ジンタルス RED AMBER
51件の記録
たかの@takano2026年8月13日読み終わった青い琥珀、と言うか、紫外線を照射されると青く発光する琥珀は実在して、ものによっては日光に翳すだけでもそこそこに青みを呈したりもする。 実体のない明日と、青。そして太陽が昇る。
りなっこ@rinakko2026年8月7日読み終わった素晴らしい読み応え。19世紀ロシア、農奴という虐げられる者の側に生まれた主人公ミーシャと、13世紀バルトで北方十字軍の不条理な殺戮によって家族を失った少年ジンタルス。ふたりの物語は交錯し、「在る」ことそのものの悲運にあらがう彼らの旅の軌跡が記される。 太古の地層から流れ出して海の旅をした琥珀が、海の青に染まることはない。そんな琥珀の中でも、とりわけ紅くあろうとする〈紅い琥珀〉にミーシャは惹かれた。心から自然に溢れてくる言葉を綴り、ただ己の感じたままを表現しようとしたミーシャの魂の在り方も〈紅い琥珀〉だった。




なのか@soh_nanoka2026年7月28日読み終わったまた読みたいあまりにも、あまりにも凄い。圧倒的すぎる。最高傑作の看板に偽り無し。 読んでる間は「好き」「良い」「最高」だったけれども、読み終わった今、そんな評価語ひとつでカテゴライズできなくなってしまった。「琥珀」の意味、出来事の順序、与えたもの、与えられたもの、語りたいことがあまりにも多すぎる…。noteに書きます…
ぽんぽこピッツァ2号店@tamagodyeah2026年6月21日読み終わった読書記325 重厚かつ複雑な物語を、読者を置いてきぼりにすることなくまとめ上げた手腕に改めて感服する。 ロシアの農奴ミーシャと、彼が描く琥珀(ジンタルス)の物語が交互に繰り返されながら進む。それぞれの物語の中でも、語り手が入れ替わり、波に飲まれて運ばれていく流木のような気持ちになる読書だった。 物語を心に秘め続けたミーシャは過酷な環境を友と生き延び、友を失ったジンタルスは己を失う。自分ではどうにもならない大きな流れに翻弄されているのは同じだけど、2人は異なる未来を進む。
白玉庵@shfttg2026年6月14日気になるKさんの投稿で。 Readsでよく流れてくるけれど、皆川博子って読んだことがないのだ。(そもそも日本の現代作家で、読む人が限られすぎている) ここで自分と読書傾向に共通点がいくつかある人たちを何人もみつけられて、その人たち複数が皆川博子の著作を挙げているということは、かなりヒットする確率が高い。そこにきて、「日本のウンベルト・エーコだ」と言われたらもう読むしかない。









K@readskei2026年6月14日読み終わったロシア帝政下、当局に睨まれながら画才・文才を花開かせた若者の武勲。 「ジンタルス」はラトビア語の琥珀。積年の思いがしたたり結実する作品に、何と甘美な題をつけるかこの作者は。皆川博子は日本のウンベルト・エーコだと思っている。



春の-yoc@yoc8383-book2026年6月5日読み終わった13世紀バルトの十字軍と「異教徒」殺戮と強奪,復讐の物語が交錯する 顔の見えない戦 流転する正義と悪の中で何を選択し,思考し表現するのか 「戦闘を知らずに生を終われる者は幸せだ」 憎悪に生きる者の心の叫びが苦しい 討伐,殺戮に慣れゆく者,拒絶する者 罪を許すのは何ものなのか 道半ばで様々な立場の者が立つ岐路の,各々の選択とその結末 幾つもの言葉と場面が脳裏にこびりついて離れない やはり皆川先生の紡ぐ物語の引力は凄いなぁと

- たくや@nata70452026年6月4日読み終わったなんともはや。数多の才能ある人が、農奴制やシベリア流刑でちっていったんだろうなぁ。本作の主人公の様に生きられた人が少しでも居たら良いな。しかし、露西亜わ嫌いだ。




































