダの自然豊かな風景、西さんの周りの人のあたたかさが常にあるからか、読みながら時折すごく不安にもなるんだけど、1人じゃないという安心感がある。 けれど想像するしかないような痛みや恐怖は自分1人で引き受けるしかなく、それでも周りの助けを借りながら新しい日常を生きようとする、そのたくましさみたいな何かに、すごい、と思った。書いてない部分でのつらさは絶対にある、んだけど、かっこいいと思った。 がんのお話ということで身構えていたけど、英語が全て西さん出身の関西弁で翻訳されていてやわらかな気持ちになれる。
- はぐらうり@hagurauri-books2023年10月14日読み終わった癌はわりと身近で、緊張感を持って読んだ。この方は等身大を描けてすごい。信頼できる。 生涯のうちに読み返すことがありそうだなぁと思いつつ、読まないことになるといいなぁと願う。